猫がおねだりしている時の3つの仕草

猫がおねだりしている時の3つの行動

• 鳴き声でおねだりする
• 飼い主さんをちょんと触っておねだり
• スリスリしてアピール

猫は信頼している人に対しておねだりすることがあります。「餌やおやつがほしい」「もっと遊んでほしい」など何か欲求がある時には、その欲求を叶えてくれそうな人へ訴えるおねだりの行動に出るのです。

そのため、猫がおねだりされる人は普段猫にごはんをあげる係を担当していたり、猫と遊んであげることが多かったりする人は、猫からおねだりアピールをされることがあります。そこで今回は、猫のおねだりについて詳しく説明していきます。

猫がおねだりをする時の行動は、猫によって変わってきますがよく見られるおねだりの行動として挙げられるのが「鳴いてアピールする」「ちょんちょんと飼い主さんを触る」「スリスリとからだをすり寄せる」の3つです。

もちろん、それ以外の行動でおねだりアピールをする猫もいますが、今回はこのおねだりする猫の3つの行動について以下の項目でそれぞれ詳しく解説していきます。

鳴いてアピールする

猫は何かおねだりをしたい時に「にゃーん」と高い声で鳴く傾向にあります。しつこい猫の場合だと自分の欲求が通るまで何度も鳴いてアピールすることもあるため、飼い猫がなかなか鳴き止まなくてつい欲求に応えてしまうという飼い主さんもいるほどです。

また、飼い主さんに聞こえるように大きい声で鳴く猫もいます。猫の鳴き声を無視していると、猫が「聞こえていないのかな」と思い、鳴き声のボリュームが大きくなることもあるようです。

ちょんちょんと飼い主さんを触る

人間同士のコミュニケーションでは「ねえねえ」と相手の肩を叩くことがありますが、猫も人間のように相手をちょんちょんと触ってアピールすることがあります。

最初は飼い主さんには触れず、視線を送ることによってアピールする猫もいますが、それで気づいてもらえなかった場合は、飼い主さんを直接触っておねだりすることがあるのです。また、飼い主さんを触った上で「にゃーん」と鳴き声を出しておねだりする猫もいます。

スリスリとからだをすり寄せる

体をスリスリと飼い主さんにすり寄せる行為もおねだりのサインです。特に遊んでもらいたい時や淋しい気持ちを伝えたい時、猫のごはんを用意している最中などにこのようなおねだりの行動をとることが多く、「もっとかまって」「早くごはんをちょうだい」といった要求を訴えている可能性が高いです。

ちなみに、外から帰宅した際などにもスリスリと寄ってくることがあります。猫は自分の知らないにおいがすると不安になる傾向があり、自分のにおいを飼い主さんに付けて安心するためにスリスリとからだをこすりつける習性があるのです。

「スリスリしている=おねだりしている」とは限らないため、状況によって猫の気持ちを判断しましょう。

猫のおねだりには応じてもいい？

猫のおねだりは応じない方がいい

猫のおねだりに何でもかんでも応えてしまうのはおすすめできません。猫は一度学習したことを覚えて、繰り返す習性があります。猫のおねだりに負けた結果、おやつをつい与えてしまったり、遊んでほしくない物や場所でかまったりなどといった行動を一度でもとってしまうと「おねだりすれば要求が通る」と学習してしまいます。

猫のおねだりに応じれない時はしっかりとしつける

猫のおねだり行動を無視するだけならまだ簡単ですが、しつこい猫の場合だと、わざと飼い主さんが困ることをして要求を通らせようと企む猫もいるため、誤って学習する前に「ダメなものはダメ」とはっきり教えることが重要です。

猫に可愛くおねだりされると、つい甘やかしたくなってしまいますが、その結果おやつの食べ過ぎになって病気になったり、困った遊び方をされたりする可能性があるため、心を鬼にして対応しましょう。

おねだりする猫達

ベルを鳴らしておねだりする猫

SNSやテレビでも話題になりましたね！ベルを鳴らしておやつをおねだりする猫ちゃん達です。おねだりする時にベルを押す姿がとても可愛いですね！

おやつちょうだい！おねだりする猫

2本足で立っておねだりポーズをする猫です。かわいい猫の手で一生懸命おやつをおねだりしている姿にキュンとしますね！

飼い主さん見て？とおねだりする猫

飼い主さんの食べている物が気になる猫ちゃん。一生懸命飼い主さんの顔を覗き込み「私それ欲しいんだよ？」とおねだりアピールする猫ちゃん達でした。

まとめ

猫はおねだりして人間に甘えて媚びることができる、とても賢い生き物です。

人間の反応をよく観察していますし、猫は一度おねだりに成功したらその時の経験をきちんと覚えています。

あそのため、わがまま放題な猫にならないように、おねだりされても適切に対応することが重要です。