猫の首の後ろをつかむと大人しくなる理由

猫の首の後ろをつかむと大人しくなる理由

猫の首の後ろをつかむと大人しくなるのをご存知ですか?猫の首の後ろ、人間でいうとちょうどうなじにあたる部分をつままれると大人しくなるのは実は反射的な行動なのです。いったいどのような理由で首の後ろをつかむと大人しくなるのでしょう?またその活用法や注意点はあるのでしょうか?愛猫の生態を知っていざという時に活用できるように是非見ておきましょう。

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猫の首の後ろをつかむと大人しくなる理由

猫の親子

母猫が子猫を運ぶ姿をみるとちょうど首の後ろを咥えて運んでいるのを見ますよね。

これは母猫に首の後ろを咥えられた子猫が、母猫の労力を減らすように本能的に大人しくする行動なのだそうです。誰に教えられたわけでもないのにそれがわかっている子猫はすごいですよね。

猫の首の後ろをつかむ研究

この反応は実際に研究データとしても発表されていて、首の後ろを掴まれた小動物は「動きの減少」「鳴き声の減少」「心拍数の低下」が見られたのだとか。つまり鎮静反応が見られたということです。

よって首の後ろをつかむと大人しくなる理由は「母猫に運んでもらう時にその労力を減らし、生存確率を少しでも高めるため」ということになります。

猫の首の後ろをつかむ活用術

エリザベスカラーをした猫

猫の首の後ろをつかむことで大人しくなる習性を利用すれば様々なことに役立てることができます。

例えば動物病院などに連れて行くとき、動物病院に行くことを悟った猫ちゃんが逃げ回って大変、捕まえてもキャリーにいれる時に暴れてまた逃げちゃって・・・いつになったら病院に行けるの!?と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

そのような方におすすめしたいのが、この猫の首の後ろを掴む活用法です。逃げ回っている猫を捕まえたら、首の後ろを掴むことで猫は反射的に大人しくなります。その隙にキャリーバックに押し込めば連れていくことができます。

さらに猫が嫌がる薬を飲ませるときも首の後ろを掴めば大人しくなりますので飲ませることが比較的楽にできます。さらに怪我の手当てをしている時にパニックになってしまった猫を大人しくさせるのにも首の後ろを掴む方法は有効活用できます。

暴れてどうしようもない!それでもやらなければならないことがあるという時は、少し可愛そうですが首の後ろを掴み大人しくさせる方法を試してみてはいかがでしょうか?

猫の首の後ろを掴む時の注意点

箱にはまった子猫

首の後ろを掴むのを嫌がったらやめる

猫の首の後ろを掴む時に気を付けたいことが、猫が嫌がったらすぐにやめるということです。いくら母猫に咥えられる場所だと言っても、いきなり首の後ろから持ち上げられたら猫だって驚きます。まずは痛がったり嫌がったらすぐにやめることが重要です。

もし猫の首の後ろを掴みたいならば、日ごろから首の後ろを掴むのを慣れさせておくと、いざという時に抵抗なく掴ませてくれるかもしれません。

まずはリラックスをさせて猫の首の後ろを軽くつまみながら肩を揉んだり、撫でてあげたりすることから始めて、徐々に首の後ろを強く掴めるようにしてはいかがでしょう?

うまくいけば首の後ろを掴んで持ち上げられるようになるかもしれません。

首の後ろの正しい掴み方を学ぶ

猫の首の後ろを掴めば大人しくなるとは言っても、無暗にその首の後ろ辺りを掴んでしまえば猫にとって痛い思いをするだけです。正しい掴み方をしてあげるのが上手につかむコツでもあります。

首の後ろといっても掴む場所は首の後ろ全体ではなく、首の皮と肉だけをつまむのです。この時、首の後ろの筋を一緒に掴んでしまうと非常に痛いので、首の後ろを軽くつまんだ時に筋の違和感がないかしっかりと確かめるようにしましょう。

首の後ろの掴み方が悪いと危険な場合も

猫の首の後ろを掴むのは実は賛否両論あります。首を掴んで持ち上げるのは猫の神経を傷める原因になる、骨に負担がかかる、掴む場所を間違えると痛いし苦しいので虐待のようになる、という意見があるのです。

そのような考えもあることを理解したうえで、正しい方法を取って首の後ろを掴むようにしましょう。いざという時に活用できる方法ではありますが、このようなリスクがあることも否定はできませんので、猫の首の後ろを掴む場合は気を付けるようにしましょう。

まとめ

茶トラ猫の親子

いかがでしたか?猫にとって首の後ろをつかまれるのは子猫時代に生き残るための術だったということが分かっていただけたのではないでしょうか?

猫の首の後ろをどうしてもうまく掴めないという人は、クリップを猫の首の後ろにつけると大人しくなるという情報もあります。愛猫に大人しくしてほしくて困っている場合は、愛猫の首の後ろにクリップをつけて少しだけ大人しくしてもらってもいいかもしれません。ただし長時間つけるのはよくありませんので悪しからず。

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