ポチタマならぬ、プチ玉だった!
犬の名前の定番「ポチ」という語源は、漢字に表すことが出来ない通り、西洋から入ってきた言葉です。
犬の場合、英語でまだら模様を ”パッチ” と発音します。日本では、犬の毛色で名前を呼ぶ習慣があった様で、パッチを=ブッチ(ブチ)と聞き違え、さらに言葉が変化して”ポチ”になった説や、英語の俗語で犬を意味する、Petitpooch(プーチ)から来ているとも言われています。
個人的には、もうひとつの説で挙がる、「小さい・可愛い=プチ」がポチに変化した事を押したいです。また、その他にもチェコ語で「ポチェ=来い・おいで」からのポチ説もあり、様々な由来が存在しています。
猫の名前の定番「タマ」にも諸説あります。現在は飼い犬より飼い猫の数が勝る!とも言われるほど、日本で多くの猫が暮らしていますが、昔は猫がとても珍しい存在でした。
その為、猫を貴重な「宝玉」を表し、タマと呼んだり、玉でじゃれて遊ぶ姿が可愛い事や、玉のように丸まって眠る事から、愛称に繋がったとも言われています。
その他、神秘的=魂・霊=タマ、からの連想や、”おたまさん”と、女性の名前から付けられて広まった説に加えて、世田谷にある招き猫発祥と言われる、豪徳寺で飼われていた猫 ”タマ” が流行した等も、説としてあります。
- 犬は、猟犬や番犬として家を守って貰う存在として。
- 猫はネズミなどの害獣駆除要因に加え、珍しい存在として。
どちらも今とは少し違った形で活躍をして来た身近な存在ですが、重宝されていた事に変わりありません。
ポチにタマ、その名前が付いた犬や猫は、少なくなったなと感じます。我が家の愛猫達にも、タマはいませんが、現在は家族として、想いや意味を込めて付けられた名前がたくさんです。その、犬猫の名前ランキングが毎年発表されるようになったのも、時代の変化だな、と感じます。
犬・猫の名前ランキング!
人同様にペットの保険が当たり前になりつつある世の中です。この、ペット保険を扱うアニコム損害保険会社では、
- 犬は11月1日(犬の日)
- 猫は2月22日(猫の日)
に、名前調査を実施し、その後発表しています。
2017年、第13回猫部門
総合第一位は・・・『ソラ』に決定!
また、
男子部門 第一位・・・『レオ』
女子部門 第一位・・・『モモ』
と、各部門10位までのランキングとなっています。
2017年、犬部門は11月1日、これからの発表となるので、前年度になってしまいますが
2016年 犬部門
総合第一位・・・『ココ』
男子部門 第一位・・・『レオ』
女子部門 第一位・・・『モモ』
となっています。昨年の犬部門と、今年の猫部門、男子と女子の第一位が同じな事に、名前の流行の大きさに驚きますね!このお名前ランキング、『レオ』&『モモ』の1位君臨は、ここ数年維持されていて、親しまれている事も感じられます。
その他のお名前ランキングや品種ランキングが気になる方は、公式HPをご確認ください♪
▼アニコム損害保険会社
https://www.anicom-sompo.co.jp/
ランキングの他、保険の説明も分かりやすいサイトです!
まとめ
ポチ・タマから始まって、ソラにココ、レオにモモと、世の中の流れに乗って素敵な名前が誕生している事に、平和を沸々と感じます。ポチ、タマと言う犬猫を代表する名前は、この先も世の中から忘れられない名前で、犬猫の歴史の1つとして、この先も語り継がれて欲しいです。
これから家族として犬や猫を迎える際には、ポチや、タマを候補に入れてみたり、ランキングを参考にしてみたりすると、家族の会話も更に幅が広がる事でしょう♪