1. 短くて濁音入りの名前
猫ちゃんが自分の名前を呼ばれて、飼い主さんの方にトコトコとやって来る姿はなんとも愛らしいものです。
生物学的には猫が自分の名前をきちんと認識しているという確証はないのですが、猫は基本的に短い名前(2~3文字)ぐらいの名前の方が認識しやすいと言われ、音は濁音(例ジジ、あずき、チビなど)だとさらに聞き取りやすいとされます。
このことから、自分の名前を呼ばれた時に飼い主さんの所へやって来てほしいな、と感じているなら猫ちゃんが認識しやすく、聞き取りやすい音にするのが良いと言えるかもしれません。
多頭飼いの場合は
また、お家に数匹の猫ちゃんがいる場合、お互いの名前が似た響き(例:ココ、モコ)などだと、どちらが自分の名前か分からなくなってしまうこともあるそうなので、できるだけ猫に個々の名前を覚えてほしいという飼い主さんは、全く違う響きの名前を付けると覚えてもらいやすいかもしれません。
2. 猫ちゃんとの記念日を思い出す名前
猫の名前の付け方は見た目などから名付ける方法もありますが、それ以外にも素敵な名前の付け方として記念日を思いだせるネーミングにするという方法があります。
例えば、実際にいる猫ちゃんの名前として5月5日の子供の日にやって来たため「ちまき」という名前にしたという飼い主さん。(5月5日に関東では柏餅を食べたりしますが、関西の方ではちまきを食べるそうです)他にも「さくら」「うめ」「よもぎ」など、その季節の植物で猫のやって来た季節を思い出すことができる名前。
10月6日→「トム」8月7日で「ハナなど」猫をお迎えした日にちを語呂合わせで名前に入れている飼い主さんもいるようでした。
これらは猫のネーミング方法の一例ですが、やって来た季節やその時のことをふと思い出せるような名前の付け方も素敵ですね。
3. 飼い主さんの気持ちを名前にする
人間の赤ちゃんにもいつまでも健康でいてほしいとか、友人に恵まれてほしいなど親御さんは自分達の想いを込めて名前を付けますが、猫にもそんな気持ちを持って名前を考える飼い主さんもいるようです。
例えばある飼い主さんは先住猫が「幸子」という名前だったので、次にお迎えした猫は「福」という名前にしたそうです。これは2匹合わせて幸福という意味が生まれるということから名付けられたそうで、猫達にいつまでも幸せでいてほしいという飼い主さんの想いが感じられる素敵なネーミング方法です。
また他にもカランコエという植物の花言葉が小さな思い出、あなたを守るという素敵な意味だったのでそこから「カラン」と命名したという飼い主さんもいました。
さらこれは人間側の願望ではありますが、その時に宝くじを当てたい人が家族にいたため、当選を願って億(おく)という名前を付けた飼い主さんもいました。
このように自分の猫ちゃんに対する想いや、その時にどんな気持ちでいたかということも、猫の名前を付ける際のヒントになるようです。
猫ちゃんの名前は飼い主さんそれぞれの思い出や個性が表われるものですが、結論としてどんな名前でも、その猫ちゃんへの愛情が込められていればOKと言えるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:まさむね♂ / 6歳 / キジトラ / 4.5kg
いかがでしたか?猫ちゃんの名前の付け方には覚えてもらいやすい響きの他にも、猫と出会った記念日を思い出せる名前や、飼い主さんの想いが込められた名前にするなど様々な視点から考えたものがありましたね。
ぜひ皆さんも季節、想い、シチュエーションなどいろいろなものをヒントにして猫ちゃんに素敵名前を考えてあげてくださいね。