猫に霊感はあるのか
猫に霊感があるんじゃないの、と思うようなことが猫と暮らしていると多々あります。
猫が急に飛び起きてジーっと一点だけを見つめて、更には誰もいないのに「ニャー」と、話しかけるようにして鳴いた時には、何か見えるのかと気になりますよね。特にそれが夜中だったら、怖いのが苦手な飼い主さんは「もしかして何かいる?!」と、鳥肌が立つことも・・・。
また、引っ越した先で猫がある部屋にだけは近づきもせず、ずっとその部屋を見つめていたので、飼い主さんはおかしいと思い引っ越しを決意。引っ越した先では、猫の様子も落ち着いた!なんてエピソード等もあるそうです。
死期を予知する猫オスカー
「オスカー」の話をご存知ですか?オスカーはオス猫で、子猫の時に、アメリカのロードアイランド州プロビデンスにある認知症患者の居る介護施設に引き取られました。オスカーは普段人に懐かなく、自由に院内を歩きまわっていましたが、入院患者が亡くなる前、最後の数時間だけはその患者の側から離れないそうです。
そう、オスカーは死期を予知する不思議な能力を持った猫だったのです。霊感とは違うかもしれませんが、他にも日本で似たような話もあった事から、猫は臭覚が優れている為、死臭に気が付けるのではないかと推測されています。ちなみにこのオスカーの物語は、近々映画化される事になったんだとか。
猫が何かを見つめるのは霊感だけでは無い
しかし、霊そのものを信じていない人たちの間では、「猫は霊感があるのではなく、ただホコリや虫を見ているだけだ」という主張もよく見られます。たしかに、それも一理あると言えます。猫は本能で狩りをする生き物です。
野生時代の猫は木の影や草むらに隠れ、じっと構え、わずかな音を頼りに狩りをしてきました。その習性は未だに残っており、虫が飛んでいたりホコリ等の小さなゴミがふわっと浮いたりして動いた時には、その些細な風を感じとり、「何かがうごいた!」と感知する事が出来ます。
その為、猫がジッと何かを見つめたり、鳴いたりしているのは猫が霊感があるわけではなく、虫を見ていたり、ホコリ等を獲物と勘違いしている可能性も否めません^^;
虫を見ているといえば余談になりますが、猫はネズミ捕りの達人なイメージですよね。友人の猫は虫取りが大の得意だそうで、ハエが飛ぶのを見つけてはソォーっと近づき、バシッ!と猫パンチをくらわすんだとか。そしてゲジゲジを見つけた時は背後から近づき、ベッドの下へと連れ込んで、のちに見てみるとゲジゲジの足は全部バラバラにされていたと聞きました・・・。何とも惨(むご)い退治の仕方です・・・。
見つめる先に「聞こえている」モノ
また、猫が一点集中してじーっと見つめる理由の1つに、その方角に人がキャッチし切れない音が存在しているからだとも考えられます。人や犬に比べて、猫が音を聞き取る耳はとても優れている事がわかっているのです。
家族が外出から帰る時、足音を早々に察知して玄関でお出迎えする光景は良くある事です。猫は、自分のいるホームテリトリーには見えないのに、その壁の先から確実に聞こえる音の正体は何なのか、集中して聞き取っているのですね。
猫の見ている方角だけでなく、耳にも注目してみると、集中している先がわかるかもしれません。ただボンヤリしているだけだったり、何も考えてなく心が無の時だったり・・・親密だからこそ察知できる行動なので、不穏と考えずにいきましょう。
猫の霊感と迷信
猫には霊感だけではなく、幸福を呼ぶ力があると言われています。例えば、黒猫が現れると商売繁盛、カギ尻尾の猫を飼うと尻尾で幸運をひっかけてきてくれる、オッドアイ(左右の瞳の色が違う猫)の猫に出会えると幸せになる、等猫にまつわる迷信も様々な物がありますよね。
また、その他にも猫には、霊感だけでなく地震の予知能力もあると言われています。これも現実的に考えると猫の聴力が優れているから、遠くの異変をいち早く感じ取っての事と言えるかもしれません。
それ以外にも、猫には不思議な力があると思います。実際に私が体験した話をしますね。
猫に霊感があると感じた不思議な話(実体験)
我が家には現在3匹の猫がいますが、この子たちがくる前、5歳のオスネコと暮らしていました。その子は、家族の誰かが熱を出すと必ずその人の布団の上で眠り、翌日には熱を出した方はすっかり元気に!なんて事が2、3回ありました。
最初はたまたまだと思い、「えらいね、やさしいね」なんて猫に声を掛けながら、微笑ましく見ていたのですが、あれは忘れもしない昨年2016年の11月。息子が謎の高熱でうなされました。最初の2日、猫は寝込んでいる息子の横に黙って座り続けました。そして高熱は40℃にまで達した3日目、猫は息子の足元に乗り寝たのです。
すると翌日には熱が下がりました。するとその晩、次は娘に移り、39℃の高熱。すると、猫はやはり娘の足元に座り眠るのです。しかしその後すぐ主人に移り、主人も39℃の高熱。そうすると猫は、娘の足元、主人の足元、と交互に行き来し寝始めました。その晩、何度も寝床を交互に変えながら。
いつもは私の腕枕で寝ていた子だったので、その時「やっぱり何かあるんじゃないか」と感じ始めました。翌日も2人の高熱は続き、その晩も猫は二人の足元を行き来し眠りました。するとその翌日、2人ともすっかり熱が下がり元気になりました。
「やっぱり!」私は確信しました。「この子が熱を下げてくれた。」そう確信したのです。しかしその晩、猫はテレビ台の裏に無理やり入ったり、ソファーの隙間に入ろうとしたり、いつも行かない場所に行きたがりました。明らかに様子がおかしかったのです。
餌も水も一切口にしません。おしっこも出ません。翌朝病院に連れて行くと、末期の腎不全だと言う事がわかりました。それも、前日の晩までは腎不全の症状も出ていなかったし、毎月病院に連れて行き、健康診断を受けていました。それなのに、昨日の夕方まではピンピンしていた猫が、急に腎不全を言い渡されました。
そして猫は腎不全を言い渡された2日後の明け方に亡くなってしまいました。その時私たち家族は、「みんなの悪い病気を全部持って行ってくれたんだ」と考えています。今でも、ごめんねの気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
猫と霊感に関するまとめ
人にも霊感がありますし、もちろん猫にもあっておかしくはないと思います。実際に霊感とは違いますが、人の死期を真っ先に感じとる事ができる猫、「オスカー」の存在が猫の霊感についての不思議を物語っています。
そして猫には霊感以外にも、不思議な力があるということを私の実体験に目を通し、知っていただけたらな、と思います。長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
50代以上 男性 霊魂
息を引き取るのを見ていました。そこに叔母さんがかわいがっていた猫が
居ました。
叔母さんが息を引き取った瞬間に全身の毛を逆立てて
天井まで爪を立て駆け上がりました。
魂を追ったのです。
50代以上 男性 Ron
国道に面してる家なので交通量が多く非常に危険な状態です。
3人で必死に探してた所、飼い猫のうちの眼がグリーンな猫(子猫の親ではない)が察してくれたのか、いきなり外に出て行ったかと思うと、数分後、自分達の目の前に次々と子猫をくわえて4匹全て連れて来ました。
非常に驚いた良い思い出です。
それと家の中で放し飼いだったのですがある日、一匹の猫が障子の向こうで「こんばんはー」と鳴きました。モロにそう聞こえました。
家族で驚いた事があります(笑)
50代以上 女性 しまとら
三毛が亡くなったのは…6月20日でした。亡くなってから不思議な事が度々おこりました。お風呂上がりに首をや腕にホコリが付いた様な感じ、違う髪の毛かな?って思い何回も払いました。1日だけでなく
何回も何日も…そして初七日の日の夜
鏡台から口紅か何かが転がる音とテレビが
ビービービーとわりと大きな音がしました。まるで昔、放送時間が終了した時にテレビを付けた際の音の様でした。
すぐに分かりました。三毛が来たんだ!
って。それからホコリや髪の毛なんかじゃあなかったんだ!って。三毛が来てたんだって。きっと別れの挨拶に来てたんだと
思ってます。そして今でもまだ会いたいです。又会いに来て欲しいです。
50代以上 女性 匿名
50代以上 女性 ひろ
その子は12年生きて、病気で亡くなったのですが、その時になんとも不思議なことが起きたのです。
医者に、もう助からないから連れて帰ってといわれ、家で看取ることにしました。
その頃私は酷い頭痛に悩まされてました。
そしてその日も、いまから看取らないといけないのに酷い頭痛いやだなと思いながらミーのそばに付いていたのです。
そしたら凄い眠気襲ってきて眠ってしまいました。強制的に眠らされた感じです。
そして目がさめたら、「あれっ?」
なんと頭痛がスカッとなおっているんです。
時計をみたらたったの数分でした。
それから数分後、ミーは亡くなってしまったのですが、不思議なことにあれだけ酷かった頭痛がまったくしなくなりました。
あんなにしょっちゅう頭痛で寝込んでたのに、いっさい頭痛がしなくなったのです。
ミーが持って行ってくれたのです。
感謝してもしきれません。
今、健康のありがたさをかみしめています。
40代 女性 匿名
なのに、帰ってみるといつものキャットタワーにいました。
きっと、ベッドの下では私が看取れないからと最後の力で登ったのだと思います。
その後は、母や友人の夢に出てきたり、初七日までは鳴き声や爪を研ぐ音が聞こえ、あるはずのない毛がいつも寝ていた椅子に残っていたりと、愛猫の存在を感じていました。
今はそういう体験はないので、無事に虹の橋を渡って行けたのだなと思っています。
40代 女性 ミケ子ママ
結婚を機に住んでた家を引っ越す事に なり、「その子の遺骨も持って行こう」とダンナと相談し、持って行く事にしました。
⋯が⋯
引っ越しの日付が決まり、引っ越しの準備を始めた途端、私が「椎間板ヘルニア」になり、身動きが出来ない状態で私だけ先に一人、新居にて「寝たきり」になってた時、亡くなった子が寝てる私の後ろに現れて、その子が寝てる私の方に向かって、心配そうに「にゃあ〜」と鳴いてくれたのです。
私は横向きに寝たままの状態だったので、その子に向きを変える事が出来ず、申し訳なく思い、心の中で「かぁ〜ちゃんの事、心配して出て来てくれたの!?ありがとう。でも、ゴメンねぇ〜。おかぁ〜ちゃん、腰が痛くて、あなたの顔を見る事が出来ないの」と語り掛けたら、またひと声「にゃあ〜」と鳴き、消えてしまう気配がしました。
その後⋯言うまでもなく⋯布団の中に潜り込み、わんわん泣きました。
それ以来、一度も姿を現すことは有りませんでした。
蘭ちゃん、あの時、せっかく会いに来てくれたのに、おかぁ〜ちゃん、あなたのお顔を見てあげれなくって、本当にゴメンねぇ〜。
今でもその「後悔」が胸の奥に残り続けています。
女性 匿名
50代以上 女性 匿名
30代 女性 ヘチマ
そして午後から後ろ髪を引かれる思いで顔合わせに行き仕事が決まり、急いで帰って猫に仕事が決まったよ♪と報告をした数時間後に亡くなりました。可愛い声が自慢だった子ですが年老いてしゃがれた声になり、声量もちいさくなっていました。ですが隣で寝ていた子が、ひょっこり顔上げて、若い頃の可愛い高く大きい声で鳴き始めて私の膝にひらりと乗ってきました。そうして落ち着くのかと思ったらしばらくして、また下に降りて様子が急変!
とうとう最後の瞬間が来て口呼吸で息も荒げて母と私の前で亡くなりました。
亡くなった後も遺骨をどうするか数ヶ月悩んだ末に母が見かねて、遺骨は家の陽の当たる裏庭に埋めていいと言われたので埋めました。でもどうしても離れたくない私は少し手元に残して遺骨をペンダントに入れてその子の目の色に合わせた天然石を蓋に遺骨ペンダントにして、これからはいつでもどこでも一緒にお出かけできる様にしました。今は新しいワンパクな男の子を貰い、日々猫じゃらしで奮闘して楽しく過ごしています。思えば私がいつまでも仕事が決まらないのを心配してくれていたのか…仕事の報告をして安心してくれたのか…本当にタイミングがよく私も最後を看取ることが出来ました。今でも出かける時はいつも一緒です。
40代 男性 レオ君とずっと
ですが、現在一緒に居てくれる3匹の猫達のうち1匹の白猫のオッドアイ、レオ君とはきっとお互い生まれる前からもっとずっと昔から共に寄り添って来た気がします。
死に別れる事などどうしても考えられません。この子が旅立つ時どうか私も連れて行って欲しい。。。この子に私が必要な存在であったのと同じ様に、私もレオの居ない世界は生きられない。どうかどうかこれからも、どんな時代でもどんな世界でも共に居させて欲しい。親も友人も恋人も子供も会えなくっても構わないから、 レオ君の傍にだけは居させて下さい。いつまでもずっと。
40代 女性 ラッキーウランテルギザ
ラッキーと名付け、半年後に目の摘出手術をし…お見舞いに行った時に、それまでは、頭を撫でる事すらさせてくれないのに、私を見た瞬間に起きてか細くニャーと鳴き、寄り添ってきて、涙が出たのを覚えています。
退院後は、私に懐き、たくさん遊び育ちました。2年くらいたち、野良犬に咥えられて血まみれの猫を保護しました。その子も生後3ヶ月程度の黒猫でした。テルと名付け、しつけも猫がしてくれ、手がかからない猫でした。
それから役2年の月日が経ち、ラッキーが腎臓の病気で私が病院へ行く途中に無でるとニャーと一声鳴き虹の橋に旅立ちました。また生まれ変わっておいで。と、お別れしました。
その後、100日後に、出かけており、夜に車で帰宅中…道の真ん中で寝ているハチワレがいました。危険な為、降りて保護しました。首輪がついているため、警察や各方面に保護の連絡をし近所に張り紙をしましたが、飼い主が現れず、飼うことに。
病院へ連れていくと、生後100日くらいだろうと。ちょうどラッキーがなくなった日くらいに産まれているので、きっと生まれ変わってきたのだろう。家族に迎えました。綺麗なハチワレで鉄腕アトムのウランちゃんのようなおカッパ模様で名前はウランに決まりました。とても頭が良く、人の言葉も理解している感じがします。
時々、ラッキーと呼ぶと返事をしてくれます。
50代以上 女性 匿名
それから4年後、自分の人生の中でも本当に辛い出来事が重なった時がありました。職場の霊感がある人が私に向かって「猫がいる!」と言うので、私は直感で「黒猫じゃない?しっぽの長さがこれくらいの。」と言うと「そうそう。」と。
きっと、私が辛い時に心配して側にいてくれたんだと思っています。
50代以上 女性 メイママ
5月22日に14年間連れ添ったスコのポニョを見送った時、「また生まれ変わって会いに来てね」と言いました。
少なくとも1年間は次の猫を飼わないつもりでしたが、その2か月後、ちょうど5月22日生まれ、そして前から飼いたかった白猫、ノルウェージャンと、3拍子そろった子猫のことを知り、すぐに会いに行きました。
不思議なことに、前の猫がしたように夜になると私と一緒にお風呂に入り世話してもらい、お昼寝は足元の同じ場所に添い寝してと、生まれ変わりと思えるようなことが自然と出てきます。
お父さんは美しいチャンピオン、この子はそれ以上の美人さんになりそうです。