1.猫カフェに行く時にもTPOがある
TPOとはその場、その場にあった服装をすることがマナーであるということですが、猫カフェに来店する時も自分が引っ掻かれたり、猫達に危険が及ばないための服装のマナーがあります。
自分も猫も困らないように
例えば多くの猫カフェではお店の中で靴下を履くことがルールとなっていますが、これは素足だと来店者の足元に猫がじゃれつき引っ掻かれる可能性があるからです。また、素足は衛生面で猫達によくない可能性があるので、必ず靴下を履くことをお客さんに行ってもらっているという理由もあります。
他にもレース、毛糸など猫の爪が引っかかって怪我をする可能性があるものや、ストッキングなど電線させられたりすると後々困るものは身につけていかないようにしましょう。
猫カフェに行く際は履いて行かなくても靴下をカバンに入れておいたり、服装も動きやすいもの、猫の毛が目立ちやすい黒色などの洋服よりも、毛がついたりしても目立ちにくい色の洋服などで来店すると、猫達にも安全でかつ人間側も洋服の汚れなどを気にせず楽しむことができます。
2.猫に有害な成分を身にまとわない
人間にはなんともなくても猫には非常に不快なにおいであったり、もしくは危険が伴う成分だったりするものがあります。
アロマなどの含有成分に注意
例えばアロマオイルや香水は人間には良い香りでも、猫には非常に臭いと感じられることもあったり、含まれている成分が非常に危険である場合もあります。
電子タバコに注意
また、他にも特に気を付けたいのが普段からタバコを吸っている人です。特に電子タバコに含まれるPG(プロピレングリコール)という成分は猫に非常に有害で中毒の原因になったりすることもあるものです。
このようなタバコ類の成分は猫のいるところで直接吸わなくても服などに付着し、猫がじゃれるときにそれらを知らずに舐めてしまい、健康に害をもたらすことがあるのです。
このように猫カフェに行く際は猫達の健康面に十分考慮して、香水やアロマオイルは身にまとわず、またタバコ類などは吸っていかないようにしましょう。
3.写真撮影はマナーを守って
可愛い猫達を見るとつい写真撮影をしたくなりますが、もし猫カフェで写真を撮るなら気をつけたいマナーがあります。
フラッシュ使用は禁止
まず、これは水族館などでも禁止事項として見たことがあるかもしれませんが、フラッシュを使っての撮影は禁止です。このフラッシュ使用のカメラ撮影は人間であれば、眩しいというぐらいの感覚で済むのですが、猫の場合、時には失明の恐れもある危険なものなのだそうです。
また、猫にとっては携帯やカメラのレンズがじっと目に見られているという怖さもあるようなので、あまり長い間撮影のため猫をレンズに捉えようとするのは避けましょう。
他にも長く特定の猫を撮影していると猫にもストレスになるだけでなく、その猫と触れあいたい他のお客さんも近づけないということもありますので写真撮影時には十分注意しましょう。
4.抱っこは無理にしないようにする
猫との触れあいを楽しむのが猫カフェですが抱っこを禁止にしているお店は多いようです。
いくらお店でたくさんの人達と触れあっている猫達とはいえ、慣れていない人達に抱っこされるのは相当なストレスです。そのため驚いて来店者を引っ掻いて怪我をさせてしまう可能性もあるのです。
膝の上に猫が乗ってきて撫でてあげるのはもちろん構わないのですが、無理に抱き上げたりするのは止めましょう。猫カフェは猫と触れあう場所ですが、猫という動物の習性や性格を理解した上で、適切な距離間を保って接するのが、人間にとっても猫にとっても良い触れ合い方と言えるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:coco / ♀ / 2歳 / シンガプーラ / 3kg
いかがでしたか?猫カフェでは猫の安全はもちろん、人間側も怪我や物の破損など不快な思いをしないことがマナーとして守るべきことのようですね。
猫達を可愛がりつつも人間と猫がお互いを理解しつつ、最低限のマナーを守れる関係になるというのが猫カフェの素晴らしいところであると言えるかもしれませんね。
この決まりについては猫カフェごとに異なることもありますから、来店する前にお店のホームページ等があればチェックしておくと安心でしょう。