猫の発情期いつから始まるか知ってる?去勢と避妊について解説

猫の発情期いつから始まるか知ってる?去勢と避妊について解説

猫の発情期は具体的にどのくらいの月齢で発症して、一年を通してどれくらい長く症状が続くのでしょうか。猫の飼い主にとって発情は避けたくても避けられない道です。発情期について沢山の知識を持つ事によって、猫の事をより深く知っていきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

はじめて発情する時期は?

此方を見る猫

猫が生まれて初めて発情する時期は、体重が最低でも2.5kgに達する事が条件だとされています。体重が2.5kgに成長する時期は生後半年頃なので、早ければ生後半年で猫が発情期を迎えます。しかし、これはあくまでも目安でしかありません。生まれた時期や季節によっても初めての発情は時期が変動します。また、長毛種は短毛種と比較すると発情期が遅くます。

特にオス猫の初めての発情期は、生後9ヶ月頃が最も早いでしょう。それまでは、生後3ヶ月で精巣が発達しその後生後半年頃にはマウンティング行動が見受けられるようになります。したがって、メス猫と比較するとオス猫は発情の準備自体は早い段階で整うものの、本格的な発情期は遅く発症します。

メス猫の発情期は早め

メス猫は、生後4ヶ月で発情期を迎えてしまう子もいます。比較的発情が早いのが特徴です。そのため、避妊手術が間に合わない事も多いです。

発情しやすい季節は?

桜の木の上の猫

猫は季節によって発情期を迎える季節性繁殖動物です。多くの飼い主が猫の発情期のピークは春だという情報が浸透していますが、実際の発情期のピークは意外と長いです。1月から8月が猫の発情期の期間となっています。特に、最も発情しやすい時期は2~4月と6~8月の2シーズンとなっています。

季節を感じて発情するメス猫

そして、季節によって発情するのはオス猫ではなくメス猫です。発情しているメス猫の鳴き声によってフェロモンを誘発させられてオス猫も発情します。発情の時期を決めるのは日照の長さです。猫は日が長ければ長いほど発情しやすい動物です。なので、日照時間が14時間を超えると発情期の兆候が表れます。

この習性は本能によるもので、温かい季節の方が子孫を残しやすいという事を、身体が覚えているのでしょう。温かい季節の方が食べ物にも困らずに妊娠時期だけではなく、子育て時期を効率良く乗り越えられます。したがって、日が長い季節に発情しやすいのは本能によるものなのです。

現代では季節は関係ない?

しかし、現代では発情する時期にバラつきは見られないものの、あまり季節は関係ないとされています。何故なら、日照時間とは関係なく現在の猫の住環境には電気が溢れているからです。猫の発情期の出現は太陽の光が絶対条件ではありません。光があれば問題ないので、人工的な電気が太陽光の代わりになる場合もあります。そのため、発情する時期も多くなってきていて、3回から4回となっています。

なので、現代の猫は以前よりも通年を通して発情しやすくなっているため、季節はあまり関係なくなってきています。

発情期の症状は?

寄り添う猫

発情前期

性格は活発になる傾向が強いです。しかし、食欲は減退します。また、飼い主に甘えたがる傾向が強く出ます。

発情期

本格的な発情期で長くて10日程度続きます。大きな声で鳴いたり、背中を床に打ち付けてクネクネしたりといった行動が目立ちます。トイレ以外で粗相をする場合もあります。

オスの場合

オスの場合は、落ち着きがなくなったり他者に対して攻撃的になったりといったような行動が目立ちます。また、マーキング行動が強く表れるようになってきます。

まとめ

しっぽがハート型の猫

猫の発情期は、実は春以外でも起こり得ます。特に現代では発情期の要とも言われる光が年中を通して得やすいため、繁殖しにくい季節であっても猫が発情してしまう可能性が高いです。そして、オス猫やメス猫と共に、発情期は攻撃的な性格になるので扱い難くなります。

また、意外と猫が初めての発情期を迎えるのは早いです。仔猫を育てるつもりがないのであれば、出来るだけ早い時期に去勢手術を行う必要があります。

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