子猫をお風呂に入れる時のコツと注意点

子猫をお風呂に入れる時のコツと注意点

子猫はお風呂に入れても大丈夫なのでしょうか?基本的に猫はお風呂が苦手なイメージですよね。でも、初めて子猫をお風呂に入れるときの入れ方次第でお風呂好きになるかもしれません。子猫をお風呂に入れるときのコツや注意点をご紹介します。

子猫はお風呂に入れてもいいのか

抱かれている子猫

子猫をお風呂に入れても大丈夫なのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?猫は水が苦手なイメージですが、臭いや汚れがひどいと一緒に生活していくのは難しいと思います。そこで、子猫のお風呂についてまとめました。

お風呂を嫌がらなければOK!

お風呂で自撮りしている猫

猫の祖先はリビアヤマネコだと言う事がわかり、砂漠生まれの生き物なので体毛が水をはじかず、体が冷えてしまう事が理由で猫は水が苦手だと言われていますが、中にはお風呂が大好きな猫もいます。

子猫のうちからお風呂に慣れさせてあげておけば、お風呂が好きになる猫もいるかもしれません。入れすぎは良くありませんが、嫌がらなければニオイが気になるときや、抜け毛がひどい時期等には入れても問題ないです。(目安としては、多くても半年~1年に1度のペース)

また、無理矢理お風呂に入れることは避けましょう。水を更に嫌がり、次回以降お風呂に入れるときに大変困難になってしまう可能性があります。

子猫のお風呂はいつ頃から?

子猫をお風呂に入れることができるのは、一般的に生後1か月を過ぎて子猫の目が開いていれば入れても大丈夫と言われています。理由は、生後1か月未満の子猫は体温調節が上手にできないため、身体を濡らしてから乾かすまでの間に身体が冷えきってしまうことが考えられるからだそうです。

なので必ず生後1か月を過ぎてから、猫にあった方法でお風呂にいれてあげるようにしましょう。ただし、子猫をお風呂に入れるときはトラウマにならないよう十分気をつけて、子猫がストレスを感じないように心がけてくださいね。

子猫をお風呂に入れるときのコツ

お風呂に入れてもらう猫

水が苦手な猫ですので、初めて子猫をお風呂に入れるときはコツが必要のようです。子猫がお風呂嫌いにならないようなコツをご紹介します。子猫を上手にお風呂に入れて、恐怖心を与えず心地良いバスタイムにしてあげましょう。

子猫のサイズにあった浴槽

子猫をお風呂に入れるときは、子猫の足がつくサイズの浴槽を使いましょう。猫の中には、シャワーの音を嫌がる猫もいますので、子猫が溺れる心配のない深さが浅い洗面器などで入れてあげることがおすすめです。お湯につけるときは、子猫を脅かさないようにゆっくり入れてあげましょう。

水温調節

子猫をお風呂に入れるときの水温は、およそ35~38度位のぬるめの温度がおすすめです。ただし、季節に併せて温度調節を行いましょう。冷たい水や熱いお湯にならないように注意が必要です。

猫用シャンプー

子猫をお風呂に入れるときは必ず“猫用のシャンプー”で洗ってあげましょう。すすぐときは、子猫の目や耳に入らないように後頭部から背中、足に向かってすすぐと良いです。そして、できるだけ短時間ですすいであげることがポイントです。また、人用のシャンプーは、子猫に強い刺激を与えてしまうので、子猫には絶対に使わないようにしましょう。

子猫にシャンプーをする頻度は、年に1~2回くらいから始めるとよいです。慣れてきて嫌がらない場合は、月に1回シャンプーをしてあげる程度で十分のようです。

子猫をお風呂に入れるときの注意点

警告(注意)マークの書かれた黒板を持っている所

子猫をお風呂に入れるときに、注意すべきことをまとめました。子猫がお風呂嫌いになる原因となってしまわないよう十分注意してあげましょう。

爪のケアとブラッシングをしよう

子猫をお風呂に入れる前に、爪を切るようにしましょう。爪が伸びていると子猫が暴れたときに人が引っかかれてケガをする場合もあります。また、ブラッシングをすることで汚れが落ちやすくなりますので、ブラッシングも忘れずに。

絶対にやってはいけないこと!

子猫をお風呂に入れるときは以下のことに気をつけてあげましょう。

  • 頭から水をかけない
  • 耳や目、鼻の中に水を入れない
  • 人用シャンプーや石鹸を使わない
  • 長風呂をさせない
  • 無理矢理お風呂に入れない

お風呂上りはしっかり乾かそう

タオルにくるまれている猫

子猫をお風呂に入れた後はしっかり乾かすことが必要ですが、ドライヤーを怖がる猫もいますので、タオルで水気をとってあげてから暖かい部屋の中で自然乾燥させてあげるとよいでしょう。子猫が風邪をひいてしまわないように、極力早めに乾かしてあげてください。

猫種によってはお風呂が必要な子猫も!

子猫はお風呂に必ずしも入れなければいけない訳ではなく、臭いや汚れがひどい時などにお風呂に入れてあげる事が基本ですが、猫種のよってはお風呂に入れたほうが良い場合も。

例えば長毛種は抜け毛が目立ちますし、毛玉もできやすいので年に数回のシャンプーをオススメします。毛がカールの猫は皮脂が毛に溜まりやすく、シャンプーをしなければベタついてしまいます。それから、ヘアレスキャット(無毛の猫)の場合も皮脂の蓄積理由で定期的なシャンプーを必要とします。

まとめ

子猫をお風呂に入れる場合は猫に合った方法でお風呂にいれてあげましょう。初めてのお風呂は入れ方が重要です。お風呂を嫌がらないように工夫してあげてください。

また、飼い主が試行錯誤しても子猫がお風呂を好きになれない場合もあります。過剰に嫌がるようであれば無理に入れないようにし、ドライシャンプーやシャンプータオルで済ませましょう。

投稿者

40代 女性 たかこ

子猫ちゃんをお風呂にいれるのは難しいですね。うちの猫ちゃんを拾ったとき、子猫ちゃんでしたがすぐにお風呂にいれました。36℃くらいのお湯になるように気を付けました。足から順番にお尻からお腹、首、顔というふうに、洗う順番を教わりました。なので、そのとうりに子猫ちゃんを洗いました。体が小さいので、すぐに洗い終わり、素早く乾かしまして寝かせました。その次の日に、獣医さんに診ていただくと健康体だということがわかり、予防接種を受けて元気に帰ってきました。子猫ちゃんのお風呂は、素早く終わらすことが大切ですね。

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