猫に夜を静かに過ごしてもらう為の6つの対策

猫に夜を静かに過ごしてもらう為の6つの対策

夜になると元気になってしまう猫に「静かにしろ」と言うのは無理な話です。猫に言い聞かせるよりも、飼い主側が静かに過ごしてもらえるように対策しなくてはいけません。猫が夜に暴れない対策を紹介しましょう。

1 猫に刺激を与えない

驚いて押し入れに隠れる猫

夜になると元気になってしまうのは、何気なく猫に刺激を与えてしまっているからでもあります。寝ていた猫を起こしてしまったり、飼い主さんが物音を立ててしまうなど、何かしらのタイミングで猫の脳を刺激してしまうようです。

2 猫と15分間全力で遊ぶ

猫じゃらしで遊ぶ仔猫

夜になると猫の元気スイッチが入り、テンションが上がり暴れだしてしまうのは、遊び足りていないからなのです。パワーが有り余ってる猫も、運動したくてしかたないのでしょう。寝るまでの間のどこかで遊んで運動させてあげると良いのです。だらだら遊ばなくても、全力で運動させれば15分間でじゅうぶんなのです。

3 部屋の明るさに気をつける

暗闇に佇む猫

猫は、明るさで行動するので照明に注意すると良いでしょう。猫は時間が分からないので、部屋の照明を頼りに感覚で「一日のはじまり」「狩りの時間」「ご飯の時間」などを体内に刻んでいます。照明をつける時は、部屋の明るさをおさえるようにした方が良さそです。また、夜になると明かりを強めてしまうよりも、照明を落とすように心がけましょう。

4 猫を落ち着かせる

カーテンの裏に隠れる猫

猫は夜行性なので、元気になるのは当然なのでしょう。一度スイッチが入ると、気が済むまで走り回ります。とくに多頭飼いのお家だと、1匹につられて他の猫も遊び出してしまいます。つられてしまう前に、スイッチの入った猫を落ち着かせてあげましょう。私の場合は、猫を撫でて落ち着かせるようにして眠りに誘います。猫が喜ぶ場所にポイントをあてて撫でてあげると「寝る時間か」と思ってくれるでしょう。

5 猫の寝床環境を整える

寝ている猫

猫は、寝られる環境が整っていないと寝ようとしません。飼い主が寝るタイミングに暴れだしてしまいます。これは猫の反抗的な行動と言えるでしょう。寝床が見当たらない、寝る場所がないと言う意味の主張をしている場合があります。猫が、落ち着ける環境や場所が整っていないといけません。

6 無視する

飼い主の足元に擦り寄る猫

猫を運動させても夜中に暴れてしまうことはあります。本能的なものなのでしつけをしても、対策をとっていても、どうにもならない事もあるでしょう。猫を叱っても、逆に興奮してしまう事もあるので、疲れるのを待つ方法をとりましょう。

やはり、夜に騒がれると騒音が心配になると思います。そういう場合は、少しの間ケージに入れたり、防音カーペットを敷いたりして対策しましょう。

猫が夜に騒がしくなるのは?

薄暗がりの中上を見る猫

夜行性だから

ご存知の方も多いと思いますが、猫は夜行性なので夜になるとどうしても活動的になってしまいます。昼間の猫と夜中の猫の動きは180度違います。昼間にしっかり休み、夜に活動できるエネルギーを貯めます。人間と生活するようになり、人間のペースに合わせるように習慣づきますが、猫の本能や習性は消える事はないのでしょう。

運動できる環境じゃない

猫にストレスがあると暴れてしまう原因になります。エネルギーを発散させる場所や環境がないと、猫も爆発してしまうのでしょう。部屋にスペースがなくて思いっきり走れない、高い場所がない、おもちゃがない、隠れる場所がないなど、運動できる環境がないとストレスが溜まります。猫が走り回れるスペースを確保したり、高さのあるタワーを置いたり、猫が運動できる環境作りをしてあげましょう。

落ち着ける環境じゃない

昼間にしっかり遊んでいても、何故か暴れてしまうのは、猫にも言い分があるようです。飼い主さんと遊びたい、構って欲しい、トイレが汚い、同居猫にストレスなどを主張したいのかも知れません。他の猫が寝てしまって寂しくなってしまう、自分だけ寝る場所がないなどでも、落ち着けずに暴れてしまう場合もあります。猫がどんな気持ちで暴れてしまっているのかを知る事も大切なのでしょう。

まとめ

女性と眠る猫

猫に夜を静かに過ごしてもらいたいのは、どこの飼い主さんも同じ気持ちなのでしょう。猫が静かに過ごせる環境を整える事が大切になると思います。とくに運動をさせるのは夜に元気にならない対策で大きなポイントになるでしょう。

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