しつけに最適!猫のご褒美をあげるベストタイミング
しつけに最適なご褒美をあげるタイミングは、以下です!
その1 体のお手入れをした後
爪切りやブラッシング、シャンプー、薬を飲むなど、猫のお手入れには様々なものがあります。
そしてそれらを嫌がる猫は、一定数います。体のお手入れができた時、ご褒美をあげると良いイメージを持ってくれて、我慢ができるようになる可能性があります。
「爪切りは嫌だけど、我慢すればご褒美が貰える!」と思って、きちんと出来るようになる事がありますので、有効に利用しましょう。
ポイントは、終わってからすぐにあげる事です。
時間が経ってからだと、なぜご褒美が貰えたのかが理解できないので、ただのラッキーと言う事になってしまいます。
その2 長い留守番をした後
猫は人よりも、時間をゆっくりに感じている可能性があります。
人の時間では大した事がなくても、猫にしたらとても長い留守番だと思っているかもしれません。
そんな寂しさを癒すように、長時間の留守番をさせた時にあげると良いでしょう。
次の留守番も、頑張ってできるかも!?
その3 して欲しくない事を我慢できた時
猫にして欲しくない事、ありますよね?例えば、キッチンに入ったり、人を噛んだり、壁で爪とぎしたり…。
して欲しくない事を猫がしなかった時にご褒美をあげると、効果的です。
例えば、キッチンに入ろうとしているところを注意して、猫が入らなかった、と言うタイミングですかさず、ご褒美を与えるようにしましょう。
すると、「キッチンに入らない=ご褒美が貰える」と覚えて、以降はしなくなるかもしれません。
猫のしつけには時間がかかるので、根気良く繰り返す必要があります。
猫がして欲しくない事をしなくなるまで、続けましょう。
または、猫ができないようにする工夫をした方が、近道な事も。
その4 指示通りにできた時
猫が指示通りに動く事は少ないですが、稀にできた時にご褒美をあげると、その行動が強化されていきます。
もし、猫に芸を覚えさせたければ、音の鳴るクリッカーと共にご褒美を用意すると良いでしょう。
その5 食欲のない時
療養中や加齢などで食欲が落ちた時、匂いが強いおやつをあげると、食欲を刺激して良く食べるようになります。
猫は、匂いで食べ物かどうかを認識しているので、病気で鼻が詰まっていて匂いがしないと、いくら目の前に食べ物を置いても食べない事があります。
そんな時に、匂いが強いご褒美をトッピングしてあげると、食べ物だと言う事が分かり、食べてくれるのです。
老猫は食欲が落ちがちになりますが、ご褒美の美味しそうな匂いでお腹が空くかもしれません。
もちろん、食べさせすぎには注意ですが、うまく活用してご飯を食べて貰いましょう。
その6 仲良くなりたい時
まだ、信頼関係ができていない猫と仲良くなりたい時、ご褒美をきっかけにできます。
猫カフェでご褒美を手にした途端、それまで遠巻きだった猫がワラワラと寄ってきた、と言う体験をされた方は多いでしょう。
ただ、食べさせるがままにさせておくと、食べ終わったらバイバイ!となってしまうので、撫でられるようだったら、優しく声をかけながら撫でるなどして、コミュニケーションを取りましょう。
その7 猫の楽しみに
特別な事がなくても、猫の楽しみの為に2~3日に1度程度、ご褒美をあげるようにしても良いでしょう。
頻繁にあげすぎると、特別感がなくなってしまうので、なるべく感覚を開けてあげるようにすると、猫も喜んでくれるでしょう。
もちろん2~3日に1度ではなく、1週間に1度など、間隔を変えても大丈夫です。
猫が忘れた頃にあげるようにすると、サプライズな喜びを与えられます。
まとめ
猫をしつけたい時は、お伝えしたように最適なタイミングでご褒美をあげるようにすると、効果的です。
猫がおねだりしてくるかもしれませんが、あげ過ぎには注意です。
ご褒美をあげた時はその分のカロリーを、ご飯から引くようにしてください。
うまくご褒美を使って、猫との暮らしをより、楽しみましょう!