猫の人見知りを直す方法

猫の人見知りを直す方法

猫の人見知りを治したいと思っても、どうすれば良いのか分からない…と言われる飼い主の方もいらっしゃるのではないでしょうか?人見知りの猫は、お客さんが家に来るとすぐに隠れてしまったり、お客さんに向かって威嚇したりします。ここで猫を人に慣れさせようと思って強引なスキンシップをするのは絶対ダメなんです。猫にも『人見知りになった理由』と人見知りの猫ならではの『正しい接し方』があります。今回は猫の人見知りを治す3つの方法についてご紹介します。

猫の人見知りを直す方法 

棚に隠れている猫

人見知りの猫には『無関心』で接する

まず人見知りの猫には基本、『無関心』でいることが重要です。ここで無理に関わろうとすると外敵が攻撃して来たと勘違いして猫の人見知りが悪化してしまいます。なので人に慣れさせようと思って強引なスキンシップをするのは絶対にダメなんですね。

では、人見知りの猫に対してどのような接し方をすれば良いのか、正しい『猫の人見知りを治す方法』についてご紹介します。

おやつを与える

背中を見せる猫

逃げる猫は気が弱く、怖がりの猫なので、逃げた場合はそっとして置いて猫が自分から出て来るまで待ちましょう。もし近寄って来た時には、『おやつ』をあげたりして良い思いをさせてあげるとお客さんを外敵ではなく、『おやつをくれる人』と覚えて人見知りが解消されます。

ゆっくり瞬きをする

テーブルの下にいる猫

人見知りで隠れる猫は警戒心が非常に強い猫です。逃げる猫の時と同じように自分から出て来るまで待ちましょう。もし、目が合ったら『ゆっくりと瞬きをする』猫の挨拶をします。これは猫達が信頼している相手や、お互いの好意を示す時に使います。

小さく高い声で呼びかける

敵意がないことを警戒心の強い猫に伝え、なるべく小さく高い声で名前を呼んでみてください。これで近寄って来た時は、最初は触らずに、猫が完全に警戒を解いたのを見計らって『おやつ』や『おもちゃ』、『スキンシップ』で距離を縮めてください。

人見知りで威嚇行動をとる猫への接し方

威嚇している猫

人見知りをする猫が威嚇する行動を取った場合、縄張りに入って来た外敵に対する威嚇なので、完全な敵意を示している状態です。この時、無理に近づくことや、怯えたり、騒いだりしてはいけません。威嚇する猫は恐怖心も持っています。

まずは威嚇する猫の気持ちが落ち着くまで『無関心』でいる必要があります。この段階で人見知りを治すには時間がかかりますが、威嚇しなくなるまで『人が来る状況に慣れる』必要があります、重要な3つのポイントをご紹介します。

  • 慣れるまで無関心
  • 威嚇しても騒がない
  • 目が合ったら、ゆっくり瞬き

威嚇する猫に人が来る状況に慣れて貰うには、この3つを気を付けて下さい。人に対して威嚇しなくなった時、おやつを与えたり、一緒に遊んだりして人見知りを解消してみましょう。

猫が人見知りになる原因

毛布の中の子猫

自分の縄張りに侵入した敵と捉えるから

猫の人見知りは、縄張りを守る本能から来る習性と言えます。室内飼いの猫にとって暮らしている部屋の中は縄張りと言えるので、その中に入って来たお客さんは外敵と認識することも多く、隠れたり威嚇したりするんです。

そのため元々、人懐っこい猫を除いて、人見知りと言われる猫の行動は縄張りを守ろうとする猫の習性ということなんです。

子猫の時期に人と接していないから

実は、これは子猫の頃の暮らしている環境で大きく変わり、猫の社交性が身に付く生後1ヶ月~2ヶ月の間に人と多く関わっていると人懐っこい猫に育つと言われ、逆にこの時期に人と関わっていないと人見知りする猫になると言われているんですね。

人見知りしやすい猫の種類やタイプについて

キジトラ

人見知りしやすいのは野生の本能が強いキジトラタイプの猫が警戒心が強く、人見知りしやすいと言われます。またロシアンブルーも比較的、人見知りしやすい猫が多くいます。

猫の人見知りを克服させるために気をつけたいこと

見上げている子猫

早く、人見知りを治したいと焦って無理強いをしてしまうと逆効果になるので、まずは「人が怖くないこと」、「人は優しいこと」を教えてあげる必要があります。猫達の反応を見ながら徐々に距離を縮めていきましょう。

まとめ

草原と猫

猫は小さい頃から人と関わっていると人に対して友好的になり、逆に人と関わっていないと人を警戒するようになるようですね。子猫の時から飼うことが出来れば人が関わることで人懐っこい猫に出来ますが、大人から飼う場合、人見知りの猫かどうかは、既に決まっているということですね。

そして「人見知りの猫」に初めて会う時は、まずは無関心でいることが大切のようです。少しずつ距離を縮めてあげて下さいね。

投稿者

30代 女性 りこ

我が家の猫ちゃんは、保護猫ちゃんでしたので、仔猫の時の人間への印象が悪くて、人見知りをしていました。
なので、今でも来客があると押し入れに逃げてしまいますが、しばらくするとひょこっと現れて様子を伺います。
その時に、優しい方だったので、優しく声をかけてくださり、おやつもいただき、猫ちゃんたちは機嫌を直し、甘えにきました。その日からその優しい来客があるのを、いまかいまかと待ち望んでいます。そのお姉さんも、その話をすると喜んでまた、行くからねと言って下さいます。これを機会に、人見知りがましになるといいなと思います。
投稿者

30代 女性 はなこ

人見知りの猫ちゃんは、意外と多いです。
我が家の猫ちゃんも、人見知りなのでお客さんにはなかなか姿を見せません!
お客さんは猫ちゃんと会いたがるのですが、なかなか難しいです。無理をさせないようにしたいので、自然に任せます。一時間くらいすると様子をのぞきに来て、パッと去っていきます。
目をあわせないようにして、無理にさわらないようにしていたらお客さんにスリスリし始めます。猫ちゃんなりに気を使っているのでしょうね。感心します。あまり、来客ばかりだとストレスがたまるので最近は、たまにしか人を呼ばないようになりました。人見知りなねこちゃんにとって、来客は苦手なことなのだと思います。

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