我が家の猫の問題行動と原因
我が家の猫の4大問題行動
- 粗相
- 食卓の上にある物に手を出してしまう
- 四六時中何かを要求して鳴く
- 夜中に1時間ごとに起こしにくる
テレビの裏に粗相をするようになった。
ウチの子は、幸いにトイレを覚えるのに、苦労をしませんでしたが、一時期、テレビの裏で粗相をしてしまう時期がありました。何故か、私が自宅に滞在中に限って、粗相をするのです。
猫が粗相をした時の対応
その時は、とにかく、猫から目を離さずに、テレビの裏に行ったら、すぐに、トイレに連れて行きました。トイレが終わるまで、猫とトイレの側にいました。なかなかトイレをせずに、遊びだしたりしましたが、それでも、トイレを済ますまで側で付き合いました。
ちなみに、私は、猫がトイレをしたら、トイレはすぐに綺麗に掃除します。もちろん、粗相をした猫を怒った事はありません。
猫が食卓の上にある物に手を出してしまう
我が家では、猫が来てから家族で食事を囲んだ事はありませんでした。猫が食事の上にある物に手を出してしまうからです。人間の食べ物は猫には良くありませんから、食べさせるわけにはいきません。
人間が猫に合わせて生活スタイルを変えてみた
はじめのウチは、家族は、台所で、交代で食べていました。そのうち、食卓で交代で食べる様になりました。
誰かが食べている間は、誰かが猫の相手をするのです。そして、気がつきました。私だって、他のみんなが、楽しそうに何かを食べているのに、仲間外れにされたら嫌に違いない。
それから、猫の食事時間を人間と一緒の時間にして、一緒の部屋で食べる様にしました。猫にオヤツをあげながら食べる事もあります。
食卓に興味をしめしそうになると、声をかけたり、頭を撫でたり、オヤツをあげたり、食事中の会話は、猫を中心に行われるようになりました。
今では、食卓に刺身が乗っていても、焼き魚が乗っていても、猫は、見向きもしません。我が家の猫にとって、人間の食事の時間は、自分がみんなから注目される楽しい時間になったようです。
我が家の食卓に平和が戻りました。もちろん、この時も、猫を怒ったりした事はありません。
愛猫が起こす全ての問題行動を改善した1つの方法
猫の問題行動の原因は私にあった
ある時、私は、スマートフォンをいじる時間と、猫と遊ぶ時間を比べてみました。1日のうちに、スマートフォンをいじる時間は、ざっと2時間。猫と遊ぶ時間は、トータルしても1時間もありませんでした。
これには、本当に飼い主として恥ずかしく思い、反省をしました。今では、持てる全ての時間を飼い猫とのコミュニケーションに当てています。
平日は、勤めに出ています。帰宅すると、まず、玄関でヘソ天で出迎えをしてくれる猫と15分程触れ合います。その後、家事や、食事、風呂を、猫に声をかけながら済ませると、1時間くらい猫と遊びます。
正直、ちょっと飽きます。でも、頑張って付き合います。その後、持ち帰った仕事を片付けます。そして、また、寝るまで猫と遊びます。
気がついたら、猫の問題行動がなくなっていた
夜中に何度も起こしたり、四六時中何かを要求することは、なくなりました。自宅に仕事を持ち込んでも、私が仕事を始めると、猫は、側で邪魔する事なくじっと待っています。
仕事が終わると、キラキラした目で、さあ!遊びましょう!と、言ってきます。私も頑張って猫と遊ぶ時間を作っていますが、猫も、頑張って我慢してくれているのだなぁ。と思います。
我が家の猫の問題行動は飼い主への要望だった
猫は、その生態について研究のしづらい生き物と言われており、正確なデータはありませんが、犬より頭が良いと言われてまいます。たしかに、『ウチの子』達は、様々な感情を持っていますし、いつも何かを考えている様な表情をします。
愛猫が問題行動をする理由
大人しい時は、たいがい何かをやらかしている時ですし、つくづく感じるのは、『子育てと良く似ているなぁ』と思うのです。我が家では、オス猫を完全室内飼いで、一匹で飼っています。そんな我が家の猫ちゃんの見せた問題行動は、
- 飼い猫からのSOS
- 飼い猫からの生活改善要求
- 飼い猫のストライキ
だった事がわかりました。これは、私の経験から学んだ事です。どうか、可愛い猫ちゃんの問題行動にお悩みの皆様の参考になればと思います。
まとめ
猫のもたらす癒し効果は、科学的にも立証されています様に、テレビやスマートフォンをいじるより、ウチの子と触れ合うことの方が、よほどストレス解消になり、明日への活力になります。
最新の研究では、猫の喉をゴロゴロ鳴らす音は、人体の骨の形成に影響するらしいと言われています。猫の喉をゴロゴロ鳴らす音は、私達骨の骨密度を上げてくれるらしいのです!猫の癒し効果は、どこまですごいのでしょう!
私は、気がつきました。ウチの子は、一日中、ウチの子なりに我慢していてくれている。ならば、私だって、ウチの子の為に、私の都合をやりくりしなきゃ、フェアではない、と。
人と猫という、異なる意思疎通の方法を持つ生き物同士ですから、お互いに譲り合って生きていかなければならないのだなぁと、強く思いました。少し、恥ずかしい告白にはなりましたが、皆さまの参考になればと思います。