猫が壁を引っ掻く時の対処法
爪研ぎを準備
猫を飼っているどこのお宅でも、必ず「爪研ぎ」を準備していると思います。我が家もご多分に漏れず、段ボールタイプの爪研ぎを置いています。
爪研ぎだけでは満足しない場合
ただ、残念なことに準備した爪研ぎだけでは満足してくれず、壁や柱でバリバリ、ということもあります。我が家では横置き縦置きタイプ二種類の爪研ぎを置いています。横置きが一番好きなようです。
猫それぞれ爪とぎの好みがある
猫によっては麻の爪研ぎが好きだったり、丸い形が好きだったり、様々なようです。今は本当に色んな材質や形のものがありますので、お家の猫ちゃんの好みを探してあげてください。
爪とぎ以外でできること
こまめに爪を切ってあげてください。爪を切るだけでも、壁へのダメージはかなり違います。猫の嫌いな臭いのスプレーを使っても良いかも知れません。こちらも色々な種類がありますので、効果のあるものを探してください。我が家の猫はスプレーをシャカシャカする音だけで飛んで逃げます。
猫は爪を研ぐのがお仕事
猫にとって、爪は獲物を狩るための大切な武器です。この武器をお手入れするのは、猫としての本能ですし、嗜みでもあります。そのため、手頃なもので爪をお手入れしているだけですので、猫に悪気はありません。
ストレスが溜まっている場合、イライラを発散するために研ぐこともあります。外猫の場合はその辺の木で研ぎますので、家の中ではしない事が多いです。
それでも猫は壁が好き
どんなに工夫をしても、猫を飼っているからにはある程度の壁や絨毯のダメージは諦めるしかないと思いますが、壁を保護するシートも売っていますので、そちらを併用するのも良いかと思います。
我が家の壁対策
我が家では広範囲をカバーするために、100円ショップの透明なビニールタイプの包装紙を活用しています。意外と丈夫で、猫が飛びかかっても破れたりしません。大きくはありませんが、100円で5枚ほど入っているので、市販の爪研ぎ予防シートよりかなり安く済みます。
まとめ
子猫の間は週に一回ほど爪を切る。ストレスを溜めないように遊んであげる。好みの爪研ぎを探してあげる。爪を研いでも良い場所をいくつか作る。壁の保護対策をする。
爪研ぎされたくない所に猫の嫌いな臭いのスプレーをする。ある程度は諦める。これが我が家の対処法ですが、少しはお役に立てたでしょうか?猫にとっては悪いことをしているつもりはなくても、人間にとっては困った行動はたくさんありますね。
それでも大切な家族ですから、暖かい目で見守ってあげたいですね。