石田ゆり子さんが預かり育てた子猫「ちびた」が無事に新しい家族のもとへ
女優の石田ゆり子さんがミルクボランティアとして預かっていた子猫が、無事に里親に引き取られたことが報告されました。
石田さんは2021年9月に生後1ヶ月くらいの子猫を預かり、3ヶ月間に渡って育ててきました。子猫は「ちびた」と呼ばれて可愛がられ、石田さんからの愛情を受けてすくすく育ち、満を持して新しい家族のもとへ届けられたのです。
「ちびた」が暮らしはじめるおうちについて、石田さんは「私が猫だったらきっとここに住みたいと思う。優しいご家族、素敵な姉妹たちのいる空気の美しい、楽園のようなところでした」と表現しています。
SNSのコメントには「泣ける」「お疲れ様でした」などの言葉が無数にならぶほど…。
石田ゆり子さん、大役本当にお疲れさまでした!
生後間もない命を救うミルクボランティアの役割
ミルクボランティアとは、保護された離乳前の子猫を自宅で預かり、固形フードが食べられるくらい成長するまで育てるというボランティアです。
動物愛護センターではこまめなお世話が必要な幼猫を育てるだけの人手が足りていないため、収容されてすぐに処分されてしまうケースが少なくありません。
生まれたばかりの子猫の小さな命を救うために、ミルクボランティアは重要な役割を担っているのです。
子猫は一度にたくさんのミルクを飲めないので、数時間おきに授乳が必要です。夜中にも何度か起きてミルクを与えなくてはなりません。繊細な子猫は健康管理も徹底することが求められます。
非常にやりがいのあるボランティアではありますが、決して簡単な気持ちで引き受けられるほど楽なものではありません。
苦労も多いミルクボランティアですが、幼いころに人間と生活することで子猫の社会性が育まれるおかげで、新しい飼い主さんのもとでの暮らしがスタートした時に人を仲間と感じて懐きやすい性格に育つことが可能になります。
猫の将来の生活のためにも、ミルクボランティアとのふれあいが大きな役割を果たしていることがわかります。
石田さんが育てた「ちびた」をはじめとするミルクボランティアにより命をつないだ子猫たちが、新しい家族のもとで幸せになることを願います。