幼いころから仲良しの犬猫コンビがスクーターにふたり乗り
カナダでスクーターにふたり乗りする犬と猫の仲良しコンビが、5mの最速走行でギネスの世界記録に認定されました。
オンタリオ州に住むプロのドッグトレーナー、メリッサ・ミレットさん(40歳)によると、彼女が飼っているボストンテリアの「ロリポップ(5歳)」とベンガル猫の「サシミ(7歳)」は幼いころから大の親友だそうです。
ミレットさんは、これまで2匹別々に小型スクーターに乗るトレーニングをさせてきました。
ロリポップとサシミはひとりでスクーターに乗るのを楽しんでいたため、2匹を一緒に乗せようとは考えたこともなかったそうです。
このため、初めてのふたり乗り走行もミレットさんの指示によるものではありませんでした。
偶然生まれた2匹の珍芸
ある日の練習中にロリポップがスクーターに乗ろうとしていると、サシミが走ってきてスクーターを横取りしようとしたそうです。
この勢いでサシミは先にスクーターに飛び乗り、続いてロリポップも飛び乗ってスクーターを押し始めました。
最初は驚いたミレットさんでしたが、今ではこの2匹の芸が大のお気に入りだそうです。
サシミとロリポップはスクーターにふたり乗りするコンビとして、地元でも有名となりました。
サシミとロリポップが大勢の前でスクーターに乗ると、まるでセレブを取り巻くメディアのように人々が集まり動画を撮るなどして大騒ぎになります。
ちなみに今回ギネスの世界記録に認定されたのは、スクーターのふたり乗りで「5mを4.37秒で走行した」という記録です。
記録もすごいですが、スクーターに乗る2匹の神妙な表情がなんとも言えませんね。