往診専門動物病院向けのクラウド型一元管理システム「ミニイク」とは?
ミニイク株式会社は、往診専門動物病院向けのクラウド型一元管理システム「ミニイク」の正式リリースを発表しました。これは獣医師の往診をサポートし、業務を楽にするためのソフトウェアです。
通常の往診ではカルテを大量に持ち運ばなくてはならなかったり、往診先で診断書や領収書を作成する必要があったり面倒な作業が少なくありませんでした。
スケジュール管理や地図の連携も獣医師にとっては負担になってしまいます。
「ミニイク」が効率よくこれらの作業を行えるようにサポートすることで、獣医師の負担が軽減されるだけでなく、ペットや飼い主さんとしっかり向き合う時間を増やせるようになるという効果が期待できます。
いつでもどこでも利用可能
「ミニイク」を利用すると、往診のスケジュール管理や決済などをWeb上で行えるようになります。カルテも紙のものではなく電子カルテになるので、往診時の荷物が少なくなります。
ネット環境さえあればいつでもどこでも使用可能で、リアルタイムでの情報共有もしやすいです。そして獣医師とスタッフの連携がよりスムーズになるという点でも便利です。
2021年12月28日(火)から動物病院のサービス利用申し込みの受付を開始します。
往診専門動物病院向けのサービスがリリースされた背景
「ミニイク」は、動物病院の中でも往診を専門的に行う動物病院に特化したサービスです。
往診を重視したサービスが生まれた背景には、現在の日本のペットと飼い主の高齢化が深く関わっています。
日本では飼い主もペットも高齢化が進み、体調の悪いペットを高齢者が病院まで連れて行くのが大変だという問題があります。しかし往診を行っている動物病院の数は、まだまだ少ないというのが現状です。
獣医師が往診を行いやすい環境を作ることができれば、往診を行う獣医師の数が増えて全てのペットが適切な医療を受けられる世の中になっていくのではないかという思いから「ミニイク」は作られました。
今後はペットや飼い主さんの医療への負担が軽減され、お互いが高齢になっても安心して一緒に過ごせるように、動物病院の往診が広まることが望まれます。
「ミニイク」のような獣医師の往診をサポートするサービスが、さらに普及していくことに期待したいですね。