【米国】ケンタッキー州を襲った竜巻の影響が「保護猫」にも!猫100匹が1400km以上かけて避難

ケンタッキー州から送り出された保護猫100頭が無事マサチューセッツ州に到着

12月15日、ケンタッキー州の動物保護施設「Kentucky Humane Society(KHS)」から送り出された保護猫100頭が、無事1400km以上離れたマサチューセッツ州ニューベッドフォード地域空港に到着しました。

この猫たちはマサチューセッツの動物保護施設「Massachusetts Society for the Prevention of Cruelty to Animalsh(MSPCA)」とその提携シェルターに収容される予定です。

今回の大規模な移送は、12月10日にケンタッキー州で甚大な被害を及ぼしたハリケーンによるもの。

この竜巻の影響で行き場を失うであろうペットたちに備え、KHSのシェルターに余分な収容スペースを確保するべく急遽猫たちの移送が実施されました。

48時間の隔離期間を経て早速里親募集開始へ

15日午前中、ニューベッドフォード地域空港に到着した猫100頭のうち、22頭はセンタービルにあるMSPCAのケープコッドシェルターへ移送。残りの猫はセーレムの保護シェルターNortheast Animal Shelter(NEAS)へ移送されます。

猫たちは空港に到着した時点から48時間の隔離期間に入るため、MSPCAはその後、猫たちの里親募集を開始する予定です。

MSPCAとNEASは猫たちの最新の里親募集状況を随時ホームページ上に公開するとしており、「猫の受け入れに興味がある方はぜひこの募集状況を確認してほしい」とのこと。

ケンタッキー州で起きた竜巻の被害も大変心配ですが、一方でこうした大規模な猫の移送を迅速に手配できる各保護団体の連係プレーも頼もしい限りですね。