ネコ語ってあるの?

Q:ネコ語ってあるの?
A:70~100種類のネコ語があると言われています。

鳴き声だけで猫が何を言っているのかを理解することは難しいですが、仕草も見て猫が何を伝えようとしているのかを総合的に判断することは可能です。

鳴き声と仕草から読み取れる代表的なネコ語をいくつかご紹介します。

「ニャー」=「やあ」と挨拶をしている

飼い主さんを見てしっぽをゆっくり揺らし「ニャー」と小さな声で鳴くのは挨拶です。愛猫が挨拶をしていることに気づいたら、ぜひ挨拶を返してあげてください。返事をされると猫は喜びます。

「ニャオンニャオン」=「気づいて!」

飼い主さんを見て強めの鳴き声で「ニャオンニャオン」というのは、何か要求があることに気づいてほしい時です。

しっぽが大きく揺れていたりヒゲが立っていたり、イライラしている様子が見られます。愛猫が何を求めているのかを考えて、対処してあげましょう。

「アァオーアァオー」=「やだ!」

緊張した様子の猫がダミ声で「アァオーアァオー」と鳴くのは嫌がっているサインです。シャンプーなどの苦手なお手入れの際に聞くことが多いでしょう。

愛猫が安心できるように工夫しつつ、ストレスにならないよう手早くお手入れを済ませてあげてください。

眠っている時の「ウニャウニャウニャ♪」=「いい夢♪」

気持ちよさそうに眠っている猫が「ウニャウニャウニャ♪」と寝言を言っている時は、いい夢を見ている時です。

おそらく夢の中で美味しいものを食べたり楽しく遊んだりしているところなので、そのまま寝かせておいてあげましょう。

日頃の様子から猫の気持ちを考えて

猫御翻訳アプリが話題になったことからも、愛猫の言葉を理解したいと思っている飼い主さんが多いことが窺がえます。ネコ語を人間が理解するのは難しいですが、声の調子や仕草などもチェックして愛猫の気持ちや何を伝えたいのかを考えてみてください。

愛猫を理解しようとすることで、より絆が深まるコミュニケーションをとれるようになるはずです。