海外にも『猫の日』ってあるの?

Q:海外の「猫の日」っていつ?あるとすればどんな日?
A:世界的に定められている「猫の日」は8月8日です。

 

日本では2月22日を「にゃんにゃんにゃん」という語呂合わせ的な意味合いから「猫の日」としていますが、これは猫の鳴き声を「にゃん」もしくは「にゃー」と発音する日本ならではのお話。

海外では世界的な「猫の日」のほか、国ごとに独自の「猫の日」がありますのでご紹介していきます。

「世界猫の日」は8月8日

2002年に国際動物福祉基金(IFAW)が8月8日を「世界猫の日」に制定し、『International Cat Day』『World Cat Day』などと呼ばれています。

尚、「世界猫の日」の目的や日付が8月8日になった理由については不明ですが、「人と猫の友情を深め猫に安全な生活を提供することを誓う日」として位置づけられています。

各国の「猫の日」

アメリカ

アメリカでは一般的に10月9日が「猫の日」とされており、他にも猫の保護活動をしている「Alley Cat Allies」で提唱している「猫の日」として10月16日も有名です。

また猫にまつわる記念日として6月4日は「猫とハグする日」、8月17日は「黒猫感謝祭」となっています。

イタリア、その他ヨーロッパ各国

イタリアの「猫の日」は2月17日です。雑誌の読者投票で決まり、イタリア以外のヨーロッパ各国でも2月17日を「猫の日」としている国が多いとのことです。

ロシア

ロシアにおいては3月1日を「猫の日」としています。ロシアで猫は大人気で、博物館に猫が住んでいたり猫専門のサーカス団があったりするほどなのだそうです。

台湾

台湾では4月4日が「猫の日」で、「愛猫族連誼会」の投票により決まりました。台湾でも猫はとても愛されており、「猫村」と呼ばれる猫がたくさん暮らす観光スポットが人気になっています。

黒猫のための記念日

アメリカの「黒猫感謝の日(8/17)」の他にも、イギリスの「全国黒猫の日(10/27)」やイタリアの「黒猫の日(11/17)」といった黒猫に特化した記念日も制定されています。

これは不吉なイメージを持たれ、誤解を受けやすい黒猫を助けたいという思いから生まれた記念日です。

不吉の象徴とされることもある黒猫ですが、イギリスでは「幸運」や「繁栄」を表すと考えられているとのこと。黒猫好きの方は、黒猫にまつわる記念日も特別な一日として過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

日本では毎年2月22日に「猫の日」として盛り上がりを見せますが、「世界猫の日」である8月8日にも猫に感謝し、いつも以上に猫にたっぷり愛情を注いで過ごされてみてください。

海外旅行をする際は、「世界猫の日」や世界各国の「猫の日」に合わせて行くのも楽しいかもしれませんね。