猫の爪切りをしないと危険!
猫の爪研ぎの目的は、古い爪をはがして新しい爪を出すことです。爪とぎをすることで先のとがった新しい爪が出てくるため、カーテンやカーペットに引っかかりやすくなってしまいます。
引っかかって爪が折れると危険なので、爪切りでとがっている部分を切る必要があります。
また伸びすぎた爪は肉球に刺さってしまうこともあるので、適度な長さを維持できるように整えてあげましょう。
爪のとがりや伸びすぎを放置すると、猫本人だけでなく同居猫や飼い主さんも引っかかれてしまうというリスクが生じます。猫に引っかかれてケガをしたり感染症になってしまったりすることもあるので、十分に注意してください。
猫と飼い主さんがお互いに安全に暮らすために、爪のお手入れを怠らないようにしましょう。
猫の爪切りの方法
爪切りをする時は、猫を後ろから抱っこして体勢を整えてください。後ろ足の小指の爪から順に切っていくと、猫の抵抗が少ないのでオススメです。肉球を軽く押して爪を出し、とがった部分を少しずつ切りましょう。
深く切り過ぎると、血管や神経を傷つけて出血してしまう可能性があるので気をつけてください。
愛猫が嫌がる場合は、おやつやおもちゃで気を引くなど工夫が必要です。慣れないうちは一度に全ての爪を切ろうとせずに、1日に1~2本ずつ切るなど無理のない範囲で頑張るのがよいでしょう。
こまめなお手入れを
愛猫の爪の伸び具合をチェックし、1ヶ月に1回を目安に爪切りをしてあげましょう。あまり爪研ぎをしない猫は、2週間に1回程度のこまめなお手入れが必要です。
愛猫が嫌がって爪切りをさせてくれない場合は、無理に自宅でお手入れをせずに動物病院やトリミングサロンにお願いするのがオススメです。