人と同じように猫も花粉症になることがあり、特に食物アレルギーがある猫は花粉にもアレルギー反応を起こしやすいといわれています。

外に出ることがなく1日中室内で過ごしている猫でも、飼い主さんが外から帰って来た時に入り込んでしまう花粉が原因で花粉症になる場合があるので気をつけましょう。

猫に起こりやすい花粉症の症状

猫も花粉症になるとくしゃみや鼻水、咳といった症状が起こります。目ヤニが増えたり目が痒くなったりすることもあります。

中でも多くの猫に目立つ症状は、皮膚が痒くなったり発疹ができたりするという皮膚炎です。体を舐めたり掻いたりすると余計に炎症が酷くなってしまい、脱毛してしまう場合もあります。

飲み薬や塗り薬で痒みを抑えられるので、早めに動物病院で診察を受けて治療をはじめることが大切です。

愛猫のためにできる花粉症対策

愛猫の体に付着した花粉は、こまめなブラッシングをして落としてあげましょう。濡らしたタオルで体を拭くのも効果的です。

飼い主さんが外から花粉を持ち込んでしまうことも多いので、玄関で花粉を落としてからおうちに入るようにしてください。花粉が付きにくい素材の服を選ぶのもオススメです。

外に干していた洗濯物を取り込む時にも花粉が入り込んでしまいます。室内の花粉は空気清浄機を設置したり、徹底的に掃除をしたりすることで除去しましょう。

掃除機をかけるだけでなく、床を水拭きするとなお良いです。

いかがでしょうか？愛猫が花粉症の場合は、春や秋の花粉が多い季節でも快適に過ごせるようにぜひ対策してあげてください。

花粉症かどうか、またどの植物に対してアレルギー症状が起こるのかを調べるために、アレルギー検査を受けてみるのもオススメです。