猫や犬の里親募集にマッチングアプリを利用した新たな試み
Tinderなどのマッチングアプリでは、プロフィール画像に可愛い動物の写真を使うと相手の注意を引く効果があるそうです。
ドイツのミュンヘンを拠点とする動物シェルターの「Munich Animal Welfare Association」では、今回このアイディアを利用して、Tinderに動物のプロフフィールを掲載し里親募集を行っています。
同シェルターはプロのカメラマンを雇い、里親を募集している犬と猫計15頭のプロフィールを作成。
マッチする相手が見つかったらチャット機能で会話を進め、ミュンヘンの動物シェルターでのデートをセッティングします。
動物のプロフィールを見た里親候補から問い合わせが殺到!
このプログラムは8月8日に開始されましたが、中にはすでに友達を見つけた動物もいるそうです。
シェルターの代表であるジリアン・モスさんによると、施設にはTinderのプロフィールを見た里親候補からの問い合わせが殺到しているとのこと。
こうした反応は驚きですが、この新しく独創的な試みを確実にサポートするつもりであると彼は言います。
一方、同シェルターはフェイスブックに緊急のメッセージを投稿し、コロナのパンデミックの際には多くのペットが捨てられたことから、動物たちを安定した家庭に引き取ってもらう必要があることを強調しました。
Tinderのコミュニケーションコーディネーターであるベンジャミン・バイルクさんはインタビューを受け、「動物たちにほんの数週間ではなくずっと一緒にいられる真のパートナーが見つかることを願っています、孤独な魂を抱えているのは人間だけではなく多くの動物たちも同様なのです」と語っています。