ついに猫語がわかるように?猫語翻訳アプリ「ニャントーク」が話題

ニャントークアプリ

「猫の言葉を理解できたらいいのに」猫を飼っている方なら誰もがそう思ったことがあるのではないでしょぅか。そこでTwitterを中心に話題となっている猫語翻訳アプリ「ニャントーク」の楽しみ方をご紹介します。

猫語翻訳アプリ「ニャントーク」とは?

ニャントークは正式名称を「MeowTalk Cat Translator」といい、元Amazonのエンジニアで「アレクサ」の開発者の一人であるハビエル・サンチェスさんが作ったアプリです。

現在ハビエル・サンチェスさんはAkvelonのプロジェクトマネージャーを務めており、「アレクサ」開発の経験と猫の鳴き声についての研究を融合して猫語の解読ができるように、それによって人と猫とのつながりが強められるようにとの願いを込めて「MeowTalk Cat Translator」を開発しました。

アプリは2020年11月にリリースされ、1年近く経った2021年10月にTwitterでアプリ利用者のツイートが話題を集め注目されました。

予想以上に愛が重かったり、飼い主さんにケンカを売っていたりというユニークな翻訳結果が多くの猫好きたちを夢中にさせ、アプリの知名度と人気を広めています。

ニャントークに関するツイート

ニャントークの楽しみ方

ニャントークは猫の鳴き声をAIが学習して意味を解析できるようになっていくシステムです。

翻訳の基本例として「ご飯ちょうだい!」「外に出して」「しあわせ!」「恋しているの!」「おい!」「怒ってるぞ!」「あっち行って!」「狩りをしているよ」などがあります。

それぞれの猫の鳴き声の翻訳結果を飼い主さんが編集して正しいものに近づけていく仕組みなので、機械任せではなく飼い主さんが愛猫への理解が深ければ深いほど翻訳の精度が上がってきます。

このように飼い主さんが編集してデータを更新していけるところが、従来のペットの翻訳機と一味違うところです。

愛猫の気持ちは飼い主さんが一番読み取れるはずなので、猫とコミュニケーションを取りながら一緒にアプリの翻訳精度を高めていくといいでしょう。複数の猫を飼っている場合は、1匹ずつそれぞれのデータを作成できます。

ただしいくら飼い主さんでも猫の気持ちが全部わかるわけではなく、あくまでも主観での判断なのでアプリの機能に頼りすぎてはいけません。アプリの翻訳では猫が楽しそうにしている時でも、実は体調が悪いという可能性もあります。

アプリは楽しむためのもの、猫とのコミュニケーションの一環や猫の気持ちを改めて考えてみるきっかけの一つとして利用し、愛猫の本当の気持ちや伝えたいことを理解するためには、いつも飼い主さんが猫に寄り添い行動や様子を観察して過ごすことが大切です。