「天空の城」の天守屋根の掃除を見守る可愛い猫城主
今月19日、日本で唯一の「猫城主」がいる岡山県高梁市の備中松山城で、毎年恒例のすす払いが行われました。
この「すす払い」行事では、国の重要文化財に指定されている天守や二重やぐらの屋根に積もった枯葉、サルの糞などを綺麗に掃除します。
備中高松城は標高430mの場所にある「雲海に浮かぶ天空の城」としても有名。その「天空の城」の天守の屋根に、建設業者や瓦職人計4人が命綱をつけて登り作業します。
一方、敷地内にはすす払いの作業を見守りつつトナカイやサンタクロースのコスプレで観光客をもてなす備中松山城の猫城主「さんじゅーろー」の姿も。
お城での暮らしを満喫する猫城主「さんじゅーろー」
さんじゅーろーが備中松山城の城主に就任したのは2018年12月のこと。
2018年夏の西日本豪雨災害の後いつの間にか城に住みついて人気者となり、そのまま城の主となりました。
現在新型コロナの影響もあり、城主に会っても撫でたりするのは控えなければならないそうですが、写真撮影はフラッシュなしであればOKとのこと。
備中松山城では年末年始12月29日から1月3日まで入場休止、1月4日から入場可能となります。
機会があればぜひ一度、猫城主とお城の絶景を眺めてみたいですね。