人間の2歳児のよりも大きいメインクーン
ロシア東部のスタールイ・オスコルに、犬と見間違われるほどの特大‟メインクーン”がいて話題となっています。
飼い主のユリア・ミニーナさんは、2年前まだこの猫が小さかった頃に有名なヨーグルト飲料にちなんで「ケフィア」と名付けました。
ケフィアはもうすぐ2歳になりますが、おそらくあと数年は成長し続けると予想されます。
ユリアさんの自宅を訪れる人は、みんな最初ケフィアを犬と間違えるそうです。実際、ケフィアは2歳児の平均体重(12kg前後)よりも重いとのこと。
「普通の赤ん坊でもここまで大きい子は想像できません」とユリアさんは冗談交じりに言います。
存在感のあるケフィアの体格はその魅力的な性格にも合っており、彼はとても頭が良く物静かです。
「外見はまるで人間のようで威圧感がありますが、実際にはとても愛情深くて控えめなんです」と、ユリアさんはまるで息子のことのように語ります。
自宅を訪れるユリアさんの友人や知人はみんなケフィアに注目。ケフィアはそんな彼らに喜んで撫でてもらうそうです。
優しさと人懐こさを併せ持つ「優しい巨人」
メインクーンは、その名の通りアメリカのメイン州にちなんだ呼称で北米では最も古い猫種のひとつです。
昔はその狩猟能力の高さを評価され大事にされていました。
しかし、イエネコとして主に屋内で飼われフレンドリーで遊び好きな「犬のような」性格なため、「ジェントルジャイアント(優しい巨人)」というあだ名もあります。
1980年代にサバンナキャットが登場するまで胸幅の広いメインクーンは世界最大の‟イエネコ種”とされてきました。
平均体重はオスが8.1kg、メスが5.4kgで、体長は尻尾を含めると91cm以上となります。
とはいえ、ケフィアはすでにメインクーンの平均サイズをゆうに超えているとのこと。
夜になるとケフィアは寝ているユリアさんの上で眠りたがります。子猫の頃はそれでまったく問題ありませんでしたが、現在は体重が重すぎてとても眠るどころではないそうです。
ちなみに、ケフィアを抱っこするユリアさんの写真は彼の大きさを示す証拠であり、決して加工したものではなないとのこと。
まるで中に人が入っていそうな大きさですが、それでも可愛いことに変わりはありませんね。