冬至は1年で夜が最も長く昼が短い日のことで、毎年日付が変動します。
2021年の冬至は12月22日(水)なので、この日を過ぎれば少しずつ昼が長くなり太陽の力もぐんぐん上がっていくのを感じられます。
愛猫にも元気を!ただし注意点も
日本や中国では、冬至を境に運気も上昇すると考えられています。栄養をつけて寒い冬を乗り切るためにカボチャを食べたり、体を温めるためにゆず湯に入ったりする風習があります。
せっかくの冬至ですから大切な愛猫にも運気を上げて、栄養をつけて欲しいですよね。お風呂嫌いが多い猫と一緒にゆず湯に入るのは無理ですが、カボチャを一緒に食べることはできます。
猫はアレルギーにさえ注意すればカボチャを食べても大丈夫。ビタミン類などの栄養も豊富なので、普段からおやつやごはんのトッピングに使うのもおすすめです。
ただし初めて与える際は、少量ずつにしてください。
「ぜんざい」もおすすめ
冬至には小豆を使ってカボチャぜんざいを作るご家庭も多いのではないでしょうか。基本的に猫は小豆も食べられますが、人間用に味つけしたぜんざいは砂糖の量が多いので健康によくありません。
カボチャもカロリーが高めなので、カボチャ入りの甘いぜんざいを食べると太ってしまう可能性があります。
愛猫には茹でたり蒸したりしたカボチャのみを与えるか、人間用のぜんざいとは別に味付けしていないぜんざいを用意してあげるのがよいでしょう。小豆粥を作るのもおすすめです。
「ゆず湯」のあとは気をつけて
当時ということで「ゆず湯」に入る飼い主さんもいると思います。もしゆず湯に入った後は、できるだけゆずの香りを体から流してからお風呂場から出てきてあげてください。
猫は柑橘系の香りが苦手なので、強くゆずの香りが残っていると逃げていってしまうかもしれません。
さらに柑橘類の皮に含まれるリモネンは猫にとって危険な成分で、中毒書状を起こす場合があります。ゆずの皮に触れた手で猫をなでたり、ゆずの皮を猫が食べてしまったりしないように注意しましょう。
いかがでしょう?愛猫との冬至の過ごし方の一つとして、以上が一緒にカボチャを食べるのがおすすめしましたが、猫が美味しそうに食べてくれても食べ過ぎには気をつけてくださいね。
カボチャで栄養をつけて、飼い主さんも愛猫も寒い冬を乗り切りましょう!