Q:猫の睡眠時間ってどれくらいなの?
A:平均14~15時間と言われています。
ふと目を向けると、いつも寝てばかりな印象がある猫。漢字の由来が寝る子と書いて「寝子」であるように、猫は一日の大半を睡眠に費やしています。
その時間はおおよそ14~15時間と言われており人間の倍以上眠っていますが、「どうして猫はそんなに眠るのか?」
今回はこのテーマについて解説していきます。
どうして猫は睡眠時間が長いの?
猫が長時間眠るのは、野生時代の狩りの名残が関係していると言われています。
肉食動物であるイエネコの祖先は、一日に使うエネルギーの大半を狩りで消耗します。
野生において自分のエネルギー管理は基本中の基本ですが、エネルギー不足では成功する狩りも成功しません。
そのため、狩り以外の時間はエネルギー節約のため眠っていると考えられています。
子猫や老猫はもっと眠る
冒頭で説明した14~15時間の睡眠は、成猫の場合のお話です。
ライフステージによっても猫の睡眠時間は異なり子猫と老猫の場合は、さらに長い20時間も寝ているとのこと。
子猫は成長のために必要なホルモンが睡眠中に分泌されるため、より多くの睡眠が必要となります。それに対し老猫の場合は、加齢による体力低下が顕著なことから活動量自体が減少します。
どちらも必要だからこそ眠っているので、イタズラに起こさないようにしてあげてください
猫の睡眠時間は14~15時間
今回の内容をまとめるとこのような内容になります。
- 猫の睡眠時間は14~15時間前後。
- 野生時代の名残で狩りのためのエネルギー節約している。
- 子猫や老猫はさらに睡眠が必要で1日20時間眠ることも。
一日中寝てばかりで羨ましいと思われがちな猫ですが、実はエネルギー節約や成長のため眠っています。
猫にとっても「睡眠」は大切なワイフワーク。大事な猫が安心して眠れるよう、起こさない気配りや寝床の環境整備を見直してみてください。