猫の水彩画
水彩画は、透明感のあるやわらかい表現ができます。同じ猫でも、描く人によって印象が異なるので面白いですね。猫の水彩画を7点ご紹介します。
花と猫
猫と一緒に描かれることの多い花のモチーフ。ぱっちりと開いたブルーの瞳と、周りを飾る花達がよく合っています。
白い猫
白い猫の水彩画ですが、リアルで写真のようです。金色の瞳がじっと何かを見上げています。その視線の先に何があるのか…気になりますね。
黒猫と月
黒猫と月という組み合わせも、よく使われるモチーフで人気があります。青くにじんだ三日月が幻想的な水彩画です。
街の猫達
街の風景の中にたくさんの猫達がいます。何匹いるのか数えてみたくなりますね。細部までじっくり楽しめる水彩画です。
夜の街
こちらも街と猫の水彩画です。明かりが灯る夜の街に、1匹の猫がアクセントになっています。
冬の猫
雪を背景に、青い帽子とマフラーをつけている猫ちゃん。寒い冬でもほっこりと温かくなれそうな水彩画です。
ピアノと猫
淡い色合いのピアノにくっついている猫。今にも爪とぎをしそうな様子が伝わってきます。
猫の水彩画を自分で描く時の方法
猫の水彩画を自分で描いてみたいと思いませんか。水彩絵の具は、初心者でも扱いやすい画材です。ほとんどの人が子どもの頃に学校で使ったことがあるはないのでしょうか。ぜひ、猫の水彩画にチャレンジしてみて下さい。
モチーフをよく見る
実物の猫を見て描きますが、眠っている時以外は、なかなか難しいもの。モデルの猫が動いてしまって描けない場合は、写真を見て水彩画を描きましょう。
実物の猫でも、写真に撮った猫でも、よく見なければ水彩画を上手に描くことはできません。猫の細部ではなく、全体を見るようにし、全体の形を把握しておきます。
猫の頭やしっぽ、足の先などの位置に小さなしるしをつけておくといいでしょう。
大体の形を描き出してみる
猫の顏や体のおおまかな形を紙に描きます。この時点では、はっきり猫であることがわからなくて構いません。大体の輪郭と、目や鼻、耳の場所がわかれば大丈夫です。先に外側の数カ所にしるしをつけておくと、輪郭が取りやすいです。色はつけず、1色で薄く線を描いていくようにします。
凹凸をつける
水彩画は、明るい部分から描き込んでいきます。光が当たっている方から、猫の体の凹凸をつけていきます。明るい部分から、影になっている部分へと少しずつ進んでいきましょう。
影を描くことで凹凸ができていき、立体感が生まれます。
細部を描き加える
最後に、細かい部分を描き足していきます。猫の毛の柄や、耳、鼻、目などを描いていきましょう。ひげや瞳の中の光を描くと、生き生きとしてきます。細部ができたら完成です。
猫の水彩画の画家達
猫の水彩画を好んで描く画家達をご紹介します。
エンドレ・ペノベック
黒猫をモチーフとした絵を数多く描いているセルニア出身の画家です。にじみと、白と黒のコントラストが水墨画のような印象を与えます。ふんわりとした毛の表現に、触りたくなってしまいます。
村上豊
小説の挿絵、書籍の装丁、絵本の原画などを手掛けている、静岡県出身の画家です。風景や鳥などの他、猫の水彩画も多数描いています。水墨画風のにじみで、猫の毛のやわらかさが表現されています。
ポール&ジョー
猫をモチーフとした水彩画やイラストのアイテムで人気のポール&ジョーは、フランスの女性デザイナー、ソフィー・アルボーのファッションブランドです。ポール&ジョーというネーミングは、2人の息子の名前から来ています。1995年にメンズを、1997年にレディースを発表、品質の良さとデザインで定評があります。
日本にもポール&ジョーの店舗があり、ファッションの他、化粧品のポール&ジョー ボーテも展開しています。
まとめ
絵のモチーフとして人気が高い猫は、水彩画でもよく描かれています。猫を好んで描く画家達もいます。お気に入りの猫の水彩画を見つけるのも楽しいですが、自分で描くことにチャレンジもしてみませんか。
大切な猫ちゃんを水彩画で描いてあげられたら、素敵です。完成したら、ぜひお部屋に飾って下さいね。