野良猫が懐く方法 5ステップ
- ステップ1 会ったら、挨拶
- ステップ2 会ったら、すぐにしゃがむ
- ステップ3 猫ちゃんが、近くに来ても『動かない』
- ステップ4 猫ちゃんが、体を寄り添ってきても『動かない』
- ステップ5 猫ちゃんは、安心して去っていく
猫と仲良くなる5ステップをお伝えします。参考になれば幸いです。
ステップ1 会ったら挨拶!
- 静かに
- 高いトーンで
- 大声は、NG
- 一言だけ!
あまり、長々と話すのは、NGです。人間だってあまり親しくない人から、長々と身の上話や、興味のない話をしてくる人がは、ちょっと敬遠しちゃいます。
ステップ2 会ったらすぐにしゃがむ
- ゆっくりと身を小さくする
- その場で『動かない』
- 指一本でも『動かない』
- そして視界の端っこで“猫ちゃんがいるな”くらいに姿を捉えてそっぽを向く。
- 動いていいのは、猫ちゃんが動いてから。
- もし目が合ったら、ゆっくりとつむりましょう。
ステップ3 猫ちゃんが近くに来ても『動かない』
ひたすらにそっぽを向いて『動かない』
ステップ4 猫ちゃんが体を寄り添ってきても『動かない』
ひたすらにそっぽを向いて『動かない』
ステップ5 猫ちゃんは、安心して去っていく
猫ちゃんは“この人間は安全な人間だ”と認識したら、去っていくので、万感の想いをこめて見送りましょう。そして、始めてここで『動く』ことが許されるのです。
筆者は仲良くなりたい猫がいたら、ひたすらこのプロセスを繰り返します。ステップの途中で猫が去っていく事もあります。それでも仲良くなりたい猫ちゃんがいれば、見かけたら挨拶をして、ゆっくりとしゃがみこみます。ステップ5に行ける日を信じながら。
猫ちゃんの信頼を勝ち取るまで、我慢強く繰り返します。特にステップ3や4では、時間がかかります。時には何時間もしゃがみ込んでいなければならない時もあります。それでも、猫ちゃんが動くのを待ちましょう。“猫ちゃん主導”これが肝心です。
猫ちゃんに触っていいタイミングは、猫ちゃんが教えてくれます。仲良くなれば、お腹を出して寝転がったり、喉を鳴らして体を擦り寄せてきます。私は、猫ちゃんが許してくれた時だけ体に触るようにしています。
まるで、好きな女の子とお近づきになりたくて、近くをうろうろする男の子みたいです。
懐きやすい猫の種類はいる?
懐きやすい猫は性格による!
ちまたでは、アメリカン・ショートヘア、マンチカン等と言われているようです。筆者の経験上、懐きやすいとか、懐きにくいと感じるのは、種類よりも猫それぞれの性格に由来するところが大きいと感じています。
人と同じなんだなぁ、とつくづく思います。
オス猫の方が甘えん坊?
ただはっきりとしているのは、圧倒的にオス猫の方が甘えん坊です。そういう意味から言えば、メス猫よりオス猫の方が、より懐きやすくメス猫はクールだと言えるでしょう。
おそらくこれは、メス猫にはある程度の用心深さがないと、子供を育てるのが難しいという野生環境の名残りであるかと思われます。
猫が懐きやすい期間
猫がなつきやすいのは子猫の時期
子猫の時から飼っていれば、それだけ飼い主さんには懐くでしょう。しかし、一概にそうとも言い切れず、やはり猫の性格に由来するのでは?と感じます。まして猫は、飼い主を選ぶ生き物ですので、猫から選ばれた人は、何歳の猫でも深い絆を瞬時に築けると思います。
人を怖がらない性格の猫は大人になっても人に懐く
ちなみに、筆者も道を歩いていて、成猫の野良さんから待ち伏せをされたことがあります。
成猫さんは、筆者の足元にさっ!と現れ、さもそれが毎日の日課の散歩であるかの様に筆者の前を歩き、そのまま家までついてきて、筆者の家の玄関から家の中に入り、当たり前のようにソファーの上でくつろぎだす。と、いう経験を過去に二回しました。もちろん彼らは、そのまま筆者の家の猫になりました。
猫が懐く人と懐かない人の4つの違い
猫が嫌いな人の特徴
- 声の大きい人
- オーバーリアクションをする人
- 突然動く人
- 猫の顔を真っ直ぐに見て近づく人
猫がなつく人の特徴
- 驚かさない人
- 意地悪をしない人
猫が懐くということは、人に対して猫が安心している状態を言うと思います。猫を肩に乗せて旅行したり、望む時に膝の上でゴロゴロと喉を鳴らしてくれたら、もちろん最高ですけど。猫が私の前で安心してくれているならそれでいい。と思うのです。
猫が箱座りをしている時は・・・
私は、猫がリラックスしている時にする箱座りを私の前でしてくれるなら、その猫は私に“懐いて‘’いると考えます。大福のような猫の箱座りを眺められる生活を手に入れたなんて!私は、なんて幸せな人生を手に入れたのでしょう!と。
まとめ
上記の方法は、野良猫ちゃんと仲良しになる方法ですが、飼っている猫が寄り付いてくれない、、、と、お悩みのお方は参考になさって下さい。
猫は“自由”だとか“群れを作らない”と、言われていますが、筆者が見ている限りそんな事はありませんでした。猫はコロニーを形成して生活していて、そのコロニーの形成の仕方は人と似ていると思いました。
猫と付き合うのは、人と付き合うのに似ているように思います。いつも手をつないでおトイレにいく友人関係を築く人もいますし、あまり、連絡を取り合わない友人関係を築く人もいます。猫の数だけ関係の築き方がありました。
人が人の思う通りにならないのに、猫が人の思う通りになるわけがないとつくづく思うのです。
私は、野良猫ちゃんと一度関係を築いたら、一方的にその関係を反故にしてしまう事は決してしません。一度でも愛した猫から、その愛を奪うなんて許されないと思うからです。猫はそこにいるだけで私を幸せにしてくれる素晴らしい生き物だと思うからです。