1.驚かせる
猫は恐怖や不安を感じている時や危険を察知している時に、明るい場所でも瞳孔が開くことがあります。そんな時、猫を驚かせたりしてはいけません。もし驚かせてしまったら、飼い主さんが猫ちゃんから攻撃を受けることもあるからです。瞳孔が開くと同時にしっぽをふくらませていることもあります。
特に危険を察知して緊張している猫ちゃんを驚かせてしまうと、まだ慣れていない猫の場合警戒から飼い主さんに近寄らなくなってしまうこともあるようです。
特に、新しいお家に迎えられたばかりの猫ちゃんは驚かせたりしないように、落ち着くまで安心させてあげるといいですね。
2.猫の目をじっと見つめる
明るい場所でも猫の瞳孔が開いている時は怒っている場合もあります。耳を伏せている時などは特に、怒りがピークに達していて威嚇しようと身構えている場合が多いです。
そんな時に猫の目をじっと見つめると、「ケンカを売られている!」と猫のほうも感じてしまうでしょう。まずは飼い主さんが猫ちゃんの怒りの原因を探り、何に対して不満なのか、怒っているのかを知ることが大切です。
下手に目を見つめながら手を出したりしてしまうと、途端に攻撃を受けて飼い主さんのほうが怪我をしてしまうこともあります。普段から、猫ちゃんの怖がるものや嫌いなものを知っておくことが大事なのです。
3.フラッシュを使用して撮影をする
猫ちゃんが可愛くて写真を撮る飼い主さんは多いですよね。でも、撮影する際にフラッシュを使用すると猫ちゃんにとっては危険です。
瞳孔が開いていない時でももちろん良くないのですが、瞳孔が開いている時は光を集めるためでもあるので、そんな時にフラッシュを目に受けてしまうと目を傷めてしまいます。
猫ちゃんを撮影する場合には、必ずカメラのフラッシュ機能はオフにしましょう。いくら可愛いとはいえ、猫ちゃんにとって良くない撮影方法は、猫ちゃん自身を危険にさらしてしまうことになります。
4.動物病院に連れて行かない
猫ちゃんの瞳孔が開きっぱなしの場合は、緑内障や白内障、網膜変性症などの目の病気や、慢性腎不全、甲状腺機能亢進症などの病気が疑われることもあります。
怒ったり、不安を感じている様子もないのに明るい場所で瞳孔が開きっぱなしになっている時には、猫ちゃんを動物病院に連れて行ってあげることも大切です。
特に、明るさや感情に関係なく瞳孔が開きっぱなしの場合には重大な病気が隠れている可能性がありますので、そんな時には速やかに猫ちゃんを動物病院に連れて行くといいでしょう。様子見をしているうちに病気が進行してしまっては元も子もありませんからね。
まとめ
猫の瞳孔が開いている時にしてはいけないことをご紹介しましたが、もちろんおもちゃなどの獲物に興味津々な場合などの楽しい時にも瞳孔は開きます。
ですが、普段と違う様子であれば、何か不安や恐怖を感じる原因があるのかを探ったり、動物病院に連れて行ってあげたりしなくてはいけませんね。
特に病気のサインの場合は飼い主さんもうっかり見逃してしまいがちなので、普段から愛猫ちゃんのことを知っておいて損はないでしょう。
猫ちゃんの健康などにも気を付けながら、猫ちゃんと楽しい生活を送れることが一番ですからね。