猫も目が回る?ぐるぐる回された時の反応

猫も目が回る?ぐるぐる回された時の反応

身体能力が高い猫は目が回ると思いますか?猫はおもちゃを追いかけて目が回るのか、など調べました。また、猫の目が回る病気もまとめました。

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猫も目が回る事はあるのか

頭を傾ける猫

猫も目が回る事がある

高い場所からでも上手に着地したり、体をひねりながら獲物やおもちゃを追いかけたりと、猫はとても身体能力が高いことで知られています。そんな猫でも実は、ぐるぐる回転すると目が回るのです。

猫の目が回る事はあまりない

猫も目が回る事がありますが、猫は高い場所から落ちても、空中で体勢を立て直すほど三半規管の性能が良く、猫はそう簡単に目が回ることはないと言われています。ですが、猫にも個体差があり、目を回しやすいこともあります。

さらに、おもちゃなどに夢中になっている状態で、激しくぐるぐる回したり、高速で回転すれば、ほとんどの猫は目を回してしまうでしょう。いくら三半規管が強い、平衡感覚に優れているといっても限度があります。ただ人間より目が回る事からの回復は早いと感じるかもしれませんね。

猫の目が回るメカニズム

目が回るのはどうしてなのでしょう?体のバランス感覚は、耳の奥にある三半規管の中のリンパ液が揺れることで感じられます。体がぐるぐると回転するのをやめても、三半規管の中のリンパ液はすぐに揺れが止まらないため、目が回ると感じるのです。

また、目が回るという現象には、眼球の動きも関わっています。

三半規管で体の回転が感じられると、回転方向とは反対の方向を見るように脳から指令が出ます。この時の目の動きは「眼振」といい、回転が激しいと眼球の動きがうまくいかなくなり、体の回転を止めてもしばらく眼振が続き「目が回る」と感じるのです。

猫の目が回るとどうなるのか

隙間からこちらを見る猫

猫の目が回ると、人間と同じように、ふらふらと歩いたり、転んでしまったりします。頭ががくがくと揺れたり、よく見ると眼球が揺れる眼振が見られたりするので、驚いてしまうかもしれません。

おもちゃを追いかけて目が回る猫


「待てー!」と一生懸命に追いかける猫さんです。夢中になって追いかけていましたが、目を回してしまいます。目が回る~!とふらふらと歩いて、パタンと転んでしまいましたね。

器用に遊んで目が回る猫


こちらの猫さんはとても器用に遊びます。自分で猫じゃらしをくわえ、それを追いかけてくるくると回るのです。追いかけるのに夢中で目が回るのですが、自分がくわえている猫じゃらしは捕まえられないことを知っているのでしょうか?

猫の目が回る病気

耳のケアを受ける猫

体が回転することで目が回る以外に、病気によって目が回るような状態になることもあります。体のバランスがとれなくなると、頭が傾いたり、ふらついたり、目が回っているかのような状態になることがあるのです。目が回る病気の中から2つご紹介します。

猫の目が回る病気「中内耳炎」

耳の炎症が奥の前庭部という場所まで進むと、平衡感覚に影響し目が回る事があります。ひどくなると、まっすぐ歩けない、立ち上がれないなどの症状もあらわれます。

中内耳炎の原因は、真菌、細菌、ダニなどがあります。猫をシャンプーした際、耳の中に水が入ることで炎症が起きてしまうことも原因の一つです。

猫の目が回る病気「特発性前庭障害」

目が回る、ふらふらする、転んでしまう、頭が傾く、嘔吐、眼振、といった症状が突然起こる病気です。特発性とは原因不明という意味で、目が回る、歩けない等の症状が突然起こります。

なぜこのような障害が起こるのか分かっていません。猫の目が回る、ふらついて転んでしまうので、ケガをしないように注意します。発症するのは中高齢期で起こりやすいとされていますが、全ての年齢で発症する可能性があります。

猫の目が回る病気「特発性前庭障害」は、夏と秋に発症することが多いようです。また、発症しやすい猫種ではシャムが挙げられています。

猫の目が回る病気「特発性前庭障害」は突然発症し、24時間以内に症状がピークとなります。2~3週間で自然治癒するのですが、症状は耳の炎症や腫瘍など他の病気によるものと似ていることもあり、検査が必要です。

猫の目が回る病気「特発性前庭障害」の治療は、ステロイドや抗生物質など症状に応じて行われます。

こちらの猫は突発性(特発性)前庭障害で、眼球が左右に動く眼振が起きています。この動画のように、症状を撮影しておくと病院で説明しやすいですね。

「猫の目が回る」ことで注意したいこと

猫じゃらしで遊ぶ子猫

目が回る様な遊び方に注意

遊ぶことが大好きな猫や、遊び盛りの子猫では、飼い主さんが動かす猫じゃらしを一生懸命追いかけます。ぐるぐる回る猫じゃらしを追いかけて目が回ることもありますが、遊びすぎには注意しましょう。

特に子猫は自分の体力以上に動き回ってばててしまうことがあります。猫の目が回る様子がかわいく見えても、猫の体力なども考えてあげましょう。

目が回る仕草をしたら病院へ

何もしていないのに目が回るときのように歩き方や頭の傾きなどが見られたら、病院へ相談しましょう。体のバランスをとる耳の異常だけではなく、脳の病気などが関係している可能性もあります。

まとめ

うつむく猫

高い場所からの着地も見事に決められる猫も、回転をすると目が回るのです。

猫じゃらしをぐるぐる回すと一生懸命に追いかけて、しばらくすると足元がふらつき転んでしまうことがあります。ですが、バランス感覚が優れているため、目が回ることがあっても回復が早いと感じるでしょう。

注意したいのは、何もしていないのにふらついて歩いたり、目が左右に動く眼振が起きたりしているときです。

耳の中の炎症や、原因不明の障害など病気によって目が回るときのような症状が出ていることがあります。猫がいつもと違うと感じたら早めに病院へ相談をしましょう。

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