設問1:以下の芸術家達の中で野性の猫科動物を飼っていたのは誰?
- パブロ・ピカソ
- グスタフ・クリムト
- アンリ・マティス
- サルヴァドール・ダリ
答え:正解は4番のサルヴァドール・ダリです。ダリはバブーというオセロットを飼っていました。オセロットは南アメリカの熱帯雨林などに生息する猫科動物です。
ダリはバブーを可愛がり、パーティや5つ星ホテルにまで連れて行ったそうです。ちなみにオセロットは一時期、その美しい毛並みから乱獲され、数が激減してしまい現在では国によりますが絶滅危惧種とされています。日本でも商業目的のオセロットの輸入は禁止されています。
設問2:北欧の女神フレイヤの馬車を引く2匹の猫の名前は?
- ブレッドとルビー
- ベイグルとトリエグル
- デニッシュとサファイア
- ルイスリンプとパール
答え:正解は2のベイグルとトリエグルです。ベイグルというのは蜂蜜という意味で、トリエグルというのは琥珀という意味なのだそうです。この猫達は同じく北欧神話に登場するトール神からもらい受けたとされ、猫達が気に入った女神はいつでも一緒にいられるように、愛用の馬車を引かせることにしたのだそうです。
ちなみにこの猫の種類についてはヤマネコであるなど諸説ありますが、一説には北欧の森に住むノルウェージャンフォレストキャットとも言われます。
設問3:この中でマタタビ科の植物はどれ?
- バナナ
- ライチ
- キウイ
- リンゴ
答え:正解は3のキウイです。キウイはマタタビ科マタタビ属の植物で、猫が好きなマタタビに含まれる「マタタビラクトン」という成分が含まれていて、これが猫をヘロヘロにしてしまうようです。スーパーで販売されているものには、あまり含まれていないとされます。
ちなみにキウイには猫に毒となる成分は含まれていませんが、猫によってはアレルギーの危険があったり、たくさん食べさせたりすると下痢になることもあります。またマタタビラクトンは微量であっても猫の状態(去勢前のオス)などによっては悪影響を及ぼす可能性もあります。
猫にとってキウイは有毒ではないといっても、肉食動物であり本来の食べ物ではないので、あげる必要はないでしょう。
設問4 次のことわざにおける言葉の組み合わせで実際にあるのは?
- 猫に傘(かさ)
- 猫に書物
- 猫にめざし
- 猫に皿
答え:正解は1の猫に傘です。正確には猫に傘(からかさ)というようです。このことわざは猫の前で傘を急に広げるとものすごくびっくりすることから、そのように驚愕している様子を表すのだそうです。
設問5 愛猫家である宇多天皇(平安時代)が猫に与えていた食べ物は?
- 乳粥
- 蘇
- 乾飯
- 醤
正解は1の乳粥です。これはおかゆではなく、現在で言うヨーグルトのような乳製品なのだそうです。この時代、このような食べ物は大変な貴重品ですが、そのような稀少なものを猫にあげてしまうほど、宇多天皇はこの猫を可愛がっていたようです。
ちなみに蘇はお菓子のようともチーズのようなとも言われる食品で、乾飯は米を蒸してから干した保存食、醤は古代中国で使われていた調味料の一種であるとされています。
まとめ
今日のねこちゃんより:タンザー♂ / ラグドール / 2.4kg
いかがでしたか?猫に詳しい方でも、これはちょっと知らなかったなという問題があったのではないでしょうか。この他にも猫に関する知られざる知識はまだまだたくさんあるようなので、ぜひみなさんも猫トリビアを見つけてみてくださいね。