猫のカサカサ鼻対策法
猫のカサカサになってしまった鼻、どうしたら良いでしょうか?
1.湿度に注意
空気が乾燥する冬は、室内の湿度が低くなるために、猫の鼻がカサカサになってしまうことがあります。
湿度を適度に保つことが、大切です。50%~60%の湿度を、保つようにすると良いでしょう。湿度を保つことは、猫のウイルス感染を防ぐことにも繋がります。
乾燥すると呼吸器の粘膜がダメージを受けて、感染しやすくなるからです。
それは飼い主も同じなので、お互いの健康のために適度な湿度を保つようにするのがオススメです。
2.保湿する
ワセリンや馬油、猫用保湿クリームを鼻にヌリヌリしてあげましょう。ついでに肉球もケアしてあげれば、いつもぷるっぷるな鼻と肉球になりますよ!
保湿剤を猫が舐めてしまっても害になることは少ないですが、ご心配な方はあらかじめ、かかりつけの獣医師に相談してから猫の鼻を保湿するようにしましょう。
加齢により鼻が乾燥してくる場合もありますので、保湿してあげてください。
3.病気を疑う
猫の鼻が乾燥してしまう病気があります。鼻腺が詰まっていたり、猫風邪などで発熱したり、脱水症状を起こしているときです。
鼻腺が詰まっていると、鼻が乾燥するとともに目が涙で異常に潤んでしまいます。
また猫風邪などで体調が悪いときは、食欲の低下や隠れて出てこないなど、ふだんと違う様子が見られるでしょう。
おかしいと感じたときは、早急にかかりつけ医を受診してください。
4.特に対策の必要なし
寝ているときや激しく運動したあとは、鼻が一時的に乾燥することがあります。
この場合はしばらくすれば、元のように鼻が湿ってきます。
特に異常というわけではありませんので、特に対策をする必要はありません。
5.飲水量を増やす
冬でも猫が熱中症にかかることがあります。温めすぎで熱中症になってしまうことがあるのです。
十分に水分を取らせて、温めすぎには注意してください。それでなくても冬は猫の飲水量が減る季節です。
水場を増やす、猫のくつろぎスペースの側に水を用意する、ウェットフードを与える、ドライフードを白湯でふやかすなどの対策をして、飲水量を増やすことも大切です。
6.暖房器具に注意
暖房器具に近づきすぎることで鼻が乾燥して、カサカサになってしまうケースも。
低温やけどの危険性もありますので、猫が暖房器具に近づき過ぎないよう、気をつけてあげてください。ストーブガードなどを設置するのもよいでしょう。
猫は全身が被毛に覆われているため、皮膚への刺激には割と敏感です。暖房器具に近づき過ぎて被毛が燃えていても、気がつかないことがあるくらいです。
対策をせずに猫が危険な目に合わないよう、十分注意しましょう。
まとめ
鼻が適度に濡れていることは健康のバロメーターです。カサカサしていたらどこか体調不良があるのでは?と疑うことができますし、室内の暖房機器に近づきすぎていたり、湿度が足りない可能性も考えられます。猫ちゃんの鼻のチェック、大切です。