猫に水分補給をさせる効果的な6つの方法

猫に水分補給をさせる方法

猫の体重で変化はしますが、体重が4㎏の成猫の1日に必要な飲水量は平均200～250mlほどだと言われています。

愛猫は毎日200～250mlのお水を飲めていますか？

猫はもともとあまり水分補給を得意としないので、腎不全や尿路結石などの病気にかかりやすい生き物です。そういった病気にならないように、ふだんからできるだけたくさん、水分補給をしてほしいですよね。猫から進んで水分補給をしてもらうためには飼い主としてどうするのが良いのでしょうか。

水の温度をかえる

猫があまりお水を飲まず、水分補給がきちんとできているか心配な時は、ぬるま湯やお湯にして温度を変えるだけで、たくさんお水を飲むようになってくれることがあります。
猫によって水分補給は、お湯が好きだったり、氷を浮かべるのが好きだったりと好みがバラバラですので、愛猫の好みを見つけてあげると良いです。

流れる水にする

猫は動くものに興味を示す生き物なので流れるお水が好きです。
蛇口から一生懸命水を飲む猫の姿はよく動画でも見られますよね。お水が自動に流れる器にしてあげると、猫はたくさん水を飲むようになる場合があります。猫に水分補給をしている様子があまりみられなければ思い切って器を替えてみるのも良いですよ。

またたびを使う

猫にまたたびを使うとあら不思議、ツンツンだった猫もゴロゴロすりすりの甘えん坊に大変身！というように、あっという間に猫は興味を示してくれるようになる、ある意味魔法のような品です。お水にこのまたたびを少し入れると、興味を持って進んで水分補給をしてくれるかもしれません。

ただ、またたびは人間のタバコのように中毒性があるので、量と頻度にはくれぐれも気をつけて水分補給に使用するようにしてくださいね。

ウェットフード

見た目で分かるように、ドライフードよりウェットフードの方が水分量が多く、全体の80％近くが水分です。あまり水を飲まない猫にはドライフードだけではなくウェットフードも用意してあげると、ごはんからも水分補給ができます。

おやつを利用する

ウェットフード以外でも、今はドライフードの上にかけられるスープタイプのおやつや、ちゅーるのように直接与えることができるゼリータイプのおやつは種類がとても豊富ですし、成猫でも飲める紙パックのミルクなども売られているので、そういったものからでも水分補給が可能です。

ただ、猫におやつばかり与えていると栄養の取りすぎで肥満になりやすいので、与えすぎには注意するようにしてくださいね。

ふやかす

ウェットフードやおやつの使用はあまりしたくないという方はドライフードを水でふやかしてみるのはどうでしょう。食感が大きく変わるのでお気に召さない猫もいるかもしれませんが、食べてくれる猫であれば自然に水も一緒に飲んでくれるので、食べながら水分の補給もできます。

ただのお水でも良いですが鶏肉を茹でた茹で汁を冷まして混ぜると、チキン好きな猫はペロリです。

猫の水分補給でおすすめ5つの商品

ここでは上記の方法と併せて使える水分補給にあると嬉しいグッズを5つ紹介していきたいと思います。

ヘルスウォーター ボウル　M

あまりお水を飲まない猫のために作られた水分補給の器です。
このボウルに水をいれると、ただの水道水でも口当たりが滑らかになり美味しくなります。猫がたくさん水を飲むようになったという報告も多数上がっているんですよ。
陶器製でしっかりしているので、猫が誤ってひっくり返してしまうこともありません。

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PETKIT(ペットキット) ドリンキング・ウォーターファウンテン

電気を使ってお水を循環させるタイプの器です。
シンプルなデザインなのでお家のインテリアにも馴染みやすく、色で交換時期を教えてくれるので、ウッカリ交換を忘れてしまってもすぐに思い出せます。
水分補給があまりできない猫にはとてもオススメな商品です。

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スマック またたび (純末) 2.5g

水分補給でまたたびの効果は、猫の個体差があるようですが、効く猫にはとても効力を発揮してくれます。国産なので安心です。

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わんわん 猫日和 チキンとレバー 40g 2袋入り

国産で、しかも保存料や着色料を使用していないので、フードに気を使っている飼い主さんにもおススメができるおやつです。ドライフードと混ぜて猫にあげることで水分補給ができます。

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健康缶 国産 健康缶パウチ 水分補給 まぐろペースト 40g ×12個入り

ドライフード率が高く、あまりお水を飲まない猫のために作られた水分補給用のパウチです。
猫の体液に近いミネラルバランスに調整してあるので、お水よりも素早く身体へ浸透していきます。ふだんから猫に与えてあげることで脱水を防ぎます。

まとめ

あまりお水を飲む習慣がない猫はとても多いと思います。
蛇口からなら飲む子でも、蛇口を締めるために飲み終わるまで待たなくてはならないので、忙しい時にはなかなかできなかったりしますよね。

適量な水分補給がきちんとできているか不安な飼い主さんは、是非、いろいろな方法と併用しながら定期的な猫の水分補給が可能なようにサポートしてあげてくださいね。