涼しくお昼寝できて快適!猫のひんやりハンモックの作り方

涼しくお昼寝できて快適!猫のひんやりハンモックの作り方

暑い季節も快適にお昼寝して欲しい!そんな思いから「ひんやりハンモック」が誕生しました。骨組みは軽いクラフト素材なので移動もラクラク。骨組みの組み立てはジョイントパーツに組み込むだけなのでとても簡単です。布地はクラフト素材を通す部分を縫ったもの同士を合体させ縫い合わせるだけ!骨組みに通せばハンモックが完成です。ハンモックは風通しも良く素材もひんやり。これなら夏も涼しく快適にお昼寝ができます♬

愛猫の為にひんやりハンモックを作った理由

最近暑くて右往左往、夏初心者の愛猫

昨年9月末に我が家にやってきた愛猫は、秋、冬、春を過ごしすくすく成長してきました。

初めての夏を迎えるにあたり、家の中をまだ上手に使いこなせていない模様です。午前中はこの部屋が涼しい、午後からはあっちの部屋、絨毯よりもフローリングやタイル張り、という感じに日の傾きや気温に合わせて快適な場所をセレクトできるようになってこそ一人前の猫さんですが・・。

過保護ですが、快適なお昼寝をサポートしてあげたくなりました。

応接間がお気に入り、でも絨毯・・・

最近、応接間の窓辺がお気に入りの場所で、窓際にちょこんと座り外を眺めたり窓越しに虫や蝶々を見つめるのが大好きなのですが、ゴブラン織絨毯が敷き詰められていて猫さんにとって夏は暑そうなのが難点でした。

そろそろ冷感マットでも買ってあげようかしらと思っておりましたが、床から離れていた方が断然涼しいので、ハンモックにして固定できるものを作ることにしました。

クラフトラックを使ってDIYしてる方が多いので参考にさせて頂き、愛猫に合わせてアレンジしました。

冷感マットのハンモックなら最強!

骨組みは100均でもハンモックの肌触りは妥協できません。今回はペット用の冷感素材のキルティングマットを選びました。ゆったりしたハンモックにしたかったので、2枚購入して縫い合わせることにしました。重ねることで丈夫さも増して大きな猫さんでも安心です。

臨機応変な使い方ができて、不要になったら処分しやすい素材や形態がベスト

クラフトラックはボール紙ですので軽くて持ち運びがとても便利です。

これなら快適な場所を求めて手軽に置き場所を変えられます。秋冬になったら、暖かな素材で作ったハンモックにカンタンに衣替えできるところも経済的です。

いらなくなった時は、自分で手早く解体可能、思い切って捨てても惜しくないですし、ゴミに出すことになっても地球にやさしい素材です。

ひんやりハンモックを作るための材料

# 材料一覧 #

クラフトラックとジョイントパーツは100均のセリアさんで購入(ダイソーさんとシルクさんにはないそうです)
冷感キルティングマットはホームセンターのペットコーナーでドギーマンさんの商品を1枚500円弱で購入

(材料)

  • クラフトラック組み立て用部品(紙管長さ39cm)12本
  • ジョイントパーツ(クラフトラック連結用部品+専用キャップ L型)8個
  • ドギーマンのシャーベットタッチキルティングマットM(60cm×45cm) 2枚

※縫い合わせてる状態がわかりやすいように色違いのものを1枚ずつ購入し、夏らしい雰囲気でパッチワーク風にしました。

ひんやりハンモックの作り方

1、クラフトラックを組み立てます

今回はおひとり様用で作っていますが、多頭飼いのお宅は、ジョイトパーツやクラフトラックを増やして拡張し2階建てや横に二つ並べたりする等自由自在です。

L型のジョイントパーツにクラフトラックをはめて土台部分を作ります。

# L型のジョイントパーツにクラフトラックをはめる #

次に高さ部分を組み立て残り4本も正方形に組み立て骨組み完成です。

# 完成 #

2、冷感キルティングマットの片側(クラフトラックを通す部分)をミシンで縫います。

写真は、ピンク、黄緑両方共片側を縫ったところです。

#冷感マットの片側を縫う#

※今回は15cm分折り返し縫ったところ、キルティング素材の場合は緩すぎずタイト過ぎず、少々ゆとりがあってラクにクラフトラックが通る幅でした。もっと薄い布をお使いの場合は15cmだと緩くなりそうですので、もう少し折り返し部分を少なくしても良いと思います。

3、お好みのハンモックのたゆみ具合に合わせてベストサイズを決める。

実際クラフトラックにはめてみて感じを掴みながら、お好みのたゆみ具合のハンモックになるよう図りながらベストサイズを決めます。
写真は、たゆみ具合を決めて待ち針を留めたところです。合体したヨコの長さは72cmで作っています。

#待ち針で留めたところ#

4、合体させた冷感キルティングマットをミシンで縫い合わせます。

# 冷感キルティングマットを縫い合わせる#

まず表側の2枚重なっている範囲内の縦と横のふちをぐるっと縫います。次に裏側し、重なっている縦の部分のふちを縫い忘れないようにします。

5、クラフトラックに通して完成です!

# 完成#

愛猫にひんやりハンモックを使ってみました

遠巻きに一部始終を観察していた愛猫。待ちきれずに何度も乱入していましたが、完成品を前にして愛猫の反応はいかに!?
早速完成品を置いたところ興味津々で前のめりにやってきました!

ワクワクして偵察スイッチが入り眠気は吹っ飛んでいる模様。残念ながらこの日はお昼寝シーンを激写することはできませんでした。

愛猫、興味津々にかけつけました。おや?ひんやり!?

# 興味を示しているところ #

わーい!ひんやりーー!!と、ひんやり質感に誘われ前のめりにダイブです。もう全身で貪欲に冷感を堪能してしまっています。

#よじ登ってひんやりしてるところ  #

品質チェック完了〜合格!高品質!
良かった!チェックを終えた愛猫から合格を頂きました。去り際にひんやりハンモックに頰ずりして顔もひんやりを堪能中。名残惜しそうです。

#頰ずりして名残惜しそうな愛猫#

明日からお昼寝姿が見られるかしらzzz

まとめ

毛皮に覆われたモフモフ猫さんが、暑そうにへと〜としていると少しでも涼しくしてあげられないかしらと思いを巡らせてしまいますね。人間同様猫さん達にとっても、冷感素材は肌触りも良く涼しく感じるのでこれからの季節は積極的に取り入れたい素材です。

ハンモックにしてあげることで、接触部分がより涼しくなり、熱くなり過ぎた体温を上手く逃すことができて快適なお昼寝になりそうです。
窓辺から外を眺める時にも愛用してくれたらさらに嬉しいですね。

夏らしい布地を選んだり、お部屋にマッチする色合いにする等、気分や雰囲気に合わせて都度セレクトして楽しめるのも手作りの利点です。
夏初心者の愛猫の為に、涼しい場所を求めて簡単に置き場所を変えてあげられるよう、骨組みが軽い素材のものが良いですね。

猛暑到来に備え、愛猫のことを考えながら手作りしてプレゼントしたハンモック。
気に入った様子でのんびりお昼寝する愛猫の幸せそうな寝顔が見られたら、DIYしてよかったと充実感でいっぱいになりますね。

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