猫の捕獲器を借りるときの注意点
猫の捕獲器をレンタルするときは理由が大切です!
家族の愛猫が逃げてしまい捕獲をしたいときは、だいたい捕獲器をレンタルすることができます。
ただし野良猫を捕獲する場合には、「捕獲理由」と「捕獲後の動向」を説明しないと駄目なようです。
「野良猫の去勢避妊手術を行う」「猫の里親になる」「猫を譲渡会に連れて行く」など、猫の保護を目的とした場合に限り、捕獲器の貸出しが可能になります。
家の庭を荒らす野良猫を捕まえるためなど、動物虐待に抵触するような場合は、捕獲器のレンタルは不可能でしょう。
猫の捕獲器をレンタルするときは身分証明が必要です!
生きている動物を捕獲するという行為には、責任が伴ってきますので、捕獲器をレンタルする場合には、身分証明書の提示が必要になります。
猫の捕獲器で動物を捕獲する場合は無免許でも大丈夫?
野生動物を捕獲器で捕獲する場合には狩猟免許がいります。そして、捕獲器を設置する場所にも注意が必要です。
しかし自身の飼い猫を保護する目的で捕獲器を自宅庭に設置する場合は大丈夫です。
捕獲器をレンタルする協会や事務所で詳しくお聞きいただくか、警察や保健所にご相談いただく方が良いと思います。
猫の捕獲器をレンタルする方法
各自治体や動物病院など猫の捕獲器のレンタルについては各々貸し出し方法が違いますので、このたびは、「公益社団法人 日本動物福祉協会」の貸出し方法をお伝えいたします。
レンタルを行う団体の事務局に連絡をとりましょう
電話、もしくはメールなどで、捕獲器のレンタルについて伺いましょう。申込書をダウンロードできるシステムもあります。
日本動物福祉協会の場合は、協会への入会が前提となりますので、3000円の入会金が必要です。捕獲器の貸出し当日に入会することも可能です。
捕獲器の使用目的を伝えましょう
捕獲器を使用することは、動物愛護法にも関わる大切な行為になります。猫を捕獲する目的、飼い主の名前や住所、その他捕獲器の設置場所や捕獲頭数など詳しく伝えます。
日本動物福祉協会の方が直接お届けに!
捕獲器は直接に協会の方がお届けしてくださいます。入会の手続や捕獲器の使い方、捕獲器の返却の仕方を確認してください。
捕獲器は直接、もしくは郵送で返却しましょう
使用した後は、捕獲器を綺麗に洗って早めに協会へ返却をします。直接事務局まで捕獲器を持参、もしくは宅配便や郵送で協会への返却も可能だそうです。
猫の捕獲器をレンタルできる施設・団体
猫の捕獲器をレンタルできる団体さんにつきまして、公益社団法人「日本動物福祉協会」は先ほど説明をさせていただきましたので省きます。
保健所や各自治体の動物愛護センター
それぞれの自治体により、保健所の捕獲器貸出しの有無や仕組みが違うようですので、それぞれの保健所に電話をしたり、近くの交番に相談したりしてみてください。
動物病院やペットショップ
捕獲器のレンタルを行っている動物病院も多くあるようですので、捕獲器のレンタルについて質問してみるのも良いでしょう。
なお、ペットショップでも捕獲器を取り扱っていることがあるそうです。
レンタル料金は無料ではないようですが、一日辺りの金額は高額ではなく、お手頃の数百円くらいのようです。ただし各々の店舗や病院によって違いますので、確認していただくと良いでしょう。
ボランティア団体
NPOなど様々なボランティア団体も、捕獲器のレンタルを行っているようです。なるべく使用場所近くの団体から捕獲器をレンタルする方が良いでしょう。
民間の会社や捕獲器の購入
民間の会社からのレンタルになりますと、猫の捕獲器の一日単位の料金も高額になります。
使用目的など必要に応じて捕獲器をレンタルする、もしくは捕獲器の購入を考えると良いでしょう。様々な種類の猫の捕獲器が販売されています。
iimono117 動物用捕獲器 ( M-L-LL ) / 畑 庭 家庭菜園 捕獲 トラップ 野良猫
まとめ
猫の捕獲器をレンタルする方法と注意点、貸し出している所につきまして、お話をさせていただきました。
「愛猫が家から脱走してしまったら!」と考えるだけで、どうしたら良いか困惑してしまいそうですが、いざという場合に備えて様々な方法を知っておくと対処ができるような気がいたしました。
同じ生き物同士何があるか分かりませんので、備えは万全にしておきたいですね。
ただし、あくまでも捕獲器はわなですから、最後の手段として使用する際には細心の注意を払ってくださいね。