猫がトンネル好きな理由
猫用トンネルが豊富に販売され、「なぜ猫はトンネルが好きなの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。猫がトンネルを好む理由には、習性が関係しています。猫は暗くて狭い場所を好む習性を持っており、似たような空間になるトンネルを好むようです。
また野生時代の猫は、天敵から身を隠したり狩りの際に獲物から隠れたりする必要があります。これらの習性も猫がトンネルを好む理由と言えるでしょう。また家庭で飼育されている猫は、遊び要素も含まれます。かくれんぼをして遊んでいる姿は、とてもかわいいもので、癒しになりますよね。
愛猫にも猫用トンネルを購入したいと考える方に向けて、本特集では、猫用トンネルの選び方やおすすめ商品を紹介してます。猫用トンネルの手作り方法や、愛猫が猫用トンネルに入らない時の対処法に関しても解説しているので、是非最後までご覧ください。
猫用トンネルの選び方
ここでは、猫用トンネルの具体的な選び方を解説します。素材・タイプ・大きさ・機能等、猫用トンネルを選ぶ上で重要になるポイントを詳しく解説しているので、是非参考にしながら購入してくださいね。
素材から選ぶ
猫用トンネルは、様々なメーカーから異なった商品が販売されています。猫用トンネルの素材も、商品ごとに特徴が異なります。よく見られる素材には、ポリエステル・ナイロン・ダンボール・フェルトがあげられます。
ポリエステルやナイロンの猫用トンネル、シャカシャカした質感を楽しめ、段ボールは爪とぎとしても活躍してくれます。またフェルトの猫用トンネルは、柔らかいため安全なのも魅力です。子猫や老猫でも怪我を防げます。強度も素材ごとに異なるため、愛猫の年齢や遊び方に合わせて選んであげましょう。
タイプから選ぶ
猫トンネルを選ぶ際は、愛猫の性格に合わせたタイプ選びも大切です。猫トンネルのタイプは、大きく分けておもちゃ付きタイプとベッドになるタイプに分けられます。遊び好きで活発な猫なら、じゃれてあそべるようにおもちゃ付きがおすすめです。
一方で、おっとりした性格で寝るのが大好きな猫なら、布団としても使えるトンネルがいいでしょう。おもちゃ付きは、付属しているおもちゃの種類にも注目して選ぶのがおすすめです。ベッドになるタイプも素材に気を使いながら選ぶと、愛猫がより安心して眠れる場所になります。特にもふもふした生地は温かく、猫もリラックスできます。
大きさから選ぶ
猫用トンネルを選ぶ際は、大きさもチェックしましょう。猫用トンネルの大きさとは、長さや幅を指します。活発な猫なら、幅が大きくダッシュできる程度の長さのある猫トンネル、くつろぐことが好きな猫なら、短めで幅も狭めがおすすめです。
長い猫用トンネルは、間に穴が空いている商品も多く、猫同士や飼い主と戯れてストレス発散もできます。短い猫用トンネルを選ぶ際は、くつろげる空間であるか、素材や環境にも注目して選びましょう。
機能から選ぶ
猫用トンネルを選ぶ際は、機能をチェックするのもおすすめです。猫用トンネルの機能には、折りたたみ収納やキャリーバックになるタイプなどがあります。猫用トンネルはどうしても場所をとってしまうため、使用していない時はコンパクトに折りたためる商品がおすすめです。
コンパクトにたためれば、猫用トンネルを違う部屋に移動させる際や引越しの際も邪魔になりません。たたみ方も簡単で、縮めて紐で固定するだけです。またキャリーバックになるタイプは、災害時や移動時にとても役に立ちます。おもちゃが付いている商品もあり、それぞれ買い揃えるよりも節約になる点も魅力です。
猫用トンネルおすすめ9選!
ここでは、おすすめの猫用トンネルを紹介します。キャリーバックになるタイプ・おもちゃ付き・おしゃれでベッドになるタイプ等、様々な人気商品を幅広く紹介しているので、ぜひ購入の参考にしてください。
PAWZ Road 猫トンネル
S字型トンネルで、猫の遊び心をくすぐってくれる商品です。長さ120cmで、おもちゃに戯れて走り回れるのに十分な大きさです。もちろん、付属でおもちゃも付いているので、新しく購入する必要はありません。また猫用トンネルの途中に穴が空いているため、複数の猫でも楽しめます。大きめサイズで、多頭飼いの方におすすめです。
猫壱(necoichi) キャットトンネルスパイラル
猫壱から販売されている、短めの猫用トンネルです。長さ65cmのコンパクトサイズだからこそ、狭めの部屋にも気楽に設置できます。さらに木目調なので、部屋の雰囲気に馴染みやすいのも魅力。猫が走る部分は、シャカシャカした素材で、遊び場としても十分活躍してくれます。使用しない時は、小さく折りたためます。
Lantoo ペットキャリー
キャリーバックにもなる、多機能な猫用トンネルです。片方の留め具を留めれば、猫用ベッドにもなります。滑り止めシートや柔らかいマット、おもちゃが付属されているのも魅力。キャリーバック・猫用トンネル・おもちゃ・ベッドを一つにまとめたい方におすすめです。
PAWZ Road キャットトンネル
円状の大きめの猫用トンネルです。トンネルの中を走り回れるので、活発で遊び好きな猫におすすめです。またトンネルはファスナーで繋げるので、取り外して通常の猫用トンネルとしても使えます。中央にはふわふわのクッションも付属されており、ベッドとしても活躍してくれます。
PAWZ Road ぽんぽん付きトンネル
直径30cmで、大型猫にもおすすめな猫用トンネルです。ふわふわした素材で作られており、子猫や老猫でも怪我を防ぎながら遊べます。おもちゃのボールは、猫の遊び方に合わせて付け替えも可能です。Sサイズの長さが67cm、Mサイズが130cmとなっているので、遊び方や猫種によって選びやすい商品です。
SUSWIM トンネルペット用のおもちゃ
コスパに優れた猫用トンネルを求める方におすすめの商品です。猫が快適に遊べるS字型で、長さも120cmあります。またポリエステル素材なので、強度が気になる方にも良いでしょう。コンパクトに折りたためるので、収納場所にも困りません。価格と機能どちらも優先したい方は、是非チェックしてください。
Petpia 猫 トンネル
安全で頑丈な猫用トンネルを求めている方におすすめの商品です。メイン生地は、ポリエステル製オックスフォードで、猫の爪が引っかかっても敗れにくくなっています。またトンネルの両端には、モケット生地を採用。柔らかい触り心地で、猫にとっても安全です。長さ90cm、直径25cmと小さめですが、遊ぶだけでなく狭い空間で落ち着きたい猫にもぴったりです。
iselehome 猫トンネル
猫が好むシャカシャカ素材でできた猫用トンネルです。また3通タイプで、どんな猫ものびのび遊べます。300gと軽量なのも魅力。小さく折りたたんで持ち運べるので、出かけ先でも遊べます。ポリエステル製で頑丈なだけでなく、水洗いができるのも嬉しいポイントです。
3world 猫おもちゃ
フェルト生地で、柔らかい触り心地の猫用トンネルです。シャカシャカ音がしないため、静かに遊ばせたい方に良いでしょう。またフェルト生地を上手く組み合わせればキューブ状にも変更できます。穴がたくさん空いているため、猫も楽しく遊べます。老猫や子猫も安全に遊べるおすすめの商品です。
猫用トンネルは手作りできる!
猫に大人気の「猫トンネル」は、手作りも可能です。ダンボールや100均で販売されているジョイントマットを利用して、簡単にDIYができます。ジョイントマットを使用すれば、箱状に組み立てて、穴を開けて猫が安心できる寝床に仕上げられます。ダンボールをリメイクすれば、猫用トンネルだけでなく爪とぎとしても使えるのでおすすめです。
おもちゃや新聞紙・紙を入れるだけで、猫にとっては最高の遊び場になります。布を貼り付けておしゃれでかわいい猫用トンネルにリメイクするのもいいでしょう。是非、様々なアイテムを活用しながら、猫用トンネルをDIYしてみてくださいね。
猫がトンネルに入らないときの対処法
猫が遊んでくれる、落ち着いてくれると思って購入した猫用トンネル。しかし遊んでくれない、怖がる、入ってくれないこともありますよね。ここでは、猫がトンネルに入らない時の対処法を詳しく紹介します。無理強いをしてしまうと、嫌いになってしまうので注意をしてくださいね。
しばらく様子を見る
無理に猫用トンネルを使わせず、しばらく様子を見ましょう。猫は警戒心の強い生き物。初めて猫用トンネルを目の当たりにした場合、「安全なのか?」「これは何?」と不安な気持ちになってしまっているのかもしれません。
無理に猫用トンネルを使わせてしまうと、怖いものと認識されてしまいます。まずは、しばらく様子を見ながら、猫用トンネルの存在自体に慣れさせてあげましょう。警戒心が解ければ、自ら入る猫もいます。愛猫が猫用トンネルを嫌いにならないように、注意してあげてくださいね。
おやつを使ってみる
しばらく様子を見ても、なかなか猫用トンネルに入る気配がない場合は、おやつを使って誘ってみるのも、選択肢のひとつです。愛猫がお気に入りのおやつを猫用トンネルの中に入れて、誘ってみましょう。猫用トンネルは怖くない、美味しいものがもらえる場所と認識してくれます。
おやつを入れた後は、しばらく様子を見るのがおすすめ。猫の警戒心はとても強く、大好きなおやつをすぐに食べに行くわけではありません。ゆっくりとおやつに近づくので、時間を空けて様子を見ましょう。
おもちゃを入れる
猫用トンネルに、おもちゃを入れるのもおすすめです。遊び道具を入れて、遊び場にして仕舞えば、警戒心も解けて、楽しい場所と認識してくれます。特に、活発で遊ぶことが大好きな子猫や成猫におすすめの対処方法です。自分の匂いがついたおもちゃは、猫の心を落ち着かせてくれるでしょう。そのため、新しいおもちゃよりも、普段遊んでいるお気に入りのおもちゃを猫用トンネルに入れてあげてください。
場所を変えてみる
猫用トンネルの設置場所を変えてみるのも選択肢のひとつ。設置場所が、猫にとって嫌いな場所だと、猫用トンネルに入ってくれません。そのため、猫が猫用トンネルを嫌がる場合は、設置場所をもう一度見直してみてください。普段過ごしているお気に入りの場所、安心して過ごせるような場所に猫用トンネルを設置してあげましょう。設置する際は、怪我をしない場所であるかを確認するのも大切です。
まとめ
猫用グッズの中でも、大人気の「トンネル」。猫が楽しそうに遊んでいたり、落ち着いてくつろいでいる姿を見たいと購入を検討する方も多いでしょう。同時に「どのように選べばいいのか」「使ってくれなかったらどうしよう」と不安も感じてしまいますよね。
猫用トンネルを選ぶ際は、素材・タイプ・大きさに注目し、愛猫の性格に合ったものを選ぶことが何よりも重要です。また、愛猫がなかなか猫用トンネルに入ってくれない場合は、無理強いをせずに、時間を空けて様子を伺ったりおやつを使って誘ったりしてください。ぜひ、本特集の情報も参考にしながら、楽しく過ごせる猫用トンネルを、愛猫に購入してあげてくださいね。