猫に首輪をつけることは大事
もし、愛猫が万が一脱走してしまい、外で迷子になったとしても首輪をつけていることによって見つけられる可能性は高まります。そのため、愛猫に首輪をつけていないのであれば、できるだけ早く首輪をつけてあげることをおすすめします。
そこで今回は、猫にとって安全な首輪の購入を検討している人のために、安全な首輪の選び方やおすすめの首輪の商品、さらに安全な首輪を自作する際の注意点などをまとめてみました。
ぜひ、猫用首輪を購入する際の参考にしてみてください。
猫の安全な首輪の選び方
まずは、安全な猫用首輪の選び方について紹介します。
猫の安全な首輪を選びたいのであれば、セーフティー機能付きの商品を選ぶのがおすすめです。また、子猫の場合はできるだけ首に負担のかからない首輪を選ぶことが大切です。
セーフティー首輪の選び方について
猫に首輪をつける際、デメリットとして挙げられるのが「首輪が何かに引っかかった場合、宙吊りになって首がしまるリスクがある」という点です。そのような危険を防ぎたいのであれば、セーフティー機能付きの猫の首輪を選びましょう。
セーフティー機能とは万が一猫の首輪が引っかかった場合、勝手に外れるようになっている安全機能のことです。
セーフティー機能の首輪にも、【バックルタイプ】や【ゴム紐タイプ】ゴム紐タイプなどさまざまな種類があります。バックルタイプはある程度の力がかかることによって自動でバックル部分が外れるタイプで、ゴム紐タイプは髪飾りのシュシュのようなタイプのものです。
猫の好みにもよりますが、ゴムタイプは猫の首に対してサイズがきついこともあり、ストレスになる可能性もあるため、できればバックルタイプを選ぶのがおすすめです。
子猫用の首輪の選び方について
子猫用の首輪を選ぶ際は、セーフティータイプであっても「子猫用」と書かれた商品を選びましょう。成猫用のセーフティータイプは、成猫の重量(約4~5kg)が首輪に対してかかった時のことを想定しているため、子猫の軽い体重では自動で外れない可能性があり、安全ではありません。また、できるだけ子猫の皮膚や毛を傷めないような素材の首輪を選びましょう。コットンのような柔らかい素材を使った猫の首輪が一番おすすめです。
首輪の安全性を求めるなら付け方にも注意しよう
猫の首輪に安全性を求めるのであれば、商品選びだけでなく首輪の付け方にも注意しましょう。特に、猫の首輪の大きさには気を使う必要があります。猫の首輪のサイズをある程度変更できるのであれば、少しだけ首回りよりも大きいサイズに変更してあげてください。首輪を猫が装着した際、猫の首輪と首の隙間に人間の指が2本程度入れられるサイズが一番好ましいです。
また、子猫に首輪をつける場合、首輪に対してまだ慣れていない場合が多いので、首輪に慣らしましょう。いきなり装着するのではなく、まずは子猫の前に首輪を置いてあげてにおいを嗅がせてあげたり、触らせてあげたりしましょう。首輪への警戒心がなくなったら一旦首に装着して、子猫の様子をみます。
はじめのうちは、しばらく経ったら首輪を外してあげるといった方法をとって、徐々に首輪の装着時間を延ばしていくのがポイントです。
猫の安全な首輪のおすすめ商品3選
セーフティー機能(バックル)の付いた安全な猫用首輪はたくさん販売されています。どのような首輪を選べばよいか迷っているという場合は、ぜひ以下のおすすめ商品を参考にしてみてください。
和柄でかわいい!招福の「唐草セーフティバックル付首輪」
こちらは和柄テイストの首輪となっています。4kg以上の重量がかかった場合に外れる安全な仕組みとなっているため、一般的な成猫であれば問題なく使用できます。また、首輪に付いている鈴は取り外し可能なため、鈴が苦手な猫でも大丈夫です。
リボン付きでおしゃれ! ペティオの「シャルマン キャットカラーシュシュ」
安全性だけでなく、見た目にもこだわりたいという場合はこちらの商品のようなリボン付きもおすすめです。この商品の場合、一見シュシュタイプのように見えますがバックルによって装着ができるため、安全性もきちんと確保できます。
長毛種でも首輪が目立つ!招福の「唐草バンダナ セーフティバックル付首輪」
長毛種の場合、幅の狭い首輪だとつけてもあまり目立たないといった状態に陥りやすいです。「せっかくなら安全なだけでなく、首輪が見えていたほうが良い」という場合は、このようなバンダナタイプの首輪もおすすめできます。バンダナになっている三角部分を取り外して、普通の首輪として利用することもできるので、猫の好みに合わせて変えることも可能です。
猫の安全な首輪を手作りする方法
もし「理想の猫用首輪が市販で見つからない」という場合は、手作りするのもひとつの方法です。
用意するもの
- セーフティー機能付きのバックル
- できるだけ猫の肌に優しい柔らかい布
セーフティー機能付きのバックルは通販サイトなどで購入することが可能です。
猫の首輪の作り方
- 愛猫の首のサイズに合った長さになるように縫っていく
- 首輪のバックルを布の端と端に縫い付ける
もし、裁縫にあまり自信がないという場合は、オーダーメイドで安全な首輪を注文できるお店などもあるため、そのようなお店の利用も検討してみると良いでしょう。
まとめ
「猫の首がしまってしまうような事故が起きたらどうしよう」や「猫が首輪を嫌がったら可哀想」といった思いから首輪の装着をためらってしまう飼い主さんも少なくありません。どうしても猫の首輪が無理な場合はマイクロチップ登録などの方法もあるため、無理強いする必要はありませんが、猫の安全な首輪を選ぶことによって解決できることも多々あります。なので、愛猫に首輪をつけていないという方は、これを機に首輪の装着をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。