猫砂は天日干しできる?
猫砂は、汚れたらその部分を取り除き、新しいものを足していきます。また、月に1回以上はすべて新しいものと入れ替えるようにし、トイレを洗うのが理想的です。
猫砂は天日干しOK!
猫は汚れたトイレを嫌がり、トイレ以外での粗相や膀胱炎などの病気の原因にもなりますから、いつも清潔なトイレを用意してあげたいものです。猫砂は、基本的には使い捨てなので、入れ替える際に出した猫砂はゴミとして処理するのが普通です。
入れ替えた猫砂は、捨てるには量が多いですよね。できるだけ、長持ちさせられたら、ゴミも減り、購入頻度も少なくなるのではないでしょうか。
そんな時は、天日干しを試してみて下さい。猫砂は、日光に当てて乾かすことができます。天日干しをすることで、猫にも飼い主にも嬉しいメリットがあるのです。
猫砂を天日干しするメリット
猫砂を天日干しすることで得られるメリットには、どんなものがあるでしょうか。
1.殺菌消毒ができる
天日干しの一番のメリットは、やはり日光消毒をすることで、殺菌できるという点です。猫砂は、猫がうんちやおしっこをする場所なので、どうしても雑菌が気になります。天日干しをすることで、殺菌消毒になり猫砂をきれいにすることができます。
2.使い心地が良くなる
猫砂を天日干しすると、乾燥してサラサラになります。この感触が、猫も好きなようです。猫砂が湿っていると、猫はトイレを嫌がります。
トイレが気に入らないと、トイレに入ってもすぐに出てきてしまったり、トイレの縁に足をかけて用を足したり、トイレ以外で粗相をしてしまうなんてこともあります。
乾いた猫砂は、猫にとっても使いやすいトイレなのです。飼い主にとっても、排泄物の処理が楽になるというメリットがあります。かたまるタイプの猫砂の場合、乾燥している方が排泄物の部分がかたまりやすくなりますので、取りやすいです。
3.長持ちする
天日干しして再利用することで、その分長く使えます。お財布にも環境にも優しいエコな方法です。
猫砂を天日干しする方法
猫砂を天日干しする方法は簡単です。猫砂を入れたトイレごと、日当たりの良い場所に出しておけばよいのですから。
その間、猫はトイレに入れませんので、トイレが2つ以上ある場合に限ります。トイレの数は、猫の頭数+1個が理想とされていますので、清掃時などのために予備があるといいですね。
カバー付き、システム型の猫トイレの場合
カバーのついているトイレはカバーを外して、天日干しします。
システムトイレの場合は、トレイを外しておきましょう。そうすることで下からも空気が通り、乾燥しやすくなります。
天日干しする場所は、風通しの良い屋外を選びましょう。ただし、あまり風が強い日は砂が飛んでしまいますので、控えて下さいね。
猫砂を天日干しする際に気をつけることは?
綺麗な猫砂を天日干しする
猫砂を天日干しすることで、ある程度長持ちさせることはできますが、基本的には猫砂は使い捨てのものです。
天日干しをするのは、排泄物を取り除いたきれいな部分だけにして、汚れていたり、臭いが気になる場合は捨てましょう。
シリカゲルなどの猫砂の場合は?
最近では、再利用できる猫砂というものもあります。
ゼオライト系やシリカゲル系の猫砂で、ゼオライト系は水洗いしてからから天日干し、シリカゲル系は熱湯をかけてから天日干しをすると再利用できます。
ただし、商品によっては洗えないものもありますので、パッケージでよく確認して下さい。
まとめ
猫砂は、天日干しすることができます。
猫砂の天日干しは、猫にとっても飼い主にとってもメリットがあります。お天気の良い日には、外に出して試してみて下さいね。ただし、汚れや臭いがある場合は捨てて、新しい猫砂を入れてあげて下さい。
きれい好きな猫にとって、トイレが清潔かどうかは大きな問題です。
トイレが汚れているとストレスになるだけでなく、トイレを我慢したり、トイレ以外で粗相をしてしまうこともあります。
いつでも愛猫が気持ちよく使えるトイレにしておいてあげたいものです。