猫のトイレチップの選び方
猫のトイレチップ、そもそも猫砂とどう違うの?と思われるかもしれませんね。通常、猫砂は普通の猫用トイレに使用します。今の猫砂は、おしっこは丸く固まったり、色が変わったりするものもありますね。
一方トイレチップとは、システムトイレという二重構造になっているトイレに使うもので、おしっこはチップとすのこを通り下のシーツへ、うんちはそのままチップに残ると自然に分けられ、掃除が楽な上にニオイも抑えられるというもの。ただ、チップの仕組みは全て同じですが、トイレチップによって特性が微妙に違っているんです。
流せる
猫砂と同じく、トイレチップも素材によって水洗トイレに流せるものがあります。トイレチップはうんちのみしか残らないので、猫砂と比べると詰まりにくいところが嬉しいですね。ただ、地域によっては猫の排泄物そのものを流すのが禁止になっているところもあるので、お住まいの自治体に確認の上、流すようにしてくださいね。
粒の大きさいろいろ
猫ちゃんがカキカキしやすいように、粒の大きさは細かめなものや、逆に飼い主さんのお掃除がしやすいように、粒が大きめにできているものなど、メーカーさんによってもたくさん種類があります。
猫のトイレチップAmazonおすすめ4選
1.パインウッド
こちらは通常タイプ。排泄物のにおいが全くしないと太鼓判のこちら。水洗トイレに流せるところもGOODです。
2.パインウッド【特選・限定品】
同じメーカーで特選バージョンもあります。こちらはより砂の良い香りが強く、匂いの消臭効果もバージョンアップしています。その効果の程はというと、去勢前のオス猫ちゃんのおしっこ臭もほとんどシャットダウンしてしまうくらい。
予算に余裕があるなら、通常のものよりこちらの方がよりオススメです。デメリットとしては、おしっこがかかるとチップが砂のようにホロホロに崩れるので、細かなカスの掃除がしにくいという所が挙げられます。
3.デオトイレ
こちらのトイレチップは粉が舞いにくく、さらに猫ちゃんの肉球に挟まりづらい大きさとカタチであるため、飛び散りの軽減が期待できます。シリカゲルが含まれているので、水洗トイレには流せません。
燃えるゴミor燃えないゴミとして対応するようにしてください。
4.ニャンとも清潔トイレ 極小タイプ
こちらのトイレチップは極小タイプ。しっかりと掘り掘りカキカキしたい猫ちゃんには、この極小タイプが人気のようです。また、極小なぶん掃除機でも吸いやすいので、お掃除の面でも有り難いですね。
ただ、トイレチップそのものの匂いが独特であるためか、匂いの好き嫌いが激しいというデメリットがあります。こちらのトイレチップも、水洗トイレには流せないタイプとなっています。
猫のトイレチップの注意点
トイレチップで遊んでしまう
トイレチップはコロコロしているので、オモチャのように遊んでしまう猫ちゃんもいます。フードと出入口に蓋が付いているシステムトイレに替えるか、転がりにくい形状のトイレチップを試すなどしてみるといいかもしれません。子猫ならば、大人になるにつれて落ち着いてくるだろうと、飽きるのをひたすら待つ飼い主さんも。
トイレチップを食べてしまう
トイレチップによっては、万が一食べてしまっても大丈夫なようにできているものもありますが、あまりにむしゃむしゃと食べてしまったり、体調に不調が現れたりした場合には、早急に対処が必要です。
トイレチップにも様々な素材のものがあるので、トイレチップの種類を変えるとやめる場合もあります。
まとめ
素材や粒のカタチ、大きさ、消臭効果、粉っぽさなどに着目して、オススメのトイレチップをご紹介させていただきました。
システムトイレ用のトイレチップは、猫砂と比べてどんな種類のものがあるのか?そしてその特徴など、なかなかわかりにくかったりしますよね。
しかも、店頭に置いてあるトイレチップは、あまり種類も豊富ではありません。少しでもトイレチップ選びの参考になれば嬉しいです。