猫にとってちょうどよい砂の深さは?
猫砂の深さは3cm~7cmほどが一般的です。ただし、実際は猫によって好みや使いやすさが変わりますので、始めに多めに入れて様子を見るのがいいでしょう。猫があまり多く砂を飛び散らかしていたり、使いにくそうにしている様子が見られたら、徐々に減らしてみて下さい。
猫砂の敷き方
猫砂は、猫用トイレにそのまま敷き詰めます。
猫は、おしっこやうんちをした後に、自分で砂をかける習性がありますから、あまり少ないと、猫が砂をかけにくくなります。トイレの底に、うんちがついてしまって、掃除が大変になることもあります。しかし、あまり多くても、猫用トイレの外に砂を散らかしたりします。
猫にとって快適なトイレとは?
ネコは清潔なトイレを好みます。トイレが汚れていると、トイレ以外の場所で粗相をしてしまう原因にもなりますから、トイレは常にきれいにしてあげましょう。
1日数回、付属のスコップなどで、排泄物の部分を取り除きます。できれば、おしっこやうんちをしたらその都度取り除くのがよいです。砂が減ったらその分足します。
また、月に1回以上、砂をすべて入れ替え、その際にトイレもよく洗っておきましょう。においが気になるようなら、早めに砂の入れ替えとトイレの洗浄してあげて下さい。
猫砂の捨て方
猫砂には、トイレに流せるもの、燃えるゴミとして捨てられるもの、燃えないゴミとして出すものなどがありますので、パッケージの説明書きをよく確認して下さいね。
トイレに流せるものでも、入れ替えの際には大量になりますから、ゴミとして処理するのがいいでしょう。捨てる際は、排泄物が外から見えないようにするなど、エチケットにも気を配りましょう。
猫砂の種類
猫砂と一口に言っても、実に多くの種類があります。自然の砂のようなものから、おからでできているエコなもの、軽くてトイレに流せる紙でできたもの、燃えるゴミとして捨てることができる木製のもの、システムトイレ用のものなどです。
おしっこをするとかたまるものや、消臭タイプのものなどがあります。
猫砂は、処理の仕方などで選ぶことが多いと思いますが、猫の好みもありますので、始めは色々試してみてもいいでしょう。トイレ以外で粗相をしてしまったり、トイレに入るもののすぐに出てきてしまう場合は、猫が砂を気に入っていないことが多いです。
猫が排泄物に砂をかけないでトイレから出てきてしまったり、トイレのへりに前足や後ろ足を乗せたまま排泄するような場合も、猫砂が合っていない可能性があります。
忙しくて頻繁にトイレの砂を処理できない飼い主さんには、シリカゲル素材やシステムトイレタイプがおすすめですが、猫が気に入らないと使ってくれませんので様子を見ながら試してみて下さいね。
猫トイレの種類
猫砂だけでなく、トイレにも種類があります。トイレを用意したら、どのタイプの猫砂が合っているのか確認してから砂を敷きましょう。すのこがついていないトイレには、かたまるタイプの猫砂が向いています。
すのこがついているトイレは、下にトイレシートを敷いて使用します。猫砂はかたまらないタイプがいいでしょう。トイレのサイズも様々ですが、小さいと猫が使いにくく、また砂が飛び散りやすくなりますので、大きめのものを選ぶようにします。
まとめ
猫を飼ううえで欠かせない猫用トイレと猫砂。猫砂は、トイレに3cm~7cmほど敷くのが一般的です。ただし、猫によって使いやすさや好みは変わりますので、多めに敷いて様子を見ながら減らしていくのがいいでしょう。
猫砂の種類も数多くあり、迷ってしまいがちですが、猫がトイレを嫌がらないもの、排泄物にかけやすいものを選んであげて下さい。