猫も飼い主も安全にケアする為には
うちの猫はとっても怖がりなので、ブラッシングでさえ「シャー!」と怒って逃げてしまいます。病院でもなかなか診察ができず、先生にみのむしみたいになっちゃうおくるみに入ってもらって診察を受けました。今回は結膜炎とのことで、「一日3回は目薬してあげてください」と言われましたが、プロですら手こずる猫に、当然ですが素人の私が太刀打ちできるわけもなく…
そこで、その先生も使っていたみのむし型おくるみを自作しようと思いました。
形を思い出しつつ低コストにを目指して、材料はDAISOで買えるものだけでそろえてみました。
用意したもの
- マイクロファイバー使用バスタオル(52×100)※200円
- 糸
- 針
- ファスナーテープ(縫合用と粘着用) 一本ずつ
- 裾上げテープ
作り方
1.タオルを切る
猫のお腹の幅×2.5くらいの長さに、タオルをカットします。
2.裾上げテープで切り口を覆う
先ほど切ったタオルの切り口をそのままにすると、タオルくずがかなり出ます。裾上げテープで切り口を覆ってアイロンで接着します。
3.マジックテープをつける
粘着用ファスナーテープを半分に切って、猫の首下・お尻にあたる両端に張り付けます。
※手業の手間を減らすために半分使っていますが、実際は猫の片足が出る5~7センチくらいで十分です。
4.両端を縫い合わせる
ファスナーテープの両端を縫い合わせます。
5.上辺にマジックテープを縫い合わせる
縫合用ファスナーテープを1/3ずつにカットします。猫の背中にあたる面に縫い付けます。
実際に使ってみました
前準備
マチがないのでそのまま広げても、くったりしてしまいます。いざ猫に入ってもらうときに、やや使いにくいので段ボールなどにはめて広げてスタンバイします。
猫に入ってもらいました
入れても暴れてしまって横転。さらに前足も出てきちゃいました。が、がっちり捕獲には成功です。今回は52センチと、ほとんど体長と同じくらいのタオルを使ってそのまま縫い合わせて作りましたが、体長よりも気持ち小さめに作ったほうが、手足を完封できると思います。
まとめ
本当はこのような道具を使わないことに越したことはありません。ですが猫が暴れてしまって、治療ができない・猫も飼い主もけがをする、なんてことが起きたら、それはお互いにとってつらいことです。
これを使ってケアをした後に頑張ってくれた猫には、おいしいおやつをあげたり遊んであげたりと、ご褒美をあげてくださいね。インターネットサイトでみのむし型おくるみは数千円で買えますが、100円ショップグッズでも十分作れるので、ぜひオリジナルのおくるみで自分と猫を守ってあげてください。