老猫が食べやすい食事とおすすめのフード

老猫が食べやすい食事とおすすめのフード

猫はライフステージに合わせて食事を変えていく必要があります。老猫の食事はどのようにすると食べやすいのかまとめました。老猫といってもとても元気な子もいれば、食事に悩みがある子もいます。老猫におすすめのアイテムと手作りのごはんもご紹介します。

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記事の監修

北里大学獣医学科卒業。埼玉県内の動物病院で勤務医をしながら教育・研究にも携わっており、大学では『伴侶動物の鉄代謝』をテーマに研究しています。『猫は小さな犬ではない』という格言のもと、何よりも猫ちゃんの健康と福祉の向上を一番に考え、日々の診療に励んでおります。

老猫にとって食べやすい食事とは

陽だまりの中で眠る猫

老猫が食べやすい食事についてご紹介します。老猫は以下のような食事が食べやすいと言われていますが、猫によっては年をとっても何の問題もなく食べられる子や、食欲の低下が病気によるもの、粒の大きさや味の好き嫌いなど、老猫よって食べやすい食事の条件が異なります。

老猫の様子をよく観察して、食べやすい食事について考えてみましょう。

老猫にとって食べやすい食事「老猫用のフード」

キャットフードは、猫の成長段階に合わせて作られているものがあります。老猫用のフードの特徴は、老猫の関節のための成分が多く配合されている、老猫の腎臓に負担にならないよう食事が調整されている、老猫にとって消化吸収のよい原材料を使う、などです。

食事の食べやすさという面では、老猫は加齢によって消化吸収の機能が低下し、若い猫と同じ食事では、老猫は消化不良を起こしてしまうことがあるため、老猫用の食事が適しています。

老猫にとって食べやすい食事「フードの軟らかさ」

老猫になると、硬いフードでは食べにくくなることがあります。若い猫でも歯周病になっているケースが増えていると言われていますが、老猫になると歯周病によって歯を抜くケースも多くなります。歯周病などで歯が弱っていると、痛みもあり、噛むことが難しくなり、老猫は食事が進まないことがあるのです。

また、老猫は噛む力も衰えてくるので、食事は軟らかいフード、粒や具の大きさが小さいものが老猫にとって食べやすくなります。さらに、食事に工夫をしてドライフードを細かく砕く、お湯を足してペーストにする、ウエットフードに変更する、反対にウェットフードからドライフードにして興味を持たせる、などの方法で老猫の食事を変えてみると食べやすくなることがあります。

老猫がどうしても噛めない、食べてくれないときは流動食になりますが、そういった場合は一度動物病院に相談して行いましょう。

老猫にとって食べやすい食事「フードのニオイ」

年をとって体が衰えると、食欲が低下することがあります。老猫用の食事はおいしさが引き立つように作られていますが、それでも食べてくれないと悩んでいる飼い主さんもいます。

老猫の食事は「食事に興味を持てること」もポイントです。ウェットフードを温める、いつもの食事に猫用スープやふりかけをかけるといったことで、フードのニオイが増し、老猫も興味を持って食事をすることができる可能性があります。

老猫にとって食べやすい食事「食器の高さ」

老猫の食事はフードだけに食べやすいポイントがあるわけではありません。老猫になると頭を下に向けて食事をする姿勢がつらくなります。食器を台に乗せて高くすると食べやすくなり、今までよりもたくさん食べるようになる子もいます。

老猫が食べやすい食事を手作りしてみよう

白い器でご飯を食べている猫

手作りでペースト状にすることで、老猫でも食べやすくなり、冷凍保存も可能になるので小分けしておくと便利です。

ただ、老猫が食べやすい食事を手作りで用意するのは、どうしても食べてくれないときだけおすすめします。猫の食事の栄養のバランスを取るのは難しく、老猫は病気を患っていることもあるので、食事に関しては動物病院に相談の上与えるのが安心でしょう。

まとめ

人と猫の手で作ったハート

老猫にとって食べやすい食事についてご紹介しました。老猫は、歯や消化機能などの衰えによって今までの様に食べられなくなることがあります。

まず必要なことは老猫用に食事を調整してあげることです。老猫の様子を見ながら、フードの軟らかさ、食事への興味、食器の高さなどを観察して、その子に合った食べやすい食事になるようにしましょう。

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