猫にニンニクを与えてはいけないといわれる理由

猫にニンニクを与えると、ニンニクに入っている成分が血液中の赤血球にあるヘモグロビンを破壊する為、溶血性貧血が起こるとされています。確かに、大量に与えるとそのようなことが起こるようです。また、ニンニクアレルギーを持つ猫もいるみたいですね。
猫へのニンニクの与え方

さて本題ですが、結局猫にニンニクは与えても大丈夫なのでしょうか?
少しならOK!
猫の体重10kgにつきニンニク1かけ程度ならば大丈夫でしょう。もちろん、個体差がありますので、もし与える場合はごく少量からにしましょう。念のため、毎日食べさせるのは避けた方が良いでしょう。
愛猫がニンニクを食べたことで下痢をするようだったら、ニンニクが原因と言うよりは消化器に炎症がある可能性があります。受診して調べて貰いましょう。
生でも加熱してもOK!
ニンニクは生で与えても加熱して与えても、どちらでもOKです。殺菌・抗菌効果があり、コレステロールや動脈硬化予防にも効果的です。心臓トラブルがある場合にも有効です。その他にもがん予防や虫よけにも使えます。
もし問題が起きたら・・・
飼い主さんが与えていなくても、愛猫が自分でニンニクを大量に食べてしまうことも、もしかしたらあるかもしれません。そんな時はまず、愛猫の様子を観察しましょう。愛猫の体質によっては、問題がないこともあります。
もし溶血性貧血が起きてぐったりとしたり、食欲不振や呼吸困難などが起きたら、すぐに動物病院で診てもらいましょう。重症な場合でも輸血が必要になることもあります。
ニンニクを使った猫用のサプリメント

実は、ニンニクを使った猫用サプリメントも販売されているのです。ニンニクの優れた栄養は健康な皮膚を維持し、被毛を美しく、そしてノミやダニの付きにくい体質にしてくれるようです。ただ、猫にニンニクを大量に与えることはやはり危険です。体に良いからと言って給与の目安量を大幅に超えて与えることは、避けなければいけません。
猫にニンニクを食べさせる判断方法

猫にニンニクを与えるのは、適量であれば大丈夫なことが分かりましたが、愛猫にニンニクを与えるかどうかは、飼い主さんの判断となります。適量ならば大丈夫とは言え、やはり心配な方は無理して与える必要はないでしょう。
愛猫が病気持ちで、どうにかして体質改善したい、という飼い主さんの中には、ニンニクの優れた効果に期待して、与える方もいるかもしれません。事実、そういう方はいらっしゃいます。更に言えば、ニンニクを与えて食べるかどうかは、最終的に愛猫が決めることです。どんなに飼い主さんが与えたくても、愛猫が食べないことはあるでしょう。
愛猫と相談しつつ、ニンニクを食べるか否か、食べるならば量や頻度はどれくらいかなどを、決めていけば良いのではないでしょうか?
猫はニンニク臭が嫌い

猫はニンニクの臭いが嫌いな子が多いようです。例えば、飼い主さんが焼き肉やラーメンなど、ニンニクを使った料理を食べて帰宅した後に、愛猫の側で息を吐いたら、めちゃくちゃ怒った!という話があります。他人のニンニク臭は、猫も好まないようです。愛猫に嫌われない為にも、ニンニク料理を食べた後はお口の臭いを消してから、近づくようにしましょう!(笑)
猫とニンニクに関するまとめ

様々な情報で「猫にニンニクはダメ!」と言われています。こう言われると「猫にニンニクは絶対に与えてはダメなんだ」と思ってしまいますが、実際にはそうではないケースもあります。1番は愛猫の健康ですから、ニンニクに関することだけでなく、与えられた情報をうのみにせず、冷静に愛猫にとって必要なものとそうではないものの、取捨選択を行っていきたいですね!
その他、猫が食べていいもの・悪いもの
今回紹介した食材以外にも、人間には安全でも、与え方や量によっては猫にとって有害な食べ物が数多くあります。場合によっては命に関わるような食材もあるため、飼い主さんは正しい知識を身につけておくことが必要です。万が一のことが起こってしまわないよう、「猫が食べていいもの・悪いもの」を事前にチェックしておきましょう。
女性 tonakai
30代 女性 コウバコ
以前、ニンニクたっぷりのから揚げをうちの子が食べてしまった事があって、内心ドキドキして様子を見ていましたが、大丈夫だったのは摂取量の割合が害にならない量だったからなんですね。
当時は比較的スリムで、3.7㎏程の体重だったと思います。から揚げ半分程だったので、セーフだったんでしょうか。動物病院にも行きましたが、全然問題ないですよ!と言ってもらえて安心したのを覚えています。
ニンニクが猫用にサプリメントとして販売されていて、摂取することもアリなんだと知る事ができて、更に安心です。
まだ、大きな疾患のないうちの子ですが、何かあった時には、ニンニクサプリに活躍してもらう事もあるかもしれません。
ノミやダニを避けられるのも、薬を使うより良いかもしれないですネ!
とはいえ、日常的にお料理にも使う食材なので、うっかりな置きっぱなしには注意したいと思います。
女性 アリ
少しくらい大丈夫〜と言われても、与えるのはさすがに怖い気がします。
適量を判断するのも、ちょっと怖いです。
と言うか、うちの猫は絶対に食べないと思いますけど。
もともと、猫用の食べ物以外、一切食べない子なので、食べ物に関しては人間の食べ物を一切欲しがらないので、大変助かっています。
でも、「健康な皮膚を維持し、被毛を美しく、そしてノミやダニの付きにくい体質にしてくれる」という効能には驚きました。しかもサプリメントもあるんですね!
知らないことだったので大変勉強になりました。少し前までは玉ねぎ同様、絶対NGだった気がします。確か、皮膚炎や喘息発作を起こすと言われていたはずです。
30代 女性 もっちゃり
どうしても活用しないと!と言う時には使うかもしれませんが、猫にとってはキャットフードが一番だと思ってます。
猫に必要な栄養の勉強もしていないですし、専門知識もないので、軽くあげて良いものでは無いのかなーと言うのが本音。
と言うのも、以前、にんにくではありませんが、主人がお刺身を猫に頻繁にあげている事がありました。
おいしい味を覚えてしまうと、キャットフードを食べる率が減って、尚且つ生のお刺身。
後から知ったことですが、多く食べると必要な栄養素を壊してしまう作用があるそうで、猫の体調が悪化してしまった事がありました。
無知って、ダメですね…
なので、このニンニクも、獣医さんの了解の元、使う日が来たら使うかもしれません。
予備知識として、とても参考になりました!
40代 女性 まりな
50代以上 女性 匿名