猫に「付いてきて!」と言われて辿り着く4つの場所

猫に「付いてきて!」と言われて辿り着く4つの場所

猫は気分や状況によって、人間を案内するかのような仕草を見せることがあります。具体的にどのような仕草をみせるのか、どういった場所に案内するのか、この記事で詳しく解説します。

猫が「付いてきて!」といってる時の仕草とは?

草むらで振り返っている猫

人慣れをしていて警戒心がない猫の場合、人間に対して「こっちに付いてきて!」と案内するかのような仕草を見せることがあります。「にゃー」と鳴いて人間を誘い出し、自分に付いてきているかどうか、時々後ろを振り返りながら案内をすることがあるのです。

まるで本当に「付いてきて!」と言っているような動きを見せてくれるので、その可愛い姿にキュンとする人も多いでしょう。

「付いてこい!」という猫についていったらどうなる?

振り返る猫

もし、猫が「付いてこい!」という仕草を見せてきた場合、本当に猫のあとをついていったらどうなるのでしょうか。結論からいうと、猫の気分によって案内される場所は違ってきます。実際に「猫に案内されたことがある」という人のエピソードなどを見てみると、以下のような場所に案内されることが多いようです。

トイレに案内する

トイレで待機する猫

猫についていったら、猫用トイレに案内されたという飼い主さんは一定数いるようです。

猫用トイレに案内されて、そのまま猫が排泄するところを見せられたという人もいれば、案内したあと猫用トイレ掃除を要求され、トイレ前で「にゃーにゃー」と鳴かれたという人もいます。

飼い主さんが見ている目の前で、猫が排せつをした場合、かなり信頼されている可能性が高いです。

猫は排泄する際、無防備な状態になるため、本来であれば誰の目にもつかない静かな場所を好んで用を足します。しかし、そんな無防備な姿をあえて飼い主さんに見せてくるというのは、信頼されている証といってもいいでしょう。

もし、猫用トイレ前でにゃーにゃーと鳴いたり、何かを訴えるように飼い主さんを見つめてくる場合は、「トイレ掃除して!」と要求している可能性も考えられるので、トイレが汚れているようだったら掃除しましょう。

お気に入りの場所に案内する

嬉しそうな猫

日頃猫が寝床として使っている場所や、お気に入りの日陰スポットなどに人間を案内することもあるようです。

猫としては「ここの場所すごく良いでしょ。一緒にくつろごう!」と言っているのかもしれません。自分が気に入っている場所に天敵を案内するということはないため、やはりこの行動も、猫から信頼されているサインと受け取ってよいでしょう。

エサ皿や水皿の前に案内する

ご飯を食べる猫

猫についていった結果、エサ皿や水皿の前に案内された場合、エサや水の要求をしている可能性があります。

水がなくなっている場合は、継ぎ足してあげましょう。猫は少量の水でも平気な生き物ですが、不足してしまうと脱水症状や腎臓系の病気に繋がることもあるため、水不足には注意が必要です。

また、エサを要求している場合、1日分のエサを食べてしまったにも関わらず欲しがっているのであれば、我慢させることも必要です。

猫の要求のままにエサを与えてしまうと、猫は「この飼い主は、要求すればエサをくれる」と思い込んでしまい、自分の気が済むまで何度もねだってくる可能性があります。ただし、生後1年未満の子猫が要求してきた場合は、成長期にあたるため、たくさん食べさせてあげることが必要です。

子猫の前に案内する

子育てする猫

母猫が自分の産んだ子猫を見せるために、人間を案内することもあるようです。母猫は外敵から子猫を守ろうとする本能が働くため、保護する対象である子猫のもとに案内してくれたということは、「この人なら子猫に危害を加えない」と思っている証拠です。

もし、子猫の前に案内された時は、母猫や子猫を不安にさせないように、そっと見守ってあげましょう。

まとめ

野外でうろうろする猫

今回は猫が「付いてきて!」と言っている時の仕草や気持ちについて、詳しく紹介しました。猫がこのような仕草を見せてくる時は「何かを要求している」か「信頼している人間を自分の領域に案内したい」のどちらかであることが多いです。

どちらにしても、猫から「この人だったら大丈夫!」と信頼されている証拠といえるでしょう。もし、猫から案内された場合は、その信頼を裏切ることがないよう、必要に応じて要求に応えてあげたり、そっと観察してあげるのが好ましいです。

投稿者

40代 男性 みーちゃん命のおっさん

最近よく登りに行く岩山に住んでいる、お気に入りの猫と初めて出会った時、似た体験をしました。
出会った岩場から先へ進むと、その猫が行く先々で現れて、行き着いた先が、その猫の寝ぐらの繁みと、くつろぎ場所の岩の上でした。
単なる偶然かもしれませんが、家に招待してくれたのなら、うれしいですね

スポンサーリンク