猫は嫉妬するとどんな行動に出る?
「外で猫を可愛がってきて他の猫のにおいがついている」「他に飼っている猫やペットばかり可愛がる」「家族や同居人とばかり仲良くしていて構ってくれない」といった事が起きると、いじけて嫉妬してしまう猫はたくさんいます。
猫は嫉妬をするとどのような行動をとる傾向にあるのでしょうか。今回は「嫉妬した猫の行動」にフォーカスを当てて紹介していきましょう!
1. 嫉妬の原因となっている相手に攻撃する
飼い主さんが家族や他の猫やペットばかり可愛がっていると、嫉妬した猫は飼い主さんではなく、その原因となっている相手に猫パンチをしたり、噛みついたり、追いかけまわしたりすることがあります。
嫉妬の対象が他の猫やペットの場合、激しい喧嘩になってしまう可能性もあるため、喧嘩が始まってしまう前に嫉妬している猫にも構ってあげるなどの対策をとりましょう。
2. 飼い主さんに甘えてくる
嫉妬した猫は飼い主さんに構ってもらうために、自ら積極的に甘えてくることもあります。飼い主さんの足元にスリスリと寄ってきたり、可愛く鳴いてアピールしたり、飼い主さんの膝に乗っかってきたり…といった行動をとってきたら、ぜひそのまま猫に構ってあげてみてはいかがでしょうか。
3. 飼い主さんと距離をとる・失踪する
甘えるのではなく、反対に飼い主さんと距離をとってよそよそしい態度をとったり、場合によっては家から失踪してしまう猫もいます。
「構ってくれないならもう知らない…!」といった拗ねる気持ちから、このような行動に出るのでしょう。
家出をした場合、迷子になって帰ってこられなくなる、交通事故や野良猫との喧嘩に巻き込まれる、ご近所の家でトラブルを起こすといったリスクも出てきてしまうため、日頃から家出しないようにドアや窓の戸締りの徹底を行うことも大切です。
4. 飼い主さんに噛みつく
構ってくれない飼い主さんに対して、ガブガブと嚙みついて寂しさをアピールする子もいます。もし、猫がいきなり飼い主さんに嚙みついてきた時は、猫用おもちゃを用意してそちらを噛ませてあげたり、そのまま猫用おもちゃでコミュニケーションをとるのもおすすめです。
5. 飼い主さんの邪魔をする
飼い主さんが本や新聞、スマホ、テレビ、パソコン、家事といった他のことに集中している時に嫉妬してしまう猫もいます。
わざとテレビやパソコンの前に立ちはだかったり、飼い主さんの腕を占領してくる場合は「早く構ってよ~」とアピールしているのかもしれません。
邪魔をしているからといって猫への扱いを適当に流してしまうと、さらに嫉妬してしまうかもしれないので、できる限り構ってあげましょう。
まとめ
猫は自分が嫉妬していることをアピールするために、さまざまな行動に出ます。中にはいじけて喧嘩を起こしたり、家出するといったトラブルに発展することもあるため、日頃から猫に構ってあげる時間を十分にとると良いでしょう。