猫がふて寝してしまうシチュエーション
「ふて寝」とは、思うようにならずにふてくされて寝てしまう事を言います。猫が飼い主さんに気持ちがわかってもらえずに、ふて寝してしまう時はどんなシチュエーションかを紹介して見ましょう。
1 ご飯の時間を忘れられた時
猫はご飯の時間を忘れられた時にふて寝してしまいます。例えば、猫が必死に鳴いても飼い主さんが起きてくれない時、飼い主さんが完全にご飯の時間を忘れている時などです。猫がにゃーと鳴きながらフードのある場所に誘導しているようであればご飯を与える時間ではないか確認するようにしましょう。
2 遊んでもらえなかった時
猫は遊んでもらえなかった時も、ふて寝をします。猫は「今日は遊んでもらえるかな?」「早く遊ぼうよ」とわくわくしながら待っていますが、一向に飼い主さんが遊んでくれません。すると猫は「もういいよ」と拗ねてしまい、ふて寝してしまうのです。
3 ケンカに負けた時
猫はケンカに負けた時にもふて寝をします。子供同士で、ケンカをして負けてしまうと、悔しさから泣きながらふて寝してしまう事がありますよね。猫も猫同士のケンカに負けると「ちぇっ」と悔しさからふて寝するのでしょう。
4 イタズラをして怒られた時
猫はイタズラをして怒られた時にも、ふて寝します。飼い主さんに怒られた事が、悲しかったのか落ち込んでしまったのでしょう。もしかすると、寝て起きたら「飼い主さんの機嫌も良くなっているかな」と言う期待から、そのまま眠ってしまったのかも知れませんね。
5 いつも待たされてばかりの時
「今日も帰ってこないなぁー」と、いつも待たされてばかりの猫はふて寝中です。「どれだけ寝て待てば帰ってくるのだろう...」と内心では思っているのです。猫は留守番ばかりで、寂しさと諦めからふてくされてしまっているかも知れません。
6 獲物が捕まえられなかった時
達成感が得られない時に猫はふて寝してしまいます。獲物を逃してしまったり、捕まえる事が出来ずに、もやもやした気持ちでふて寝してしまったのでしょう。
7 相手にしてもらえない時
飼い主さんに構ってもらえない時にも、猫はふて寝してしまいます。例えば、目の前でゴロンと寝転がってもむしされたり、スリスリしてるのに相手にしてもらえなかったり、一緒に寝ようと誘ってるのに気づいてもらえなかったりするとふて寝してしまうようです。きっと何度も飼い主さんにアピールしたのに相手にしてもらえなかったのでしょう。
8 眠いのに名前を呼ばれた時
眠い時に飼い主さんが構ってきた時は、ふて寝をしている振りをします。猫の名前を呼ばれても「今は眠いからほっといて欲しい」と知らんぷりをしてしまうのです。猫は面倒臭い時に、呼びかけられてもふて寝するテクニックを持っているようです。
9 自分以外に愛情が向けられた時
同居猫や自分以外の人に、愛情を感じた時に猫はふて寝してしまいます。猫は、自分を見てくれない寂しさから、拗ねてしまうのです。「もっと愛されたい」と切ない気持ちでいるのかも知れませんね。猫の性格も、気持ちと逆の行動をとってしまう事があるので、気づいてあげたいですね。
まとめ
猫がふて寝してしまうシチュエーションはいかがでしたか?猫は、色んな気持ちを抱えながらふて寝しているようです。ふてくされてそのまま寝てしまう事もあるのでしょう。
猫のふて寝してしまった時に、寝たふりだけで飼い主さんが来るのを待っている事もあります。私も経験があり、猫の名前を呼んだら走ってきたことがありました。
猫が、ふて寝してしまったら機嫌をなおしてあげましょう。猫が起きたら、いっぱい遊んで「大好きだよ」と伝えてあげてスキンシップをとりましょう。きっと猫もご機嫌になって、仲も深まると思います。