猫が不機嫌な理由
猫が不機嫌な理由はどのようなことが考えられるのでしょうか。大切に育てているつもりなのに、飼い主自身が気づかないうちに猫を不機嫌にさしてしまっていては嫌ですよね。そこでここでは、猫が不機嫌な理由として考えられることをいくつかご紹介させていただきます。
遊んでもらえない
猫は体を動かして遊ぶことが大好きです。そんなときに飼い主が用事をしていて相手にしてもらえず遊んでもらえなかったり、構ってもらえないと不機嫌になってしまうことがあります。また、キャットタワーなどの遊ぶ場所がない場合にもストレスになって不機嫌になることがあります。
飼い主の留守が多い
飼い主が仕事などで自宅をあけることが多く留守ばかりであると猫は寂しさのあまりに拗ねてしまい、不機嫌になってしまうことがあります。仕事や外出先から帰ってきても尚構ってもらえないと不機嫌になるのはもちろん、なつかないようになってしまいます。
しつこく触られる
猫はマイペースで自分勝手な動物です。甘えたいときには自分から飼い主の方へ寄ってくるのですが、それ以外のときに飼い主にしつこく触られてしまうと不機嫌になってしまいます。また、グルーミング中などに触られるとますます不機嫌になるので注意が必要です。
飼い主が香水をつけている
猫は香水などの臭いがきついものが苦手です。香水だけでなく、柔軟剤などに反応して嫌がって不機嫌になってしまうこともあります。特に猫は柑橘系の臭いを苦手としているので飼い主は気遣うようにしましょう。
キャットフードに満足していない
猫はキャットフードに満足していないと不機嫌になってしまいます。
- キャットフードを出すと餌の周りをカリカリと埋める仕草をする
- キャットフードを出すと近寄ってくるのに匂うだけで食べない
これらのような仕草があればキャットフードに飽きているサインです。
大きな音
猫は聴覚が人間の10倍優れています。自宅の近くで工事がうるさかったり、自宅でピアノや何か大きな音がつづくことがあればストレスで不機嫌になってしまうことがあります。
以上のようなものが猫の不機嫌な理由としてあげられます。また猫は不機嫌なときに以下のような仕草や行動をします。不機嫌なサインですので見逃さないようにしてください。
尻尾の動き
猫は不機嫌なときに尻尾の動きに変化があります。不機嫌なときにな「ばたんばたん」と上下や左右に動くようになります。これは、不機嫌でイライラしているサインです。
不機嫌な仕草
猫が不機嫌なときには爪を立てて引っ掻いたり、噛むと言ったことをします。
鳴き声
猫は不機嫌なときのシャーと威嚇をするような声を出します。このシャーと言う鳴き声は天敵である蛇の鳴き声を似せたものなんです。相手にこれ以上近寄って欲しくないというサインなんですね。
猫が不機嫌な時飼い主がすべきこと
猫が不機嫌な時飼い主がすべきことはどのようなことがあるのでしょうか。猫が不機嫌なことに気がついても「どうやって機嫌をとればいいんだろう」と悩んでしまうことがありますよね。そこでここでは、猫が不機嫌な時飼い主がすべきことをいくつかご紹介させていただきます。
静かな環境作る
猫が音などが騒音でストレスになってしまい、不機嫌になっていることもあるのでそのようなときには猫が過ごしやすいように静かな環境を作ってあげると良いでしょう。また、工事などでどうしても音がなんともできない場合には防音効果のあるカーテンなどにしてあげるのも対策の1つです。
体を動かせる場所を作る
猫は体を動かすことによってストレスを発散するこもができます。キャットタワーがない場合には設置をしてジャンプがたくさんできるような環境に、そして一人の時間にも遊ぶことができるようにボールなども与えてあげると機嫌良く遊んでくれるでしょう。
たくさん遊んであげる
飼い主が自宅を留守にすることが多いのであれば、帰ってきたらたくさん遊んであげたり構ってあげて猫が甘えることができるように相手をしてあげましょう。猫が近寄ってきたときには無視せずにきちんと撫でて相手をしてあげてください。
爪研ぎを設置する
猫は爪研ぎを設置し、爪を研ぐ環境があるだけでストレスを発散することができます。ストレスの原因がわからなくても、ストレスが軽減されれば機嫌が良くなることもあるでしょう。一度、設置してみてくださいね。
機嫌取りにおやつを与える
猫が不機嫌なときに一番効果のあるものが「おやつ」です。猫が大好きな「ちゅーる」などのおやつを与えることで飼い主と簡単にスキンシップが取れることはもちろん、美味しいおやつを食べれることによって機嫌も良くなります。
まとめ
猫は不機嫌な理由を改善しなければ飼い主になつかなくなってしまいます。おやつのちゅーるで機嫌を取ったり、マイペースな猫とうまく付き合うことが大切と言えるでしょう。
20代 女性 匿名