猫がもみもみする理由とその時の気持ち

猫がもみもみする理由とその時の気持ち

猫が前足でもみもみする仕草は猫の可愛い行動のNo.1ではないでしょうか? 猫がもみもみする姿が好きで、テレビ、又はネット動画等で検索して御覧になったことがある方もいらっしゃいますよね。 猫がもみもみする理由やその時の気持ちを解説したいと思います。

猫がもみもみする理由

猫の脚

猫を飼われていない方でも、何かで一度は猫がもみもみする姿を見たことがありますよね。一生懸命、前足を閉じたり開いたりとマッサージするかのような姿が愛らしく、猫のもみもみ行動に癒される方も多いと思います。

この可愛らしいもみもみ行動の理由、実は、まだ子猫のとき、母猫からおっぱいをもらうときに、もみもみすることにより乳腺を刺激して、おっぱいの出をよくするための行為なのです。

その名残が成長しても残っていて、色んな物に対して猫はもみもみするのです。また、飼い主さんへの愛情表現で、肉球から出る臭いをつけるマーキング行為とも言われています。

猫がもみもみする物

  • 毛布やクッション
  • 人の身体
  • 他の動物
  • ぬいぐるみ等

やはり、猫ちゃんのもみもみは温かみがあり、柔らかいものに対して行うことが多いです。母猫に似た感触を求めているのですね。

猫がもみもみする時

多くの猫ちゃんは眠りにつく前にもみもみをします。それ以外にも大好きな飼い主さんに抱っこされているとき、飼い主さんに甘えたいとき、擦り寄ってきてもみもみと始めます。

飼い主さんの膝の上などでもみもみする場合、爪がでていることも多く、直接肌に当たるととても痛いのでお気をつけください。

猫がもみもみしている時の気持ち

猫の顔

猫がもみもみしているときは、とても幸せそうな表情をしていることが多いですよね。見てのとおりで猫がもみもみしているとき、「幸福感」や「温かくて気持ちがいい」等、リラックスできている状態なのです。

母猫と一緒にいるかのような安心感と、飼い主さんに対しての深い信頼と愛情を表しています。猫にとってもみもみは至福の時間ですし、見ている側も幸せになれる時間ですね。決して邪魔することなく、そっともみもみを見守りましょう。

もみもみ行動をしない猫

猫の親子

母猫が子猫に母乳を与えるのは生後3か月ほどと言われています。生後3か月もたつ子猫には歯も生え、固形物も食べられるようになりますし、おっぱいを吸われると歯が当たって痛いので母猫は子猫を威嚇し母乳を与えません。

このように母猫自身からしっかりと離乳を受け、親離れができている猫の中には全くもみもみをしない子もいます。

まだ甘えたい盛りの小さなとき、生後3か月以内に何らかの理由で離乳が早かった猫ちゃんに、このもみもみは多く見られます。

また性別でも差があり、どちらかと言うと雌の猫に「もみもみする」子が多く、雄の猫で自分がとても強い!と思っている猫は「もみもみしない」子もいます。

とても可愛い仕草ですが、もっと母猫の愛情を受けたかっただろうと考えると、少し切なくなりますね。

猫のもみもみと一緒に見られる行動

あごの下を撫でられる猫

ウール製品を吸うウールサッキング

猫がもみもみしている毛布や、ぬいぐるみ等のウール製品を吸っている姿を見たことがありますか?実はこの行動には名前があり「ウールサッキング」と呼ばれています。

ウールサッキングを行う原因ははっきりと分かっていないのですが、やはり早期離乳により、母猫から十分な愛情を受けられなかったストレスが一番の原因ではないかと考えられています。

ウール以外にも、ぬいぐるみやダンボール、プラスチック類を対象にする子もいます。当然ですが猫はウール製品を吸収、消化することができません。

ごく少量のウールであれば便とともに排出されますが、大量に繊維を食べてしまうと、腸に詰まってしまうなどにより食欲不振になり、嘔吐を繰り返すなど最終的に手術が必要になるケースもあります。

チュウチュウと吸っている程度なら大丈夫ですが、噛み切ってしまうようであれば改善策が必要です。

ウールサッキングの対策方法

  • 対象となるものを猫から隠す
  • 高繊維のフードを与える
  • お腹が空かないよう、好きなだけフードを与える
  • 対象となるものに猫の嫌いな臭いをつける
  • たくさん遊んであげる等

幾つか対策方法はありますが、どうしても改善されない場合は、獣医さんに相談してみることをおすすめします。

ウールサッキングはストレスが原因で行われているのではないかと考えられていますが、一部の猫では強迫性障害が関係していると考えられています。

人間にもおこる症状ですが、不安や不快な気持ちを消すことができない時ってありますよね。そんなときに猫は我慢しきれず、ウールサッキングを繰り返してしまうのです。

もし強迫性障害が疑われるのであれば、適切なお薬を処方してもらうことが改善策と言えるでしょう。

喉をゴロゴロ鳴らす

猫がもみもみしているとき、喉がゴロゴロ鳴っていることが多いです。猫が喉をゴロゴロ鳴らすときの気持ちは幾つかあります。

  • 安心感や幸福感
  • 嬉しいとき
  • 甘えたいとき
  • 何か要求しているとき
  • 体調が悪いときなど

猫のもみもみの仕草自体が母猫のおっぱいを押している名残なので、もみもみと同時に猫が喉をゴロゴロ鳴らすときは高い安心感や幸福感、飼い主さんにたくさん甘えたいと言う気持ちです。

また、何か要求している場合もあるので、甘えながら「御飯、頂戴」と伝えているケースもありますし、「御飯、美味しかった、ありがとう」と嬉しい気持ちの表現でもあります。

しっかりコミュニケーションをとって気持ちを探ってみてくださいね。

まとめ

女性とキスをする猫

母猫からの愛情不足を感じてしまっている猫ちゃんにもみもみは多く見られるようですが、実際に、もみもみしているとき猫ちゃんはとても幸せを感じているのです。

飼い主さんを信頼している証しでもありますし、母猫の代わりに愛情をたくさん注いであげてくださいね。

投稿者

40代 女性 ぐりの母

 愛猫がフリースの掛布団でフミフミチューチューしています。時々少し食いちぎっているようです。穴を開けるほどではありませんが、飲み込んでいないか心配です。止めにはいると機嫌を損ねて噛みついてきます。どうすれば止められるでしょうか。
投稿者

50代以上 女性 ぶん

3 年前の9月の大型台風の次の日「ふじおくん」が我が家に迷い混んできました
誰かが捨てたのか、耳は垂れ耳ですが毛色はキジとら スコティッシュフォールドが混じったミックスネコのようでした まだ6か月ほどの子猫でしたがやたら両手足が大きく、体は小さくとも手足は虎のようでした 手足は日をおうごとに肉球が固く膨れ上がったり、指が大小バラバラだったり、そのため爪が肉球に食い込んだり それでも穏やかな性格で誰にでもなつき、不自由な手足で、ぎこちない歩き方でも普通に生活してます 良い獣医さんとも出会い、定期的に様子を見てもらったり、関節軟骨に良いサプリメントもすすめていただいたおかげで、さらに元気に動き回ってます ジャンプもできるし階段もへっちゃらです
彼の愛くるしい姿にいつも癒されています
投稿者

40代 女性 ドロシー

うちの子は毎晩一緒に寝る時私の腕をモミモミ。

ちなみに親戚のスコはちっとも甘えません。

いつもキャットタワーの上から飼い主を見下してます。

おかげでうちの子自慢をしようものならそこはかとない嫉妬を感じます。
投稿者

30代 男性 KOW

数年前に死んだウチの猫、だっこしてる時にツメ立ててふみふみするせいで何度落としそうになった事か…
投稿者

30代 女性 pigmon

上の子も小さい時はフミフミが多かったのですが、2年もすると少し減ってきてました。でも2匹目を保護してからは一層拍車がかかるようにフミフミしてくるように!
ヤキモチなのかな?先住猫なので色々と優先してるのですが、そうすると下の子が拗ねて悪戯をします。う~ん、人も猫も同じですね。少し大変ですが、だからこそ愛おしいのかも!
投稿者

30代 女性 匿名

私の猫は膝の上に乗ったら、私のシャツをフミフミしだし、チュパチュパと吸います。その結果、私の襟から胸くらいまでの辺りのシャツはビチャビチャで、私が爆睡してる時にも上に乗りしてた事があり、ビチャビチャになったシャツを着てた私は寒くなり起きたことがあります(笑)
投稿者

40代 女性 匿名

もう随分前に飼っていたウチの子は、私の中指か薬指の根元のちょっとふっくらした所をよくフミフミしながらチュパチュパ吸ってました。
私の指しか吸わないのでちょっと特別な気がして嬉しかったなぁ
投稿者

40代 女性 マリモ

我が家の長男のレオンが1番甘えん坊で寝る時に必ず布団に入り腕枕をしながらモミモミタイムになります(笑)満足してから腕枕で寝ます(笑)めっちゃ可愛すぎる長男坊です
投稿者

50代以上 男性 DA

車庫隅で蹲る毛玉、余りに動かないので白装束の館へ「生後5~6カ月程で小さすぎてレントゲンでは良く解らないが腰骨か関節が…」怪我の後遺症で軽くビッコを引くがヤンチャな甘たれな子、18年経ち、日向ぼっこで寝ている時間が長くなり夜お気に入りの秘密基地に寝ている日々、ここ何日か夜中に来ては顔をペシぺシ「布団の中に入れろ」の催促してアイドリングしていたが、夜中に勝手に虹の橋の向こうに逃げて行った…早く毛皮着替えてチュール食べに帰っておいで。
投稿者

40代 男性 匿名

うちの子(生後1か月ほどで親とはぐれたところを保護されて、うちにやってきた)は1年くらいまで左前腕に乗り、半そでシャツの裾を吸いながらふみふみをするのが日課でした。しかし成長するにしたがって重くなり、また時間も1時間以上続けるので腕が痛くて非常に困りました。そして飽きるとそのまま肩に上り、おならをして逃げるという困った子でした。もう亡くなって3年が経ちますが懐かしい思い出です。

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