猫が毛布を「ふみふみ」する理由

猫が毛布を「ふみふみ」する理由

猫が一心不乱に毛布をふみふみしている現場を、目撃したことはありませんか?猫の「毛布ふみふみ」はとても可愛らしいですね。その姿に心を奪われ、メロメロになってしまう方は、多いです。なぜ猫は毛布をふみふみするのか、その理由と、ちょっと心配な「ウールサッキング」について、お伝えしていきます。

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猫はなぜ、毛布をふみふみするのか?

毛布の上にいる猫

猫が毛布や飼い主のお腹などに、ふみふみするのは、以下の理由が考えられます。

  • 甘えている
  • 子猫気分に浸っている
  • ストレス解消
  • 母猫と早くに離れた

猫が毛布をふみふみする理由:甘えている

毛布に入っている猫

人に飼われている猫は常に飼い主が側にいるので、自立する必要がありません。飼い主は猫にとって、母猫とみなされます。その為、いつまでも猫は子猫の部分が残っているのです。半分成猫で、半分子猫、と言った感じでしょうか。猫が毛布や飼い主をふみふみする時は、甘えていると考えて良いでしょう。

猫が毛布をふみふみする理由:子猫気分に浸っている

仰向けで寝ている猫

猫が前足で毛布などをふみふみするのは、母猫から母乳を貰う時にしていた行動です。母猫のお乳を前足でふみふみすると乳腺が刺激され、母乳の出が良くなるからなのです。その時の、母猫を近くで感じていた時の幸せな気分が蘇り、ふみふみする、と言われています。眠い時にする事が多いようです。きっと、夢見心地なのでしょう。この時の猫は完全に一人の世界に突入しているので、撫でるなどせず、そっと見守ってあげてください。

猫が毛布をふみふみする理由:ストレス解消

毛布の下にいる猫

日常生活でストレスを感じていて、ふみふみする事で安心して、ストレス解消を行なっている事も考えられます。人で例えると、仕事が終わって帰宅し、好きな事をしてホッとする時間、と言う感じでしょうか?こういう時間は誰にも邪魔されたくないですから、やはり猫も、そっとしておいてあげましょう。

猫が毛布をふみふみする理由:母猫と早くに離れた

箱に入っている子猫

子猫が母猫と一緒にいるのは、生後3ヶ月くらいまでです。それを過ぎると子猫たちは自立していきますが、完全に自立する前に母猫と何らかの理由で離れてしまった子猫は、ふみふみする傾向が強いようです。子猫の時に十分、母猫に甘えられなかった事が原因なのだとか。まだまだ甘えたい時期に甘えられなかった分、毛布や飼い主に甘えているのでしょう。

猫が毛布を吸う「ウールサッキング」とは?

毛布の下で眠そうな猫

猫が毛布などを吸う、噛む事を、「ウールサッキング」と言います。ウールサッキングは、猫が栄養のないものを食べる「異食症」の一つであり、時に吸ったり噛んだりした毛布の繊維などを飲み込んで腸に詰まり、重大な事態を引き起こすことがあります。

ウールサッキングの原因は、何かの疾患や精神的なものだと考えられています。早くに母猫と離れた事が原因と考えられていた事もありましたが、2016年に行われた研究では、早期離乳とウールサッキングには関連性が認められませんでした。更に、完全室内飼いの猫よりも、外に出る猫の方が、ウールサッキングをすることが多いようです。猫種では、シャム猫やバーミーズ、それらの猫種が血統に入っている猫種で、起こりやすいのだとか。

猫が毛布で「ウールサッキング」をする時の対処法

もし愛猫がウールサッキングをしていたら、まずは獣医師の診療を受け、原因を突き止めましょう。原因により、その対処法も異なります。何かの疾患や精神的な強迫障害の場合は、その治療が必要ですし、他の原因の場合、猫がウールサッキングをしないような環境を整えます。なるべく室内にウールサッキングをするような毛布などのようなものは置かない、それが難しい場合は忌避剤を使う、などです。

退屈や不安でウールサッキングをしている場合は、マメに遊んだり、パズルフィーダーなどを使って猫の好奇心を満たせるような工夫をすると良いでしょう。飼い主の帰宅時間を同じにする、ご飯の時間を一定にするなど規則的な生活をさせ、猫が一日の生活の流れを把握できるようにするのも、大切です。

まとめ

毛布に入っている子猫

猫の毛布ふみふみは可愛いですが、それが過剰になって吸う、噛むの行動に出たら、気をつけましょう。我が家の猫は、1番年長の猫が、1番ふみふみします。元々甘えん坊の性格もあるのでしょうが、普段後輩に遊びを譲るなど、我慢しているからなのかな、とも思います。そんな遠慮深い性格なので、子猫の時ももしかすると、兄弟猫に遠慮して、母猫に十分甘えられなかったのかもしれませんね。

眠くなるとゴロゴロ言いながら、ふみふみふみふみ、しています。目は完全に、どこか別世界へ飛んで行っています(笑)。今では私が母猫代わりなので、この愛おしい子を、守っていきたいと思います!

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